ホントに出来上がってたんです!
……STAP細胞はあるんです!
ありまぁす!!!
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やべぇ。トタンに説得力なくなって来た。
この次からかなぁ。
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雛森桃が援軍に来た。
……まぁアイツはダメだろうなぁ。
割り切れてないって顔してるし。
藍染が裏切った事を、な。
憧れの君が全てを裏切ったんだ。
割り切れてない事がある種、当然と言える。
とはいえ。だ。自分が弱いと自覚しているのは悪くない。
罠にかけて倒す算段はお見事。その一言に尽きる。
……敵がオツムの弱い事も功を奏した結果ではあるが、さすが副隊長だな。
複数の鬼道を混ぜあわせるなんて、尋常な鬼道の腕じゃあできないからねぇ。
どっかの、勝ち目が全くないくせに三人の相手をすると言ったおバカさんとはえらい違いだ。
まァ、それしか選択肢がなかったとはいえ、なァ。
俺がよっぽど助けに行こうかと思ったぐらいだ。
あ。相手
爆炎から無傷で出てくるなんて。
相変わらず、意味わからん事やってんなぁ。虚は。
鹿と蛇と獅子かぁ。
共通項がイマイチよくわからんけど。
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目の前の
「……弾け。飛梅」
その言霊は火薬庫に松明を持ちながらタップダンスを踊るのと同じ事。
私達には被害がないように凄まじい爆発が弾け飛んだ。
「突き上げろ!
「噛み殺せ!
「絞め殺せ。
……刀が敵の身体に回帰する。その時に傷が治ったのだろう。無傷の身体で。
そんな、めちゃくちゃな。
「……アレで一気にケリつけんぞ!」
「……アレ出すのかよ。こんなヤツラに」
「……しょうがありませんわね」
3人が自身の左腕を掴むと同時に。
………目の前の3人の霊圧が左腕に集束していく。
3人の霊圧が溶け合い、混ざり合い、一つの巨影を創り上げた。
「「「
目の前にできたのは、霊圧の奥底すらもわからないような。一つの姿。鹿と獅子と蛇が混ざったような形のものだ。
……底知れないほどに不気味な霊圧。
……一切気は抜けな……!
「………え………?」
……脇腹が、ない?私の脇腹が?
後ろに顔を向けると、相手の手中にあるのは、赤く染まった私の一部。
あ。マズい。死ぬ。このまま、地面に叩きつけられたら、その衝撃で死にかねない。
「乱菊さん!!!縛道の三十九!吊干!」
なんとか雛森のおかげで助かったけど、着地の衝撃で顔が歪む。
「しっかり!今すぐ回道で手当てしま……」
私の目に映ったのは、雛森のちいさな身体に巨大な拳が吸い込まれたところ。
「縛道の三十九。吊干」
今度は吉良が助けに来てくれたのね。修平も。
「縛道の七十九。倒山晶」
「コイツは任せろ。頼んだぞ。元四番隊」
「何年前の話ですか。……任されましたよ」
そう言葉だけ置いて立ち向かっていく。
相変わらずねぇ……。
「……頼むぞ。腕が鈍っててくれるなよ」
けど、その甲斐も、たぶんダメね。
吉良は気づいてないけど、私が治る前に、時間稼ぎは終わる。
その影が目の前に降り掛かった時。
吉良は気づいてしまった。だが、もう遅い。何事も、終わってから……。
私は衝撃に備えて目をギュッと閉じたのに。衝撃がいつまで経っても来ない。
「……回復部隊を前にだすとはね。情けない隊員達だね。もうちょっと頑張れよ」
その姿は、
「天邪鬼副隊長!」
「イヤ〜。すまんすまん。もう大丈夫」
「……服を、着て、ください……」
「雛森、大丈夫?ちゃんとしゃべれる?」
………アレ?さっきまであんなに痛かったのに、痛みが消えて……。
見ると、滑らかな肌が瞳に映る。
まさか触れずに治してるの?
「……すごい」
「表面だけ塞いだだけだ。吉良」
「……そんな事よりもさっきのバケモノは!?」
「ああ。アレか。アレなら」
蹴り飛ばして来たよ。
ほらと指差すその先には、先程の怪物が横たわっている。
……かなり遠くで。
その怪物が。
……巨大になった。
より正確に言うならば、一瞬で詰め寄られたって言う方が正しいんだと思う。
たぶん
その怪物が右腕を振り上げて。
右腕が飛んだ。
「は?」
「青いなァ。
若いなァ。
……おい童よ。まさか俺が、そんな攻撃も読めないって思っているのかい?」
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腕を切り飛ばしたのに、なんも音沙汰ない。俺が話しかけても、何も返答がない。
「返答は……ナシか。致し方あるまい」
グギャアアアアアアアアアアアア!!!!!
「は?」
と言ったのはどの声か。
なんか怒ってるっぽい。
メキャメキャと。
人体からは鳴るはずのない音が鳴り響くと。
「おぉ。すげぇ。腕が治ってる」
俺が切り飛ばした腕が一瞬で生え、なおかつ太くなってしまったのだ。
どんどん、どんどんデカくなりやがる。
最初の、およそ倍はデカくなったんじゃあないか?霊圧もそれに比例して上がっている気がする。
俺を掴もうと、無造作に手を伸ばして来るが。
「届かんよ。その程度の速度では」
俺を掴むには、あまりにも。
「鈍すぎる。鈍いのは私の専売特許だぞ?」
ギョロリと。目が仮面のすぐ横に。
うわ。キモ。
そこに目があったのかよ。
よく目に毛が入らないなぁ。
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!
と叫び声。
「いくら赤子でもうるさいぞ。少し黙れ」
赤子は拳を振り下ろす。さっきよりも幾分かは速いが。
「……遅すぎる。のろすぎる。雑すぎる」
あまりにも私には届かない速度で。
あまりにも私には届かない鋭さで。
あまりにも私には届かない雑さで。
なんだか溜息が出てくる。
「教えてやろう。拳とは、こう撃つものだ」
拳を何度も、何度も放り込む。
ストレート、フック、ジャブ。
顔面、鳩尾、股関。
腰の入った、後ろ足がしっかり踏みしめられた拳達。
「ついでに教えてやろう。蹴りとはこう撃つものだ」
相手の身体に蹴りを何度も捩じ込む。
回し蹴り、前蹴り、飛び蹴り。
上段、中段、下段。
腰の入った、体幹が信じられないほどに強く、体重移動の素晴しい蹴り達。
瞬歩すらも併用して、拳と蹴りを無数に繰り出してやった。
蹂躪される方が、いとも容易く逆転する光景に、周りは目を疑うしかない。
数百を超える拳を叩き込まれて、怪物はあっけなく、大地に沈んだ。
だが。
その怪物は。瞬時に起き上がる。
気ン持ち悪い動きで。
人体にある関節の動きを無視したような動きで。
「
目的も何もなく。ただ
憐れ。
「
その怪物は、比翼という片目片翼の鳥を分けたかの如く。
片腕と片目ずつに半身をもがれ、ドサリと地面に沈んだ。
……だが、どうやらこの比翼の鳥は、少々「生き」がいいらしい。
片目がギョロリと動く。
「……よせ。お前はきっと殺す事しか教えられなかったのだろう。実に憐れなクソガキだ。そんなクソガキを何度も斬るのは。私の精神状態に響く。はっきり言って気が重い」
どうやらこの比翼の鳥は、一羽だけでも「私を殺す」という思いが強いらしい。
「よせというのがわからんのか。聞こえんのか」
地面についた手の勢いのままこっちに向かってきて。
「せめてもの情けだ。……一足早く棺の中にいれてやろう。
……破道の九十。゛黒棺 ゛」
黒い箱が私の手元に顕れると同時。
片目片翼のバケモノ二匹は黒に覆われた。
黒が解かれると同時。莫大すぎる重力の奔流によって、原形を留めないほどに小さくなった肉体から。膨大な血が濁流となって流れ出る。
その瞬間。
女破面3人が襲いかかってくる。
「片腕のみで挑むその心構えは悪くない。小娘ども。決死の覚悟で挑んで来たのだろう。その意気に免じて」
縛道の六十三。鎖条鎖縛
「この程度で済ませておいてやる」
鎖条鎖縛でグルグル巻きにされた3人は、悪態をつくしかほかなかった。
「安心しろよ。この戦いが終わったら、解いてやる。それまで待ってろ」
その言葉に、3人は黙って歯噛みするしかなかった。
「見事じゃな、ジャック」
後ろを向くと、総隊長がいた。
「山ちゃんなら簡単に倒せたでしょ?さすがに総隊長を前に出すワケにはいかないけど、さ」
「山ちゃんと言うな。……それで死覇装は、どうした?」
「虚閃で消し飛ばされた。服の仇はとったけど」
ビリビリと山ちゃんの青筋が立つのを直感する。
ヤッバイ事になってる!?
服を着てないだけなのに!?
「……あ。向こうの破面倒さないと!」
慌てて瞬歩でその場を立ち去る。
「待て」
という言葉が聞こえたが聞こえないフリをして。
やべぇな。次からはちゃんとしなきゃ。
最終的に主人公ばどっちで闘って欲しいですか?
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からくらちょう
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うぇこむんど
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そうる・そさいえてぃでたいき