ヒーリングっど♥プリキュア 雪の呼吸の使い手   作:水甲

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今回、オリジナル多めです


55 ちゆの女将修行

ちゆside

 

ある日の朝食の事……

 

今度の週末、仲居さん二人が休みのため、私と弟のとうじが手伝うことに…………

 

「そう言えばちゆ」

 

「何?おばあちゃん?」

 

「橘さんのお孫さん……紫乃くんにも声をかけておいて」

 

どうして紫乃も?

 

「ちゆの恋人……彼にも将来的には旅館の仕事を教えないとね」

 

飲んでいた味噌汁でむせてしまった。

 

「し、紫乃とは……その……」

 

「あら、いいじゃない?あの子いい子だし」

 

お母さんまで…………

 

「ちゆがお嫁に……うぅ」

 

お父さん……気早いから……

おじいちゃんは無言だけど……何か怖い

 

「紫乃兄ちゃんに家に住むの!?」

 

とうじ……それも早いから……

 

 

 

 

 

 

紫乃side

 

「と言うことなのよ」

 

お昼ご飯を食べているとちゆからそんな話が出た。

 

「まぁいいけど……」

 

手伝うのはいい。特に予定もなかったし……

 

「ただ……将来的にって……」

 

「紫乃くん、ちゆちゃんと結婚しないの?」

 

「てっきりこのままゴールインかと……」

 

まだ中学生なんだけど……と言うかツッコミがいなすぎて、ツッコむ気になれない

 

「まぁお母さん達は冗談で言ってるだけだけど……」

 

冗談ならいいけど…………

 

「そう言えば紫乃っちって将来の夢とかあるの?」

 

「将来の夢?考えたことないな」

 

「紫乃くんとちゆちゃんが経営する旅館……見てみたいな~」

 

まず僕らが結婚してからっていう想定は止めてくれ。いや、将来的には…………

 

「まぁ別に夢とかはないかな…………まぁただ……」

 

「「「ただ?」」」

 

「…………ちゆの側にいれたらいいかな」

 

「紫乃……」

 

「仲良いね~」

 

「まぁ慣れたよ」

 

 

 

 

 

 

 

一青side

 

急に呼び出されて行くと、零余子がシンドイーネにマッサージをしていた

 

「何してるんだ?」

 

「一青……シンドイーネがやる気起きないっていうから……」

 

「私は癒しが欲しいのよ‼そうすればやる気出るわ‼」

 

そう簡単に出るものなのか?

 

するとバテテモーダがやって来ては

 

「おっ、シンドイーネ姐さん、相変わらずお綺麗で」

 

早速胡麻すりしてるよ……

 

「と言うか俺が呼び出されたのは?」

 

「何かしらの癒しとかないかと」

 

零余子……そのために呼び出したのか……学校があるから帰りたいのだけど……

 

「癒しね……これでも見せてやれ。バテテモーダ」

 

俺は雑誌をバテテモーダに渡し、学校へと戻るのであった。

雑誌には温泉特集が載ってるから多少は気が紛れるだろ

 

 

 

 

 

 

 

紫乃side

 

週末になり、ちゆの旅館を手伝うことになった。もらった服に着替え、ちゆのサポートに回ることになった。

 

「紫乃、座布団だけど……」

 

「こっちでいいか?」

 

「えぇ」

 

 

「紫乃、掃除だけど」

 

「終わったよ。ちゃんと見えないところもバッチリ」

 

「流石ね」

 

 

 

「あの子、もうちゆとあんな仲に……」

 

「すごい子だな。いつでもちゆをお嫁に……うぅ」

 

何かちゆの両親の声が聞こえるけど……気にしない方がいいな。

 

「そう言えばペギタンは?」

 

「ペギタンなら陰で頑張ってるわ」

 

何か手伝う前に……『ちゆの二番目のパートナーになってみせるペエ』って言っていたけど、頑張ってるのかな?

 

「紫乃、先に休憩していいって」

 

「いいのか?」

 

「えぇ、大丈夫よ」

 

お言葉に甘えて少し休憩してくるかな?

 

 

 

 

 

ちゆside

 

紫乃が休憩している間、おばあちゃんとお母さんにおもてなしの心を教わった私……私も頑張らないと……

 

「そこのお嬢さん」

 

「はい?」

 

何だか変わった恰好……と言うより変に派手な男の人と三人の女の人が声をかけてきた。

 

「ここ旅館か?予約してないが泊まれるか?」

 

「すみません。今日は予約が……」

 

「そうか……因みに日帰りで温泉に入れるらしいが……」

 

「それなら……」

 

私は変な四人組を案内するのであった。それにしても本当に変わってる人たちだな……

 

 

 

 

 

 

 

紫乃side

 

休憩から戻るとちゆから一緒にお客さんに街を案内しないかと誘われ、一緒に行くことになった。

 

そのお客さんは外国人の家族で、ちゆと一緒に案内をしてるけど……何かエミリーって子の様子がおかしいな。

 

おかしいと言うよりかは……

 

「どうかしら?」

 

お饅頭を食べたエミリーに声をかけるちゆだけど

 

「クッキーの方が美味しいわ」

 

「そう……」

 

素直じゃないな……まぁ年頃の子だから仕方ないか

 

灯台まで行く途中、エミリーは公園を見つめていた。遊びたいのだろうな

 

 

 

 

 

 

 

一青side

 

散歩をしていると、零余子が俺の前に現れた。

 

「何だ?」

 

「キングビョーゲンが呼んでるわよ。私も動いてるシンドイーネに声をかけないと」

 

「キングビョーゲンが?」

 

珍しいことがあるものだな。鬼側である俺を呼び出すなんて……

 

「とりあえず向かうか」

 




一青たちはオリストでやります。
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