「暇だからポッキーゲームしよう‼」
僕の家で宿題をしていると、ひなたが突然提案してきた。
「宿題は?」
「ちゆちー固いよ~ちょっとした休憩だよ~」
休憩か……それにしては早すぎるような……
「ポッキーゲーム?」
のどかはポッキーゲーム知らないのか……まぁやることはないし……
「のどかっち、ポッキーゲームはね。お互いにポッキーの端をくわえて、少しずつ食べていくの。途中で折れたら負け」
「最後までいったら?」
「どっちも勝ちかな?それじゃあ最初は…………」
ひなたは僕とちゆの方を見ると…………
「のどかっちとちゆちー」
あれ?てっきり僕とちゆだと思ったんだけど…………
のどかとちゆの二人はポッキーの端をくわえて、少しずつ食べていく
「何だか恥ずかしいね////」
「そ、そうね///」
二人は顔を紅くしながら食べていく。あと数センチまで来ると…………
「…………ちゆちゃん」
「の、のどか……」
何か変な空気が流れた。何か僕がいたらダメな気が…………
「う~」
耐えきれずにのどかの方が折れた。
「ちゆちーの勝利ー‼」
「これ凄く恥ずかしいよ~」
「流石にこれは……」
「それじゃちゆちー、私と勝負」
「あれ?紫乃くんとじゃないの?」
のどか……それはまずいから勘弁してくれ。
「そうね…………順番的にはひなたと紫乃ね」
あれー?ちゆさん?
「えぇ!?」
「ほら、早く」
「ひなた、諦めろ」
何かちゆが怖いからやった方がいいな。
ひなたも諦めて、僕とポッキーゲームをすることになった。
「/////」
「ひなた?」
ひなたは真っ赤になりながら、直ぐ様ポッキーを折ってしまうのであった。
「ひなた……早すぎないか?」
「だ、だって……最後までしたら……その……」
何かひなたらしい理由な気がする。さてそれじゃ……
「僕とちゆか?」
「えぇ」
何か声のトーンが上がったのは気のせいか?
「うぅ、この二人だと……オチが……」
「オチ?」
僕とちゆの二人でポッキーゲームを始める。お互い一生懸命ポッキーをかじっていく。
ちゆは特に顔を紅くせずに続けていく。
あと数センチまで来ると…………距離も近くなり、これはかなり恥ずかしいな…………
「ち、ちゆ?」
「…………」
ポッキーを最期までやると…………唇に触れた。
「んん!?」
「ん…」
唇を離すとちゆは……
「しちゃったね////」
「ち、ちゆ……」
もしかして積極ちゆなのか?
「ほらーーやっぱりーー」
「二人とも……仲良いね」
ひなたは予想していたのか…………あとのどかは仲いいで済ませるの凄くないか?
「紫乃……もう一回……」
「ち、ちゆ……」
もう一度…………と言うかポッキーなしなの!?
「ちょ……ちゆ……」
のどかとひなたの二人に助けを求めるが二人はマジマジ見ていた。
見てないで止めて欲しいのだけど…………
「紫乃……」
もう少しでキスしそうになった瞬間
「お茶持ってきたから休憩でも…………」
「あっ…」
「ちゆ…」
「何か邪魔したみたいだな」
お茶を持ってきたカナエさん、ラビリンたち…………
「その……のどかちゃん、ひなたちゃん……二人の邪魔しちゃ悪いから出ていきましょう」
その気遣いは……少しおかしい気がしますよ……カナエさん
「あっ////」
ちゆも正気に戻り、とりあえず宿題の続きをすることになるのであった。