ヒーリングっど♥プリキュア 雪の呼吸の使い手   作:水甲

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64 生まれたての精霊少女

メガビョーゲンを倒すことが出来たけど、ラテの具合が悪いままだった。

 

「風のエレメントさんに力を分けてもらおう!」

 

ひなたがそう提案した瞬間…

 

「その必要はありません」

 

謎のプリキュアが僕らの前に現れて、風のエレメントボトルを生み出し、謎のプリキュアは金髪の少女に変わった

風のエレメントボトルのお陰でラテが元気になったが……まだ風邪の影響を受けているから本調子じゃないみたいだ

 

「ラテ様……可愛そうに……」

 

「貴方は……一体……誰なんですか?」

 

のどかの問いかけにプリキュアは……

 

「誰?それは名前の事ですか?だとしたらまだありません」

 

「えっ?」

 

「先程生まれたばかりなのです。私、人間ではありません」

 

その発言にみんなが驚いていた。すると彼女は僕を見て……

 

「貴方も人間ではないでしょ」

 

「僕は人間だよ」

 

「そうですか……混ざっていて分かりませんでした」

 

混ざっていてって……人と鬼のことだよな……そんなことも分かるのか……

 

 

 

 

 

 

一旦話を聞くため、のどかの家に集まった僕ら。更に僕の状態を見てもらうためにしのぶさんを来てくれていた

 

「紫乃くん、何かおかしなところはないですか?」

 

「特には……調子がいいと言うか……どこもなにもないですね」

 

「…………紫乃くんの鬼の血と鬼神の角が混ざりあって、能力が上がっているみたいだけど…………その分鬼としての嫌な部分が現れるはずかと思っていましたが…………」

 

「そう言えば取り込んだときに変な空間にいて、青白い顔の男が『人を喰らえ』って言ってましたけど……殴ったらいなくなりましたね」

 

「青白い…………ふふ、なるほど、紫乃くんは乗り越えたと言うことですね」

 

一体どういうことなんだろう?とりあえず血を詳しく調べてもらうことになり、プリキュアの話を聞くことになった。

 

「私はラテ様を助けたいと言うテアティーヌの願いによって生まれました」

 

「「「テアティーヌ様の!?」」」

 

「願いを聞き届けた地球が風のエレメントを使って、私を生み出したのです」

 

「地球って、いきなり人間作れるの!?凄くない!?」

 

「ですから人間ではありません。強いて言えば精霊みたいなものです」

 

「精霊……」

 

「そもそもヒーリング・ガーデンはお手当てのために地球が自ら生み出した存在ラビ」

 

「最初に生まれたヒーリングアニマルがテアティーヌ様なんだよ」

 

「そうだったの……」

 

何か話が大きすぎるな…………

 

すると精霊がラテを抱き抱え……

 

「それでは私はヒーリング・ガーデンに参ります。大切なラテ様を安全な場所にお連れしなくては」

 

そう言ってテラスから飛び降りる精霊…………流石は精霊だから飛び降りるなんて容易…………

 

「あっ」

 

訳ではなく普通に落下していくのであった。

 

「いたた、そうでした。風のエレメントの力はボトルに変えてしまったから飛べないのでした」

 

意外とどじっ子なんだな…………精霊はラテを連れて何処かへと向かうけど…………

 

「いや、あれ、誘拐じゃないのか」

 

「そうよ!?」

 

「ちょっと待って~」

 

僕らは急いで追いかけていくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

一青side

 

紫乃が強くなり、更には謎のプリキュア…………

 

「激しくなるな」

 

一人でそんなことを呟いていると、バテテモーダがグアイワルに緑色の石を渡していた。

 

「あれは……」

 

聞こえてくる話を聞く限りだと、メガビョーゲンの欠片みたいだな。それで何をするかは分からないけど…………

 

「今はあいつに頼まれた仕事をしないとな」

 

俺は一枚の手紙を見つめた。あいつなりの覚悟か…………

 

「鬼でも面倒な考えをするな…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

紫乃side

 

精霊を追いかけていき、灯台まで来るとようやく追い付いた

 

「待つラビ!ラテ様をつれてかないでほしいラビ」

 

「どうして?テアティーヌがラテ様を守れって……」

 

「テアティーヌ様はそんなことを言わないラビ」

 

ラビリンの話では、テアティーヌはラテに王女の務めを果たすように伝えたらしい。話を聞く限りだと、どうにも理解の仕方がおかしい…………生まれたばかりだからなのか?

 

のどかはそれに気がついてラテの気持ちを聞こうとすると、ラテが突然体調を崩した。まさかと思うけど……こんなときに……

 

「精霊さん、ラテの気持ち……聞いてあげて」

 

のどかは聴診器を渡し、僕らは急いでメガビョーゲンの所へと向かうのであった。

 

「あれが……お館様が言っていた鬼の力を持つ少年か…………」

 

そんな僕らの様子を何処からか見ていた男がいたことに誰も気が付かなかった。

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