鬼舞辻を倒して数ヵ月後
産屋敷邸で実弥と義勇の二人は当主である輝利哉の前にいた。
「戦いが……続くですか?」
「あぁ」
「鬼舞辻を倒し、鬼も全て消滅したと言うのに…………」
実弥もまた義勇の疑問に同意していた。これ以上戦うことはないはずなのに…………
「先代曰く別世界での戦いは続く。その戦いが終わらない限りは……と言うことですよ」
別世界?輝利哉は何を言っているのか理解できない二人。輝利哉は更に話を続けた。
「覚えているだろうか……上弦の伍と肆を倒した際に出たある隊士たちの事を」
「「!?」」
二人は覚えていた。謎の力で鬼を浄化した三人の少女と鬼のような姿になり、鬼を弱らせた少年の事を…………
「彼等は別世界の人間であり、悪意を持った者たちによって蘇った鬼たちと戦っている。死んだ子達と共に」
「「!?」」
理解するのにかなりの時間が有した。あの時、アマネ様は鬼殺隊の切札と言っていたはずなのに、まさか別世界の住人で、死んだ皆と一緒に戦っていることを……
「岩柱には話していたみたいだ。霞柱と炭治郎は彼等から話は聞いていたみたいだよ」
「それで……俺たちもその世界で戦えと?」
「お館様の命なら……」
「…………すまない。ようやく戦いから解放されたのに…………」
頭を下げる輝利哉。実弥と義勇の二人は慌ててそれを止める
「頭を上げてください!?」
「我々は戦います‼その世界で皆が戦っているのであれば…………」
「すまない……今回の件は元柱である宇隋にも、そして炭治…………」
「炭治郎も戦わせるのですか?」
「…………義勇。彼にも話しはした。私自身、あの兄妹にはもう戦いとは無縁であってほしく、話だけにしたのだが…………」
「…………」
炭治郎side
禰豆子と病室にいると、義勇さんが訪ねてきた。
「……炭治郎」
「義勇さん、どうしたんですか?」
「炭治郎…………禰豆子……お前たちは戦うのか?」
「……もしかして紫乃の事ですか?」
紫乃……彼は刀鍛冶の里で出会った不思議な人だ。鬼の力を宿し、別の世界で戦ってる
「助けたい」
「助ける?」
「はい、助けたいんです。紫乃は戦うために鍛えてきたんじゃなく、守るために戦おうとしているから…………俺も禰豆子も一緒に紫乃の守るための戦いを助けたいんです」
「…………そうか、お前が、お前たちが決めたことなら……止めない」
「義勇さんも一緒に戦いましょう」
「あぁ‼」
紫乃……待っていてくれ。俺も一緒に戦うから……そして禰豆子も……力になるために宗一さんから受け取った物がある
それは紫乃と同じ人の身でも鬼となる薬…………
禰豆子も決意したんだ。止めることは出来ない
炭治郎は2パターン考えていましたが、普通に参戦パターンになります