少々変わり者の副隊長   作:魔剣グラム

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感想と高評価をください。


最強&最強VS最強

(むご)い事をする」

儂は儂の炎を封じた小童を容易く打ち砕いた後、藍染に告げる。

「酷い事?何の意味もないただの(から)の魂魄に、生きる意味を与える事が酷い事ではないはずだ。それをバラバラに打ち砕く方がより酷い事だと私は思うが」

全く。口ばかりの小僧が。

「問答は無用じゃ」

「そんなだから、君は私の言葉を聞き逃す」

ん?

「あの子の力は『流刃若火(りゅうじんじゃっか)』の炎を封じるために作った。放たれていない炎は封じる事ができない」

そこで一拍置く。噛んで含めるように。

「あったはずだ。すでに放たれた炎が。その炎はどこに封じた?」

藍染の言葉に儂はハッとする。

見ると(わっぱ)の頭が、膨らんでいる!!!!!

「聡明だ。総隊長」

その炎を抑え込もうとした時、

「山ちゃん!!!」

………その呼び方は改めよ。任せた。

──────────────────────────

炸裂しようとする炎。それを、食い止める(・・・・・)んじゃない。俺の能力で、攻撃そのものを『鈍らせる』。

炎が、爆発した。

 

「うおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」

 

熱い。左腕が、徐々に焼け焦げる。どんだけ力を込めたんだよ!山ちゃん!マジ中のマジじゃん!!!

「………見事だ。あれだけの爆炎を、ほぼ被害ゼロに抑え込むとは」

「………フウ、ふう、ふう。」

俺の左腕が完全に焼け焦げて炭と化している。だがその他の被害は、ほぼゼロだ。

ちょっと煤が散ってはいるが、被害とは呼べるほどのものでもない。

炎が轟音と共に爆裂したが、熱も音も全てを『鈍らせた』。

結果、爆炎が建物や人、その他もろもろ全てを『透過して通り抜けた』のだ。

 

もうちょい弱ければ、藍染だけに効かせるとかもできたんだが。

山ちゃんの力が強すぎて、対象選択ができなかった。

その代償が左腕。余りにも『鈍らせる』力が強すぎる場合、こちらへ跳ね返って来てしまう。今回は『左腕一本のみ』。山ちゃん相手なら上出来だ。

 

俺が倒れ伏したのを見て、藍染はこちらへ寄って来る。

「君専用の改造破面(かいぞうアランカル)も作りたかったんだが、時間がなくてね。せめて、私の手でとどめを刺そう」

おいおい。俺がお前程度にとどめを刺されると思ってんのかよ。

俺の頭の近くまで、歩いて来た。今はなんもできないって思ってんのかよ?俺を。ナメ過ぎだぜ?俺を。

 「甘いなァ、藍染」

左手でガシッと藍染をつかむ。藍染が目を見開いた。

「『破道の九十六。一刀火葬(いっとうかそう)』」

左腕に熱の血管が走る。

ビキビキと音を立てて、一気に爆炎が噴き上がる。

その炎の形は、『剣』を(かたど)っているかのように見えた。

藍染が逃げると、今度は爺が追ってくる。

 

「昔から、逃げる悪ガキに撒かれた事はないんじゃよ」

 

今は改造破面(かいぞうアランカル)はいない。全てにおいて、実力でどうにかしないといけない。

 

俺は左の脇腹に軽く傷をつける。

そうすると、左腕が生えて来た。

本来ならやりたくない手段だが、緊急事態故に許してほしい。

副官章の裏にいくつか隠してあった、ビンの中身を一本丸々飲み干す。

 

「あいてててててててて」

 

莫大な霊圧が一気に回復したと同時に、空腹でふらつく。

だが、そんな事は言ってられない。

 

「加勢すんぜ!山ちゃん!!!」

 

─────────────────────────

「君ら2人は脅威だ。私にとっても」

私は思う。尸魂界(ソウル・ソサエティ)の歴史そのものを知ってる(・・・・)2人だ。

直接、2人と対峙(たいじ)するのは、私にとっても避けたい事であった。

 

「『流刃若火』!!!」

「あぶねぇよ!もうちょいであたるじゃねえか!飛竜激賊震天雷砲(ひりゅうげきぞくしんてんらいほう)!!!」

「儂を巻き込む気じゃったな!!!」

「お前だって巻き込むつもりだったじゃねえか!!!」

連携はさんざんである。

でも、隙がない(・・・・)。 

何故か。それはお互いが余りにも卓越すぎる実力者だからである。そのため、お互いに巻き込むつもりでも『片方が避けて攻撃が成立するため』だ。

 

「もう一度、『炎熱地獄』をやる」

「ドアホ。もっかい『炎熱地獄』やろうもんなら、その隙に2人共殺されるっての。残念ながら俺は、お前をからう気はないぞ?」

「からってもらう必要はない。儂を連れて帰れ」

「結局それは俺がからうんじゃねぇかよ」

からうからわんの話をしてる今は、全く緊張感がない。

だが、全く隙がない。

私は気を引き締めた。

 

 




………今回は意図的に鹿児島弁をいれてみました。

え?何故かって?

鹿児島弁ってほぼ標準語かを確認するために?
………わかりますよね?標準語は。
………全く一緒ですよね?鹿児島弁は。

どこが鹿児島弁かわかったらコメントください。
たぶん、全然わかんないハズですので。

最終的に主人公ばどっちで闘って欲しいですか?

  • からくらちょう
  • うぇこむんど
  • そうる・そさいえてぃでたいき
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