灯台まで案内したけど、未だに素直になれないエミリーに対して、少し落ち込むちゆ。教えてあげたいけど…………こう言うのはちゆが気づかないとダメなのかもしれない。
そんなことを思いつつ、旅館に戻るとのどかとひなたの二人が旅館を覗き込んでいた。
のどかはちゆの様子に気がつき…………僕らは今海に来ていた
「ふわぁ~気持ちいい~」
「海最高ーー」
ひなたがそんなことを叫んでいると、ちゆは前に出て……
「エミリーさんを!笑顔にしたーーーーーい!!!」
大声で叫ぶちゆに僕以外のみんなが驚いていた
「どうしたペエ?」
「実はね」
ちゆはのどかたちにエミリーちゃんの事を話した。
「そっか……その子全然楽しくなさそうだったんだ……」
「えぇ、でもどうやったら女将みたいにおもてなししたら分からなくって……」
「ちゆは精一杯やってるペエ」
「ありがとう。ペギタン。でもここで叫んだらスッキリしたわ」
「のどかっちのお陰じゃん」
「えへへ、ちゆちゃん、海好きだもんね」
「のどか……」
ちゆも気づき始めてるのかな?
「ちゆはさ、ちゆらしいおもてなしをすればいいんだよ」
「紫乃……」
「僕が見る限りではエミリーちゃんは素直になりきれてないだけだよ」
「素直に……」
「それにちゆは気づいてるんじゃないのか?」
「気づいて……」
ちゆはしばらく考え込み……あることに気がつき、僕らにお礼を言って走っていくのであった。
ちゆside
私はエミリーさんのところに行くと、エミリーさんは足湯に浸かっていた
「隣いいかしら?」
「いいけど……別に」
私はエミリーさんの隣に座り……
「エミリーさんはいつもどんな遊びしてるの?」
「ブランコ……おいかけっこ……」
「じゃあきっと公園が好きなのね」
「……公園は好きよ。でもここの公園は嫌い……お友だちがいないんだもん」
「……」
「もうすぐ日本に引っ越すのでも私は嫌!こっちでお友だちができるか分からないし……」
「そうだったの……良かったら明日、近くの公園に行ってみない?」
「えっ?」
「一緒に遊びましょう。ブランコとか滑り台とか」
「でも……」
「それにね。シーソーとか後は……」
「どうしてもって言うなら……」
「じゃあ約束ね」
エミリーさんが心を開いてくれた。嬉しいな……
紫乃side
二人の様子を陰で見守ってると、ちゆのおばあちゃんが声をかけてきた
「ちゆにアドバイスあげたりしないんだね」
「アドバイスですか?なんと言うか全部教えるよりかは……自分で気づいた方がいいかと思って……」
「ちゆの事を本当に大切に思ってるんだね。孫を安心して頼めるよ」
「あの……結婚すること前提ですか?」
「違うのかい?」
「まぁ将来的には……」
雨が降るのを見つつ、そう答えるのであった。
しばらくして雨も小降りになったのを確認すると……のどかから連絡が入り……メガビョーゲンが現れたことを知り、出現した場所に行くと、長靴のメガビョーゲンが暴れていた
「来たわね!プリキュアと鬼狩り!」
「シンドイーネ!」
「ひどい!」
「みんな行くラビ!」
「「「スタート」」」
「「「プリキュアオペレーション」」」
「「重なる二つの花!キュアグレース!」」
「「交わる二つの流れ!キュアフォンテーヌ‼」」
「「溶け合う二つの光‼キュアスパークル‼」」
「「「地球をお手当て‼」」」
「「「ヒーリングっとプリキュア‼」」」
のどかたちはプリキュアに変身し、僕は日輪刀を構える。
メガビョーゲンは跳ね回り、攻撃が当たらない。
更には跳び跳ねた際にスパークルが水を被る
「もう何するの‼」
「水も滴るなんとやらだからいいんじゃないのか?」
「今は良くないよ」
メガビョーゲンが跳び跳ねるたびに蝕むまれていく。
「だめーーーー‼」
フォンテーヌが止めようとするが、攻撃をくらい吹き飛ばされ、更には押し潰されようとしていた。
「ここは大切な場所なの‼」
「大切?こーんな地味な公園の何処が?」
「この公園で……あの子が笑ってくれるかもしれない!だから‼」
「てゆうか、大切とか言われたらますます蝕みたくなっちゃう‼」
大切な場所を……奪わせは……
グレースたちがメガビョーゲンを支えに来て、僕はその間に鬼化して……
『弐ノ型!吹雪‼』
メガビョーゲンを吹き飛ばす。
「大切な場所を奪わせたりはしない!グレース!」
「キュアスキャン‼」
雨のエレメントさんの場所を確認し、僕は追撃に……
『漆ノ型!雪崩‼』
メガビョーゲンの動きが完全に止まったのを確認し……
「トリプルハートチャージ!」
「「届け!」」
「「癒しの!」」
「「パワー!」」
「「「プリキュア・ヒーリングオアシス‼」」」
浄化技をくらい、メガビョーゲンは倒されるのであった。
「もう!」
「シンドイーネ!」
すると零余子が現れた。珍しく戦いが終わったあとに来るなんて……
「何よ!あんたがもう少し早く……」
「キングビョーゲンがお呼びです」
「それを早く言いなさい‼」
直ぐ様撤退していくけど……何があったんだ?
雨のエレメントさんからエレメントボトルを受けとり、ラテも元気になった
ちゆのおもてなしも上手く行き、エミリーちゃんも心を開いてくれるようになった。
「それにしても……」
零余子のあの慌てよう……一体何が起きてるんだ?
「あれがお館様が言っていた雪の呼吸の後継者か……まぁ見る限り引退した奴が出張ることは…………!?気のせいか?」
「あれがプリキュアと鬼狩りか……まぁ俺は楽しませてもらおうかな」
次回、オリストです。あのキャラが登場します