ペギタンside
りりちゃんのお家はアパートで、お母さんも遅くに帰ってくるからいつもりりちゃんは一人だ
だから僕と仲良くなれて嬉しかったんだろうけど……
「ちゆのところに帰るべきか……どうしようペエ」
そう一人で呟きながら眠りにつくのであった。
次の日
寝ようと思っても寝付けず、僕はりりちゃんが学校に行くのを見送った。
今のうちならと思いながらも、どうにも今のままりりちゃんを放っておいても良いのかと悩みながら、ちゆのところへ帰ろうとするのであった。
そんな帰る途中、ある小学校を見つけた。ここはりりちゃんが通ってるはず……僕はどうしても気になり、様子を見に行った。
りりちゃんは誰とも馴染まずに一人でいた。きっとあれは……勇気が出ないんだと思う
何とかしてあげたいと思っていると……僕は男の子たちに見つかってしまった。
「ペンギン?本物?何で?」
「ぺえええ!?」
どうすれば良いのか分からないでいると、
「やめて、私のペンギンなの!痛そうにしてるでしょ!離してあげて!」
「何だよいきなり」
「転校生の癖に生意気だぞ」
りりちゃん……勇気を出してるんだね…………
すると他の生徒が話に入ってきて、僕は解放されたのであった。
その騒動のお陰なのか……りりちゃんに友達が出来た。
学校の帰り道にりりちゃんは嬉しそうにしていた
「私ね……ずっと勇気が出なかったんだ……ここに来て、ずっと一人で……お家でも寂しかったんだ……ありがとう。これからもずっと一緒にいようね」
一緒に……いたいけど…………
「ペギタン!?」
紫乃side
「星は必ず戻ってくる。TVドラマのデカ長さんが言っていた通りですね」
アスミ……どんだけ馴染んでるんだよ……とは言えペギタンを誘拐?していたのが小学生の女の子だったとは……
「と言うかこんなちびっ子が犯人?全く最近の若者は……」
「あ、あはは……私たちも若者なんじゃ……」
「良かった……無事だったのね」
まぁ何がともあれ……ペギタンが見つかって良かった。ちゆも嬉しそうに……
「本当の……飼い主さん!?」
ペギタンがちゆの所へと行こうとした瞬間、女の子がペギタンを捕まえ、走り去っていく。
追いかけようとした瞬間、ラテがメガビョーゲンを感知した
「タイミングの悪い…………」
「ちゆちゃん、紫乃くん、二人はあの子を追いかけて」
のどかたちにメガビョーゲンを任せて、僕とちゆは女の子を追いかけた。
その前に別行動しているカナエさんに連絡を入れてのどかたちと合流するように伝えらのであった
ペギタンside
僕はりりちゃんの部屋に閉じ込められてしまった。ドアを叩き続けるけど……
「ゴメンね…ゴメンね…でもジョセフィーヌとさよならするの嫌だよ…」
りりちゃん…………
さよならはしたくないけど……僕はりりちゃんに話しかけた
「りり、ごめんペエ。パートナーが僕を待ってるペエ。でも泣かないで、りりはもう一人ぼっちじゃないペエ。それに……僕を助けてくれたあの勇気があればもう何だってできるペエ」
僕は意を決して、窓を開けると隣の家の犬が吠えていた。りり、僕も勇気を出すペエ!ちゆから分けてもらった勇気を!
僕は家から出て、ちゆのところへと向かう
紫乃side
女の子を見失い、ちゆも走り続けていたからか疲れきっていた。
今にも泣きそうなちゆ。僕は……
「大丈夫だ……必ず見つかる」
「でも……」
「ちゆーーーーー‼」
ペギタンの声が聞こえ、顔をあげるとペギタンが僕らのところへと戻ってきた
「ペギタン!?」
「ちゆ、急がなくっちゃペエ!」
「えぇ!」
「スタート!」
「プリキュア ・オペレーション!」
「エレメントレベル上昇ペエ!」
「「キュアタッチ」」
「「交わる二つの流れ!キュアフォンテーヌ‼」」
フォンテーヌと一緒にメガビョーゲンの所へと向かうと、グレースたちは苦戦していた。フォンテーヌはメガビョーゲンの頭を踏みつけて、僕は鬼化してメガビョーゲンを思いきっり投げ飛ばした
「今のうちに‼」
追撃にグレース達が攻撃を加えていき、僕とカナエさんはメガビョーゲンを切りつけた。
「今だよ!フォンテーヌ!」
「「キュアスキャン!」」
エレメントさんの場所を確認し……
「エレメントチャージ!プリキュア!ヒーリング・ストリーム!」
浄化技を放ち、メガビョーゲンを浄化するのであった。
次の日、ちゆはペギタンを誘拐……もとい保護してくれた子に会いに行き、時々遊びに来てもいいかと約束をするのであった。
「良かったな……」
「……紫乃くん、ちゆちゃんを悲しませないでね」
「どういうことですか?」
「もしもの時よ…」
大丈夫……僕はいなくなるつもりは……ない