早速ジェスチャーゲームを始めることになったけど…………
「何で僕らも?」
僕らは僕らで別の特訓をするじゃないのかなと思っていたけど…………
「色々と試す必要があるから……」
「と言うかやる必要あるのか?」
善逸の突っこみは流され、ちゆがペギタンから見せられた紙の内容を元にジェスチャーを始める。
「やべ……全く分からねぇ……」
「だからやる必要は……」
伊之助は分からず、善逸はまだ言ってるけど…………
「はい‼オッス、俺、沢泉ちゆ‼温泉だ~いすき」
「違うラビ」
「ちゆは俺とか言わないペエ!」
「はい!こんにちわ、私沢泉ちゆ!温泉だ~いすき」
「だから違う‼」
「あ!?オッス!俺、沢泉ちゆ!紫乃っち大好き‼」
「違うよ~私、沢泉ちゆ!紫乃くん大好きだよ‼」
「自己紹介から離れるラビ‼」
「て言うか……何この公開処刑は……」
絶対二人ともふざけてるだろ……
「普通に自分が引き付けるから、右側を攻めてじゃないのか?」
「おぉ~流石は紫乃っち。愛の力?」
「ちゆちゃんと通じあってるね」
「/////」
二人に誉められるけど、ちゆが顔を手で隠していた。
「……ちっ‼」
何故か善逸に舌打ちをされるのであった。
「そもそもやってる内に攻撃されるだろ……」
「玄弥、あくまで心を通じあえるようにだから……」
玄弥とカナヲの言う通りだ。戦闘中にやっていたら攻撃されるけど、今回はあくまで以心伝心できるようにするためだから…………
「紫乃、紫乃」
するとちゆは僕の肩を叩き、さっきとは違う動きをして…………
「…………」
僕はちゆを抱き締めた。
「あの二人……何してるの?」
「ちゆちゃんのジェスチャー何だったんだろう?」
「おい、紋逸、何抜いてるんだ?」
「あいつ……見せつけやがって……」
嫉妬に狂う善逸は玄弥に押さえつけられるのであった。
ショベルカーの前にバテテモーダ、八瀬、病葉の三人がいた。
「嫌な臭いがするね……健康な地球の臭いは‼」
「何で俺が……」
「あんたとは他人の気がしないんだよね~仲良くしようぜ」
「まぁいいか」
「…………声、似てる」
今度はお題にそったもののポーズをすると言うものだ。
「それじゃ行くよ~」
「猫のポーズ」
三人は猫のポーズをするけど、合わない。
「ペンギンのポーズペエ」
また合わない……
「ウサギのポーズラビ」
あわ…………
「ちゆ……かわいいよ」
「紫乃ったら……」
「げんやん、紫乃に突っこみ」
「突っ込んだら敗けだろ」
何かまた呆れられてしまった。いや、本当に可愛かったからな。
ラビリンたちは一旦作戦を練り直すと言うことで、鞄の中に入るのであった。
僕ら休憩することになり、お茶を飲んでいると……
「そういえば紫乃っちの鍛練ってどんなのなの?」
「えっ?」
「あそこまで震えるなんて……トラウマになるほどなの?」
「ははは、柱稽古とかに比べたらまだまだなやつでしょ」
「軟弱だな」
善逸と伊之助の二人がそう言うけど……みんな凄い鍛練をしてるんだな……
「あまり思い出したかないけど…………小学生の頃に、雪山におじさんと一緒に行って…………」
『雪の呼吸に必要なものは、雪と言うものを知ることだ‼』
と言われてパン一にされて、吹雪の中瞑想させられたり…………
『寒さに慣れろ‼そうすればいつもと変わらないように動ける‼』
木刀で熊と戦わされたり…………
「それぐらいかな?」
話終えると、みんなが絶句していた。
「下手すれば……虐待にならない?」
「うん……」
「小学生の頃、一時期姿がなかったのはそう言うことだったのね…………」
「あれ?何でか柱稽古の方がまだマシなんだけど…………」
「熊くらい倒せるだろ」
「それ、伊之助くらいだからね……」
「お前、苦労してるんだな」
何故か慰められる僕であった。
そんな時、ラテが具合悪そうになり、急いで声を聞くと……
『おっきな車さんの中で小さな石さんが泣いてるラテ』
僕らは急いでメガビョーゲンの場所へと向かうと、そこにはショベルカーのメガビョーゲンが暴れていた。
「みんな‼行くよ」
「「「スタート」」」
「「「プリキュアオペレーション」」」
「「重なる二つの花!キュアグレース!」」
「「交わる二つの流れ!キュアフォンテーヌ‼」」
「「溶け合う二つの光‼キュアスパークル‼」」
「「「地球をお手当て‼」」」
「「「ヒーリングっとプリキュア‼」」」
のどかたちがプリキュアに変身し、メガビョーゲンに向かっていこうとすると、何処からともなく現れた何かに吹き飛ばされる。
「何?」
「チース‼あんたたちがプリキュアと鬼狩りですか?はっじめましてー」
「だ、誰にゃ?」
「あ、あれもビョーゲンズ?」
「自己紹介したいとおもいっます‼自分、この度ビョーゲンズ‼注目若手として新登場した‼バテテモーダっす」
「バテテモーダ……カピバラみたいな見た目しやがって‼」
「カピバラ?ネズミじゃないの?」
「いや、あれは海狸だ‼」
「何でもいいんじゃ……」
「と言うか伊之助と被るんだけど……」
「んだと‼俺は猪だ‼ネズミに負けるか‼」
「鬼狩りのみなさんは名前を覚えるのが苦手なようで‼任せるよ‼」
突撃していく伊之助の前に黒髪の少女が現れ、一瞬で投げ飛ばした。
「…………」
「あいつは!?」
「よそ見をするな‼」
更に僕らの前に下弦の鬼が現れて、拳を放つ。僕らは一旦後ろに下がった。
「俺は病葉‼下弦だが……舐めてかかるなよ‼」
「…………四鬼将 八瀬」
四鬼将?まさかと思うけど、酒呑や茨木と同じ…………
「…………あの鬼擬きは私が」
「いいぜ‼鬼神さまから受け取った力を見せつけてやる‼」
病葉がカナヲたちに向かっていき、僕は八瀬と対峙していた。八瀬は何処からともなく出した大剣で向かってくる。僕は日輪刀で受けきるが……
「重い‼」
「しっかりしないとダメ……」
追撃に蹴りを放つ。強い……
「強いけど……僕だって……」
僕は鬼化し、八瀬に向かっていく。
『漆ノ型‼雪崩』
「ん!?」
技を叩き込むが、八瀬は動じない。だけど……
「身体……変?」
「日輪刀に僕の血を塗ってあるからな。鬼神たちの鬼にも有効か」
「毒?」
僕は八瀬の胸ぐらを掴み、そのまま投げ飛ばした。
グレースたちの方を見るとうまく連携してバテテモーダを吹き飛ばし、メガビョーゲンと激突させる
「今ラビ‼ミラクルヒーリングボトルを」
「トリプルハートチャージ!」
「「届け!」」
「「癒しの!」」
「「パワー!」」
「「「プリキュア・ヒーリングオアシス‼」」」
ヒーリングオアシスでメガビョーゲンを浄化した。
「ははは、メガビョーゲンやられちゃったか。まぁいいや」
「笑ってる……」
「どうして……」
「どうして?だって自分がやられた訳じゃないからね。それにしても戦うのって超楽しい。これで終わりだと思わない方がいいっすよ。注目若手は自分だけじゃないッスから」
バテテモーダは以前戦ったメガビョーゲンから生まれたことを言い、そのまま姿を消すのであった。そしていつの間にか病葉も八瀬も姿を消していた
「あの下弦‼足止め役か!」
「それでも……強かった……」
「…………」
戦いがもっと激しくなりそうだな……でも……
僕はのどかたちの方を見た。みんなは挫けてない。それなら大丈夫…………だけど……
「…………」
ひなただけは深刻そうな顔をしていた。
次回はひなたifです。その後はオリストになります