一青side
ドッグランに来た俺たち、俺は離れたところで様子を見ていた。
こんな風にこいつらと関わることになるなんて……
と言うかその役目は俺じゃなく、紫乃だろ…………何で今日に限って俺なんだよ……
そんなことを考えていると、ひなたと例のプリキュア……アスミの話が聞こえてきた。
ひなたは最初はポチットと仲良くなれなかったことに対して、悩んでいたけど…………それでも仲良くなりたいと言う気持ちで向き合ってきたらしい
「それにね。何だかポチットといーくんって似てるんだよ」
「一青とですか?」
「いーくんって、みんなと壁を作ったりするんだよね。最初の頃は幼馴染みの私にも心開かなくって……それでも仲良くなりたいと思ったんだ」
俺とポチットが似てるか……そんなわけないだろ……俺の場合は事情が事情だからな…………
「はぁ」
少し散歩でも行くか…………
少し歩いていると、メガビョーゲンが暴れているのを見つけた。グアイワルの奴か…………今回はプリキュアのみだから様子を見ているか
グレースとフォンテーヌがメガビョーゲンを食い止めつつ、スパークルとアースの二人が避難させているのか…………
「こりゃ出る必要はないな……」
プリキュアがメガビョーゲンを圧倒しているが……
「そう簡単には行かせん!」
グアイワルがメガパーツを埋め込み、メガビョーゲンが急成長した。
メガビョーゲンから放たれるモロコシのミサイルを喰らい、更には縛られて地面に叩きつけられるグレースとフォンテーヌ。
「さて、どうせ異変を感じているんだろ……早く来ないと……」
呟くが…………何で俺は心の中で嫌な感じがしているんだ?
アースとスパークルが救援にはいるが、スパークルがメガビョーゲンの直撃を喰らってしまう。
それを見るたびに……胸が傷む……
「フハハハ‼どうだ‼プリキュア‼」
「くっ……グアイワル……ここは人と動物がみんなで遊ぶ場所なの‼あんたたちはお呼びじゃないっての!」
「人と動物が遊ぶ?下等生物がそんなことを……下らん‼」
「下等生物?」
俺は……見ているだけでいいのか?いや、本来は見ているだけでいい…………
気がつくとポチットがメガビョーゲンとグアイワルの前に立ちふさがる…………
ポチットは守ろうとしているのか…………
「うるさい下等生物が……やれ、メガビョーゲン」
「だめ!?逃げて!?だめーーーーーーー!!?」
ポチット目掛けて放たれた攻撃は………………
「えっ?」
「何で?あの人が……」
「月鬼?」
俺が切り裂いた。するとアースが俺に近寄る
「貴方は敵ではないのですか?」
「敵だよ……だけど……そうしないと駄目だと思ったから……」
「月鬼‼裏切るのか‼」
「裏切る?悪いが違うな……俺は犬好きだからな……傷つけようとしたから…………邪魔しただけだ」
「そんな理由で‼」
「それと……メガビョーゲンはもう終わりだ」
俺がそう告げた瞬間、メガビョーゲンが切り刻まれた。
「…………今回は味方と考えていいんですね」
「勝手にしろ」
アースが浄化技を放ち、メガビョーゲンを浄化するのであった。
俺はみんなと離れ…………自分の腕を見た
「痣が浮かんでる……」
意識的にやろうとしても出来なかったのに……何で今回に限って…………
「俺は……一体……どうしたいんだ…………」