少女前線 ~銃へと憑依した傭兵~(更新停止) 作:蒼月 アイン
7か月近く放置された小説、誰も気づかへん気づかへんって(銃声
はい、という訳で久々の更新です、ほんと遅くなってすませんでした!!
リアルが忙しかったりモチベ死んだり、買った公式資料読んでたらやろうと思ったネタが吹っ飛んだり、HoiⅣやったりドルフロやったりしてたらこんなに経ってました☆
けど、これ不定期更新だから(震え
許して?☆
ガチャッ・・・
少しだけ開けたドアから室内を確認するが中は薄暗くしっかりと確認は出来ない。
仕方ないのでHK433からMk.23へと持ち替え、銃身下部に装着されているLAMのフラッシュライトをオンにして室内へと侵入を図る。
正面から、右、左へと確認を素早く行い、室内に敵が潜んでないのを確認する。
最後に入ってきたドアをしっかりと閉めて警戒を緩めた。
思わず煙草を、と思ってサイドバックを探りそうになって手を止めた。
代わりに室内を物色していくことにしてMk.23を構え直して室内を確認し始めた。
あの一軒家を出てから一週間ほどが経った。
この世界の現状を粗方把握したのでそろそろグリフィン社に合流しようと思っていたのだが、そうは問屋が許さなかった。
あの家を出た後も何度か鉄血兵と遭遇し交戦を繰り返す内にあちらさんでも俺の存在が鬱陶しく感じ始めたのかここら辺に展開する鉄血兵の数が増えてきたのだ。
増えたと言っても殆どの敵はプラウラーやスカウト、ダイナーゲートが殆どでその中に少数のリッパーやヴェスピドが紛れてる程度だ。
個々の戦力は大したことなく問題なく対応できるのだが流石に数を頼みに攻められるとこちらが圧倒的不利であった。
お陰でこちらは思うように動くことが出来ず、未だにこの街から出れるずにいた。
幸いなことに、弾薬はまだ余裕があった。
敵が増えてきたのを早く察知出来たので交戦は必要最低限に控えていたしヴェスピドから弾薬を頂戴していたのでまだ持つだろう。
・・・まぁ、いざという時はMk.23とナイフがあるが正直、これで戦うのは勘弁願いたいところだ。
それは兎も角、今回侵入を果たしたのはどうやら食品等の倉庫だった様で積まれた段ボールを確認すれば中に入っていたのは食料とミネラルウォーターのペットボトルの山だった。
食料と言っても非常食の一種であるスティック状のクッキーばかりだった。
まぁ、この様な情勢下なので文句を言えないので有難くそれらを頂戴してサイドバックの空きへと詰め込んでいく。
パンパンになったサイドバックに満足しつつさて、次はどうしたものか?と考えようとしたところで耳に微かな物音が聞こえた。
「これは・・・爆発音か・・・?」
生前、聞き慣れた爆発音だった。
急いで外に飛び出し、耳を澄ませば2度、3度と爆発音が繰り返し響きそれだけではなく断続的に銃声も響いているのが分かった。
どこかしらの敵対勢力同士が戦闘を行っている様だ。
十中八九、片方は鉄血兵でもう片方は人類側の部隊・・・もしかしたらグリフィン社やもしれない。
「行ってみるか」
もしグリフィン社の部隊だったらそのまま合流出来るかもしれないと判断し俺は装備を確認する。
ライフル用のマガジンが9本にハンドガン用のマガジンが6本。
更に鉄血兵や廃墟から入手したグレネードが2個にフラッシュバンが4個。
装備としては十全とは言えないが援護をするぐらいには十分だろうと判断してHK433のセーフティをセミに切り替え、銃声の方へと駆け始めた。
「ハァッ・・・ハァッ・・・ハァッ・・・!」
廃墟の合間と合間を全力で走り抜ける。
自分の周囲を後ろから迫る鉄血兵たちが放った銃弾が掠めて行った。
早々当たるものではないと分かってはいるが聞こえる複数の銃声と擦過音と周辺への着弾音が恐怖を煽っていく。
一発の銃弾が自分の左頬を掠めて行った、思わず振り返って反撃しようと思ったがすぐに思い留まってそのまま走り続けた。
最初の頃に比べて明らかに後ろから聞こえる銃声と弾幕が増えている、走りながらチラッと後方を見る。
プラウラーにスカウト、ダイナーゲートにリッパーやヴェスピドの姿も見えた。
幸いなことに奴らは光学兵器を装備した一戦級ではなく、実弾系を装備した二戦級の様だ。
それでも数が多いしなんなら現在進行形でその数を増やし続けているのでこのままではじり貧だ。
途中、思わず足元が縺れて転びそうになったがなんとか踏み止まった。
そろそろ、限界が来てる・・・
内心、そう判断しつつ前方の一つの廃墟が目に入った。
崩れ掛けておりなんとか建物という体裁を保っている様なあり様だが構うものか。
最後の力を振り絞ってその建物まで走り寄り、ドアを蹴破った。
見た目通り、ボロと化していたドアは簡単に吹っ飛びそのまま室内へと飛び込んだ。
スライディングする様に室内へと飛び込み、一息をつく間もなく窓際の壁へと身を隠した。
その瞬間、出入口と窓から雨霰と言わんばかりの銃弾が室内へと撃ち込まれた。
「クソッ・・・鉄血の屑が・・・!」
微かに残っていた窓ガラスや銃弾から頭を守る様にしゃがみつつ、思わず悪態をついた。
弾幕が落ち着いたのを確認しつつライフルに装填されたマガジンを引き抜き、残弾を確認してまた戻す。
チラッと敵に見えない様に気を着けつつ窓の外を確認する。
プラウラーにスカウト、ダイナゲートにリッパーとヴェスピドが合計で数十体ほどがこの建物を半包囲する形で布陣している。
このままでは圧倒的にこちらが不利だ、このまま籠城戦を続ければ周辺から続々と敵の増援が駆け付けこちらを完全包囲するだろう。
そうなれば逃げ出すことが出来ず、ゲームオーバーだ。
その前になんとか打破したいところだが生憎、こちらは装備が不足していた。
ライフルのマガジンは今、装填してる分を除いて残り2本、ハンドガン用は残り3本、フラグ等のグレネード系はゼロだ。
「本当・・・今日は厄日・・・!」
思わずそう愚痴った。
いつも通りの慣れた任務、目標地点に行ってそこに残されてる重要資料を回収して帰るだけの任務だった。
一緒に任務を遂行するのは自分が最も信頼する姉妹たちでその技量も十二分に理解していたと言って良かった。
唯一の不安点はまだ部隊への指揮が不十分だった隊長である自分であったがその程度は些事だと思っていた。
今回の任務を課した自分たちの上司からは最近、目標地点周辺の鉄血兵の活動が活発化していると聞いていたが留意する程度で問題にならないと思っていた。
それが良くなかったのだろう。
任務は順調に進行、想定外のことに目標地点は敵勢力下であったが無事に制圧し資料を回収して撤収した。
あとは基地に帰るだけという段階だった。
自分含め、みんなが気を緩めていた。
その結果、自分たちが乗っていたヘリは鉄血兵の攻撃を受け墜落した。
幸いなことに私たちは全員無事だった。
だが墜落したのは最近、敵勢力が活発化していると聞かされた区域だった。
ヘリが墜落して1時間と経たずに鉄血兵が集まって来て交戦状態に入った。
救援を呼ぼうにも頼みの綱である通信機は墜落の衝撃で故障。
撃てど撃てど減るどころか増え続ける鉄血兵に観念し、姉からの進言で撤退を開始。
そしてその撤退を開始してから交戦中に皆とはぐれてしまいそれから既に3日経って現在に至る。
装備不足だけではなく、空腹と疲労は既に限界を迎えていた。
遠のく意識を頭を振って起こすと体勢を整え窓から敵に対して反撃をする。
弾を節約するため、セミオートに切り替えて精確に相手を狙い出来るだけ一発で仕留める様に心がける。
1本目のマガジンを撃ち切り、2本目を素早く装填して射撃を再開する。
こちらに接近しようとしていた8体目のダイナゲートを撃ち抜いたところで2本目のマガジンを撃ち切った。
3本目のマガジンを装填する・・・
これを撃ち切れば後はハンドガンのみ・・・実質的な戦闘力は喪失したと考えても良い。
そうなった時は・・・
思わず最悪の未来を想像し、頭を振って振り払う。
こんなところで死ぬ訳にはいかない、絶対に生き延びて皆と合流してみせる!
そう決意しトリガーを引き絞った。
その時、敵の後方から爆発音が響いた。
相変わらず不定期更新ではありますがボチボチと書いて行きたいと思います。
更新遅くても待っててやろよ!!という方はゆっくりお待ちください