円山先生たちと動物園を見て回っていると、元々一緒に来るはずだったコウタの友達のシュウイチとそのお父さんと出会した。
「あれが喧嘩した子ね」
「仲直りのチャンス~」
仲直りかと思ったけど、二人ともなんと言うか意地を張っていた。喧嘩の理由は…………虎とライオンどっちが強いって言う話だった。
「なんと言うか子供らしい喧嘩をしているな」
「うむ!あんな風に喧嘩をするのはいいことだ!」
「はん!虎だとかライオンだとかどっちだっていい!俺の方が…………」
「伊之助……暴れたら、飯抜きだからな……」
「本当にお前……苦労してるんだな」
「戦いの時と比べたら……本当に違うわね」
一青と零余子の二人に突っ込まれつつ、いい争いをして落ち込むコウタにのどかは気をつかってお昼を食べようと提案するのであった。
みんなそれぞれ好きなものを食べていると…………
「やっぱりお姉さんたち、バラバラだし……」
「そういえばそうね」
のどかたちは頼んだものをお互いに交換して食べさせあいっこしていた
「バラバラだといいね~」
「バラバラだと……」
「キャラが違うからこそ、楽しいと言うこともある。興味のなかった動物を見たり、いつもなら注文しない料理を美味しいと感じたり……相手がいるから自分の世界が広がる。友達はいいもんだ」
バラバラだからこそか……確かにそうかもな……
ご飯を食べ終え、次の場所へと向かおうとすると、ラテが具合悪くなった。僕らは先生と別れ、メガビョーゲンの所へと向かった。
「零余子!お前は……」
「はいはい、わかってるわよ」
一青は零余子に何かを頼んでいた。何だ?
「安心しろよ……今回も鬼は関わってないからな。あいつには避難の方を任せた」
「本当にいいのか?」
「自由にやっていいって言われてるからな……まぁ鬼でも下弦かもしくは上弦の壱が出ない限りは……な」
下弦はまだわかるけど……上弦の壱とどんな関係が?
考えていてもしょうがない。
メガビョーゲンの所へと向かうと、そこにはメガビョーゲンもダルイゼンの姿があった。
「ダルイゼン!」
「行きましょう!」
「「「「スタート」」」」
「「「「プリキュアオペレーション」」」」
「「重なる二つの花!キュアグレース!」」
「「交わる二つの流れ!キュアフォンテーヌ‼」」
「「溶け合う二つの光‼キュアスパークル‼」」
「「時を経て繋がる二つの風‼キュアアース‼」」
「「「地球をお手当て‼」」」
「「「「ヒーリングっとプリキュア‼」」」」
グレース達と一緒にメガビョーゲンを圧倒していく。
おかしい……今回はメガパーツを使わないのか?
「仕方ない……少し相手してやるか」
ダルイゼンがグレース達の前に立ちはだかると、一気にグレース達を圧倒していく。
「みんな!」
『雪の呼吸!壱ノ……』
「悪いけど、打たれる前に打っとくよ」
一瞬で目の前に現れ、顎に蹴りを喰らってしまう。
「くっ!」
『血鬼術!血癒膜』
「おっと!そうだった。君の血は……厄介だったね」
『十二月の……』
「一青……お前ともやりあいたかったけど…………本気の相手はまだしたくないからね」
後ろから切りかかる一青の刀を白羽取りして、そのまま投げ飛ばした。
「ちっ」
「そろそろいいかな?」
ダルイゼンを相手している内に成長したメガビョーゲン。ダルイゼンはメガビョーゲンからメガパーツを回収した。
「時間稼ぎか……」
「なら!こいつを相手にした方が早い!」
伊之助がメガビョーゲンに攻撃を仕掛ける。
『弐ノ牙!喰い裂き!』
メガビョーゲンを吹き飛ばし、更に追撃に杏寿朗さんが……
『炎の呼吸!伍ノ型!炎虎!』
「音のエレメント!」
杏寿朗さんとアースの同時攻撃でメガビョーゲンを地面に倒した。
「今だよ!」
「トリプルハートチャージ!」
「「届け!」」
「「癒しの!」」
「「パワー!」」
「「「プリキュア・ヒーリングオアシス‼」」」
ヒーリングオアシスで一気にメガビョーゲンを浄化するのであった。
何とかメガビョーゲンを倒せて、安心していると…………僕らの前に……茨木が現れた。
「一青……少しいいか」
「裏切りとかなら……」
「いや、それはいい。先程召喚された鬼を獪岳が連れ去った」
「…………あの野郎か」
「何かが起きる前に止めろ」
茨木はそう言って姿を消すのであった。一体何が起きているんだ?