ヒーリングっど♥プリキュア 雪の呼吸の使い手   作:水甲

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61 守りたい思いと敗北

織江さんにプレゼントを渡すためにニャトランが頑張っている頃……

 

 

 

 

「それは本当か?」

 

『あぁ、聞いていた容姿通りだった』

 

「……そうか」

 

『どうする?連れ去るか?』

 

「いや、いい。俺には俺のやりたいことがあるからな」

 

『そうか……その時は……頼れよ』

 

電話を切り……

 

「恋雪……」

 

 

 

 

 

 

 

プレゼントを渡しに行こうとしていると、ラテが具合悪そうになった。まさかと思い、ラテの言うところに向かうとランタン型のメガビョーゲンが暴れていた

 

「みんな‼」

 

「「うん」」

 

「「「スタート」」」

 

「「「プリキュアオペレーション」」」

 

「「重なる二つの花!キュアグレース!」」

 

「「交わる二つの流れ!キュアフォンテーヌ‼」」

 

「「溶け合う二つの光‼キュアスパークル‼」」

 

「「「地球をお手当て‼」」」

 

「「「ヒーリングっとプリキュア‼」」」

 

 

僕と炭治郎は日輪刀を構え、嶺豆子も構える

 

メガビョーゲンは何かを吐き出して辺りを蝕んでいく

 

「ちょっと何してくれちゃってるの‼」

 

「お!プリキュア!チース!」

 

グレースたちがバテテモーダとメガビョーゲンに攻撃を仕掛ける中、僕らも行こうとすると

 

「お前の相手は俺だ‼紫乃‼」

 

月鬼が現れて、斬りかかってくる。僕は攻撃を防ぎ……

 

「紫乃!?」

 

「炭治郎たちはグレースたちを‼」

 

僕は月鬼と対峙する

 

「探し物のついでだ‼お前をここで終わらせる‼」

 

「出来るものなら‼やってみろ‼」

 

お互いの刀が激しくぶつかり合う。この間の痣の力は常時発動できるわけじゃないのか?

 

「考えてる暇はない‼」

 

『十二月の呼吸‼十二の月‼死走ル月‼』

 

技が放たれた瞬間、防ごうとするが、両腕がバラバラにされてしまった。

 

距離を取って再生しようとすると……

 

『十二月の呼吸‼玖ノ月‼夜那蛾月‼』

 

両足を切り落とされた。射程範囲が……大きい!?

 

『十二月の呼吸‼拾ノ月‼表神在月‼』

 

更に斬撃を喰らい、再生も追い付かない…………

 

「その程度か……お前も俺と同じように痣を発現するかと思ったが……残念だ」

 

『拾ノ月裏‼神那月』

 

攻撃の動作も見えなく、四肢を切り落とされてしまった。

 

 

 

炭治郎side

 

メガビョーゲンとバテテモーダを相手にしながらの戦い、ここまで強いなんて……

 

メガビョーゲンが攻撃を放ち、全員が避ける中、ベンチに置かれたプレゼントに目掛けて、攻撃が迫っていた。スパークルが慌ててプレゼントを庇い、地面に倒れた

 

「「スパークル!?」」

 

「くそ‼」

 

「早く助けないと‼」

 

「ダメダメ‼よそ見はダメ‼」

 

助けに入ろうとするが、バテテモーダが妨害して近づけない

 

 

 

月鬼side

 

「スパークル!?おい、スパークル!?」

 

「大丈夫大丈夫。ほら、ニャトランの大切なもの無事だったよ」

 

不消化で日の呼吸の使い手と戦おうとしたが、スパークルが考えなしに飛び込んできたことに驚きを隠せないでいた。

パートナーのためにそこまでするのか……

 

「ニャトラン、最初に言ってくれたじゃん。プリキュアになるとき、好きなものや大切なものを守るんだよって……守りたいんだ……ニャトランの気持ち……私はさ、ひとつの事に集中するの苦手じゃん。だから何かを特別に好きってこと分からないんだよね。でもニャトランの特別な好きを守ることはできる!」

 

特別な好きを守る……何でだ……何でその言葉に惹かれるんだ……

 

「すっごく嬉しいの!一生懸命なニャトラン、かっこ良かったんだもん!」

 

「かっこいいのはスパークルにゃ!今日だっていっぱいアイディア出して、ひとつの事に満足しないで、グングン進むすげぇ奴だって思ってたにゃ!」

 

「やった!私たち両思いじゃん」

 

「あったり前だぜ!」

 

両思いの使い方合ってるのか?まぁいい。

 

「やれやれ」

 

「月鬼!?紫乃っちは?」

 

「奴なら気絶している……動くな」

 

俺はスパークルの足を固めている蝋を破壊した

 

「おい、雨のエレメントボトルを使え‼そうすれば終わるぞ」

 

「ちょ!?何アドバイスしてるんっスか!?」

 

「不消化でな。八つ当たりだ」

 

「不消化って……月鬼、便秘?」

 

「お前は女の子だろ……アホみたいなことを言うな」

 

キュアフォンテーヌが雨のエレメントボトルで雨を降らし、メガビョーゲンを弱らせる。さてそろそろ帰る

…………

 

「まだ立ち上がるか」

 

再生に体力を使い、既に限界を向かえつつある紫乃……

 

「まだ……僕は……」

 

「悪いが……俺は誰よりも強くなるんだ‼」

 

痣が腕に浮かび、刀を構えた

 

「お前みたいに守るために強くなろうとする奴は……俺には勝てない‼」

 

『十三ノ月‼極・月光‼』

 

心臓を貫き、紫乃の身体が切り刻まれる。

 

「く…そ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

紫乃side

 

戦いが終わり…………ニャトランの恋はというと、織江さんには炎さんという結婚相手がいらしく……ニャトランの恋は終わったのであった……

 

そんな中……僕は……

 

「紫乃?」

 

「…………悪い。帰るよ」

 

そう告げてみんなと別れた。そのあとラテが調子を崩したらしいけど…………

 

「待って……紫乃」

 

「…………」

 

『守るために強くなろうとする奴には、俺には勝てない』

 

月鬼の言葉がいつまでも頭に響いた。

 

「紫乃!」

 

ちゆの声は届かず、僕は…………

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