ヒーリングっど♥プリキュア 雪の呼吸の使い手   作:水甲

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65 集う柱、誕生!キュアアース

カナエside

 

少し前に炭治郎君たちが連れてきた彼女…………まだ眠り続けていた。

 

着ていた服からして、私たちの世界の人だけど……誰とも知り合いじゃない。鬼かと思ったけどそんな感じもしない…………

 

「話が聞ければいいのに…………」

 

一人でため息をついていると、紫乃くんから連絡が入った。内容はメガビョーゲンが出現したことだ。

私はみんなに連絡を入れて、近いところにいる人を向かわせる。

 

「…………治さん……」

 

不意に眠っている彼女が誰かの名前を呼んだ気がした。

 

 

 

 

 

 

紫乃side

 

メガビョーゲンのところに向かうと、ソーラーパネルの所で暴れていた。

 

「「「スタート」」」

 

「「「プリキュアオペレーション」」」

 

「「重なる二つの花!キュアグレース!」」

 

「「交わる二つの流れ!キュアフォンテーヌ‼」」

 

「「溶け合う二つの光‼キュアスパークル‼」」

 

「「「地球をお手当て‼」」」

 

「「「ヒーリングっとプリキュア‼」」」

 

三人がプリキュアに変身し、僕は鬼になってメガビョーゲンに向かっていく。

 

『雪の呼吸!壱ノ型‼初雪』

 

グレースたちは連携してメガビョーゲンを攻撃し、僕は追撃で更にダメージを与えていく。

 

「ふん、あいつはまだか。とりま、試してみるか」

 

バテテモーダがメガビョーゲンに何かを埋め込んだ瞬間…さっきより大きくなり、目からビームを放ってきた。

 

『血鬼術‼守護血癒』

 

咄嗟に血鬼術で攻撃を防ぐけど、威力が強すぎる

 

「どういうこと!?」

 

「急にでっかくなったんだけど!?」

 

「あはははは‼実験大成功ーー‼どうです‼キングビョーゲン様‼発見しちゃいました‼簡単にメガビョーゲンを急成長させる方法を‼あはははは‼さぁ来い来い‼正体不明の紫プリキュアちゃん‼」

 

くそ‼いきなり強くなりやがって‼

 

「紫乃くん!?」

 

「…………メガビョーゲンか」

 

すると蜜璃さんと義勇さんの二人が駆けつけてきてくれたけど……倒せるかどうか……

 

『メガーーーーー‼』

 

不意打ちにメガビョーゲンの攻撃を喰らい、僕は吹き飛ばされた。

 

何とか着地したけど新しい力が上手く扱えてない……

 

「どうすれば……」

 

「ラテ様……これ以上は危険です」

 

フッと近くに精霊とラテの姿があった。

ラテは何か伝えたいことがあるみたいで、精霊は聴診器でラテの声を聞いた。

 

『ラテはここにいたいラテヒーリングガーデンには帰りたくないラテ』

 

「ラテ様……お母様にお会いしたくないのですか?」

 

『会いたいラテ。でもラテもここにいるけど……ラテもみんなと一緒にお手当てしてるラテ』

 

ラテ……お前は……

 

「少年」

 

突然後ろから声が聞こえて振り向くと、巨体の男がいた。何だ?見た目からしてお坊さん?

 

「誰?」

 

「鬼の力を宿し、鬼を狩る……お前はいずれ鬼に支配されたらどうする?」

 

「急に質問するなよ……と言うか決まってるだろ……その時は……皆に切ってもらう‼」

 

「…………」

 

「それだけじゃなく……まず暴走なんてしない……支配なんてされない……みんなを守りたいから‼」

 

僕の答えを聞き、坊さんは笑顔になった。

 

「偽りないその心……聞いていた通りだ。そこの少女よ……いや、仔犬よ。お前はどうしたい?」

 

今度はラテに問いかけた。本当に何なんだこの人は……

 

『ラテは地球さんが泣いてるのラテしか分からないラテ……それしかできないけど頑張りたいラテ』

 

ラテは精霊に手をさしのべた

 

『お願いラテ……地球さんに貰ったパワー、ラテを守るよりお手当てに使ってほしいラテ‼』

 

「何でしょう……心が……私の中で高まり、渦巻き……苦しいわけでもない……ただ貴方の手を取りたいとどうしようもなく思ったのです」

 

二人の間にまばゆい光が現れ、エレメントボトルが生み出された。

 

「心の肉球が反応したのか……」

 

「答えは見届けた‼行こう‼」

 

「いや、あんた誰だよ?」

 

「その人は岩柱の悲鳴嶼さんだよ。紫乃」

 

「判断をするのが自分だからって……勝手なことを」

 

振り向くとそこには口元を隠した男と……お前は……

 

『岩の呼吸!弐ノ型‼天面砕き‼』

 

鉄球がメガビョーゲンの頭上に落とされ、更には

 

『蛇の呼吸!壱ノ型‼委蛇斬り』

 

『霞の呼吸!弐ノ型‼八重霞』

 

二人の連撃がメガビョーゲンを圧倒する

 

「あれは!?」

 

「来てたんだ‼」

 

僕は皆の元に降り立ち、

 

「紫乃……あの人たちは……」

 

「これで柱集合みたいだよ」

 

駆け付けてきたの岩柱、蛇柱の二人と、あの時代で仲良くなった無一郎だった。

 

「紫乃、久しぶり」

 

「無一郎こそ」

 

「強くなったみたいだね。でもその姿……扱いきれてない感じ?」

 

「いや、さっき岩柱の人の問いかけに……分かったことがある……守りたい想いが……あればどこまでも強くなれる‼それに……」

 

崖の方には精霊とラテの姿があった。今回はデビュー戦だな

 

「ラテ様……参りましょう」

 

「わん!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア!オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ラテ」

 

「「キュアタッチ」」

 

「「時を経て繋がる二つの風‼キュアアース‼」」

 

精霊がプリキュアに変身した。

 

アースは素早く駆出し、メガビョーゲンを蹴り飛ばす。

 

「あなた方はメガビョーゲンを……紫乃」

 

「一緒にやろうってか?」

 

「えぇ、これの相手は私たちで」

 

「これって……誰の事すっか‼」

 

バテテモーダの攻撃をあっさりと避けるアース。驚いてる隙に僕はバテテモーダの顎を、アースは頭を蹴る

 

「ぐあ!?」

 

「名前を覚える必要はありません。今この場で浄化するのですから」

 

「ぐ……うおおおおおお‼」

 

バテテモーダが更に攻撃を繰り出して行くが、アースは避け続け……

 

「ハアアアア‼」

 

同時にバテテモーダの腹を殴り、吹き飛ばす。

 

「来い‼メガビョーゲン‼こいつらを潰すぞ」

 

メガビョーゲンとバテテモーダが同時に仕掛けてくる

 

「一発逆転‼下克上だぁぁ‼」

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風‼プリキュア・ヒーリングハリケーン!」

 

無数の白い羽根を纏った紫の竜巻を放ち、メガビョーゲンとバテテモーダを浄化するのであった

 

「俺の野望がーーーーーひーりんぐっぱーーーーい‼」

 

「お大事に」

 

 

 

 

 

 

 

無事にアースとラテの絆も深まり、のどかたちも受け入れ……いや最初から受け入れていたか。

 

今後アースの人としての姿の時はあすみと呼ぶことになり、義勇さん、蜜璃さんの二人も来てくれた三人と再会を喜びあい……無事に…………

 

「橘紫乃」

 

声が聞こえた瞬間、僕らの前に月鬼がいた。

悲鳴嶼さんたちは構えると、月鬼は一枚の手紙を渡してきた。

 

「これは……」

 

「果たし状だ。猗窩座からの…………」

 

手紙にはすこやか山の頂上で日付けが代わる時に戦いを始めると言うものだった。

 

「立会人は何人でも連れてこい…………だが邪魔はするな。あいつはお前との一騎討ちを願っている」

 

月鬼はそう告げて、姿を消した。

 

猗窩座との……一騎討ち………………

 




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