霊圧が爆発した。
信じられないほどの霊圧が噴き上がる。
俺が後ろを振り返ると。
『ハンペン』と化した藍染が。
「………な」
「驚いているか。
「なんだそりゃあ!!!!!!」
俺が爆笑する。
「何がおかしい。天邪鬼」
「何がって、何がって」
腹を抱えて笑う俺。
「急にシリアスになったと思ったら、思ったら。ククッ『半のっぺらぼう』みたいになって、なって。クククッそれでもイケボで、イケボで。あまりのギャップに笑いが、笑いが、ギャハハハハ。止まらん。ギャハハハハハハハハ」
ヒーヒー言ってる俺に。
空中をバンバン叩いて、四つん這いになって笑ってる俺に。
藍染は首を刎ねる軌道で剣を振った。
「危ないだろう!あ。その顔をこっちに向けないで。笑いが、笑いが再燃しちゃう!!!」
「失礼だと思わないのか?人の顔を見て笑うのは」
「そもそも論、今のお前『人の顔』じゃねえし。口がないのに、どうやって物を食うんだよ?三大欲求の1つを満たせないのに、人間を名乗るなよ」
そんな事を言いながら、ヒーヒー言ってる俺を。
藍染はつまらなさそうに見下す。
「口など、必要ないものだと『崩玉』が判断したのだ」
「じゃあどーやって喋ってんだよ?お前の声、謎すぎね?」
なんか、エコーがかかってるように聞こえる。
そこで、激アツの焔が遮る。『流刃若火』の『
「この時点で問答は無用。この
「イヤ。二人でやろう。お前1人の場合は、他の隊長や色んなヤツに迷惑を掛けるだろ?俺がフォローしてやるよ」
俺の腹に斬魄刀が突き刺さる。
「いってぇなぁ、藍染」
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さっきは爆笑したが。
明らかに霊圧が上がってる。
強すぎて強すぎて震える。
「気張らんとなぁ」
やだやだ。
霊圧が倍くらいになった藍染は。
きょとんとした顔をしていた。
………常にきょとんとした顔のようなモンだが。
やっべ。また笑いが。
「頑張るな。天副隊長」
あ。俺の腹に斬魄刀刺さったままだった。
でも、そこに藍染がいる事を教えてくれる。
俺の腹に刺さった斬魄刀の霊圧が。
そんな事を考えながら、腹にググッと力を籠める。
筋繊維を肥大化させて、藍染を食い止めるために。
「山ちゃん!!!」
「わかっておる」
俺からズルリとムリヤリ抜かれた刃は、紅く染まっていた。
炎をまともに浴びたハズなのに髪の毛に煤1つついていなかった。
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私はワンダーワイスを失い、
2人はとても強い。そして
さんざん笑われたのは不快だ。たが、その時でさえ隙1つ見せなかった。
面白い。
私を倒せるのならやってみるがいい。
相変わらず、自分で自分に傷をつけて治すのは異常だな。
だが、それでも
「『
その刀を躱す。
私が距離を取ったのを見て。
「『万象灰燼』」
その技も身を捌く。
「………『距離をとる』のか」
眼前の男は口を開く。
「君たちは強いからね」
「………『距離をとる』程度でどうにかなるって思われてるよ!山ちゃん!!!」
二人は口をニィっと吊り上げる。
「「嘗めるな!!!!!」」
「嘗めるな」か。
私はそう思う。
それはこちらのせりふである、と。
霊圧を飛躍的に高める。普通の死神ならば感じられないほどの霊圧だ。
「この程度の霊圧で驚いているのか」
全く。嘗めているのはどっちかを教えてやろう。
前回の鹿児島弁は『からう』でした。
びっくりしましたか?普通に使いますよね?
『肩とか背中に密着させて物を持つ時』に使います。
『担ぐ』と『背負う』と『掛ける』を足したような意味です。
説明なくてもわかりますよね?
最終的に主人公ばどっちで闘って欲しいですか?
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からくらちょう
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うぇこむんど
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そうる・そさいえてぃでたいき