ヒーリングっど♥プリキュア 雪の呼吸の使い手   作:水甲

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if のどか ①

私と彼との出会いはほんの些細なきっかけだった。

 

彼は私の隣の家に住んでいる。

出会ってから色々と衝撃的な出来事が起こったけど……彼と一緒に頑張れた……

 

 

 

 

 

 

「のどか?調子悪いのか?」

 

「えっ?」

 

不意に声をかけられた。そうだ。今日は紫乃くんの家で勉強を教わってるんだった。

 

「少し休むか?」

 

「さっき始めたばっかりだよ~大丈夫」

 

「そう?」

 

紫乃くんは勉強できる方だ…………だからちょっとした時間にこうやって教えてもらってる

 

「紫乃くんって、昔から勉強できる方だったの?」

 

「ん?そういう訳じゃないな…………ほら、前に話したけど、僕も病弱だったんだ。病院にいる間はそれとなく勉強をしていたな」

 

「そっか……」

 

「まぁこうして……いるのも宗一さんのお陰だけど……」

 

紫乃くんの身体には特殊な血液……鬼の血が流れている。それのお陰で身体が丈夫になって、再生能力や身体能力が人よりも上がってる……それについて悩んでいたこともあるけど……紫乃くんは紫乃くんだ

 

「ん?のどか、少し動かないで」

 

彼はそう言って私の髪に触れた。突然のことで驚く私……

 

「し、紫乃くん……」

 

「はい、髪にゴミついてたよ」

 

そう言って見せてきた紫乃くん…………何というかそう言うことをいきなりやらないでほしい……凄くドキドキするから……

 

「ねぇ、紫乃くん……」

 

「何だ?」

 

「紫乃くんは好きな人いるの?」

 

「好きな人?」

 

私……無意識に聞いていた……でも仕方ないことだ。

彼の思いを寄せている人が私以外だったら…………私は素直に応援したい……

 

「まぁ……いるかな?」

 

いるんだ…………このままこの話を終わらせてもいいけど……私は更に問いかけた

 

「誰?」

 

「…………教えない」

 

「そっか」

 

これ以上は聞かないことにした。だって聞いたらいけない気がするから……

 

 

 

 

 

 

 

少し時間が経ち、気がつくと夕方になっていた。私はそろそろ帰ることを伝えようとすると……

 

「寝てる……」

 

疲れているのか寝てしまっている紫乃くん……起きるの待つべきだけど……いつ起きるか分からないから…………私はメモを残して帰ろうとする……

 

だけど何故か立ち止まり……私は紫乃くんに耳打ちをした

 

「紫乃くん……好き。大好きだよ」

 

今だけは自分の気持ちを伝えさせて…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫乃side

 

目を覚ますとのどかの姿はなかった……なかったけど……

 

「あの時の言葉は……嘘じゃないよな」

 

あの時、のどかが耳打ちしてくれた言葉……

 

夢じゃないよな……聞こえた瞬間起きようとしたけど、止めた……でも薄目を開けながらのどかの顔を見たら…………

 

のどかは頬を赤く染めていた

 

「…………どうしたものか……」

 

僕は自分の気持ちを伝えるべきか……

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