いや本当に地球国家元首とかマジで想定外だった…
何故か一部の文章が投稿すると連続して表示されちゃうんだけど俺のスマホがおかしいのか…?
「あ…ガァぉアアアアアアあ!?」
自分の身体の状態を理解した瞬間に激痛に悶えて地面に倒れた…まあ下半身が消えたから立てる筈もないが……
「1発で充分だ。撤退しろ」
《了解です。撤退します》
「所長ー!!」
「手を伸ばして…!!」
「藤丸…!マシュ…!!」
2人がカルデアスに引き寄せられていくオルガマリーに手を伸ばすが中々届かない…このままでは…!
と思ってた矢先に彼女達の上を飛び越える存在が
「所長さぁぁぁあん!!」
「フォォォウ!!」
「り、リリィ!?フォウ!?」
なんとセイバーリリィが肩にフォウを乗せて2人より早くオルガマリーの元に駆け出して勢い良く彼女目掛けてジャンプする。
流石俊敏Bだぜ!
ジャンプした彼女はオルガマリーに真っ直ぐ手を伸ばして…
ガシッ!!
「キャッ!?」
「掴まって下さい…!!」
オルガマリーの手を掴むことに成功するとレフ自身がダメージを負っていた事もあってかオルガマリーのカルデアスへの引力が消えて2人と1匹は地面に落ちた。
リリィがオルガマリーをお姫様抱っこで抱えて地面に着地する。
…その姿はお姫様というより王子様だった…。
「…大丈夫ですか?」
「リリィ…!…ふぐぅ…!…エッグ…!」
「ありがとうリリィ!所長大丈夫ですか!?」
「身体の半分吹っ飛ばしたのにもう生きてるとはなぁ…お前やっぱり人間じゃないのか?」
「グゥぅう…!貴様…!それほどの力を持たぬ近代史のサーヴァントの分際で…!!」
「なーんで昔の人間の方がもっと強いと思うんだお前?…んで世界に何が起きた?」
レフを踏みつけてショットガンを向けながら聞く。
「ガッハ…!!…だがここで私を殺せても関係ではない!!
未来が観測できなくなり、おまえたちは未来が焼失したなどとほざいたな…!?それはまさに希望的観測だ!
未来は《消失》したのではない。《焼却》されたのだ。カルデアスが深紅に染まった時点でな!
結末は確定した。貴様たちの時代はもう存在しない。カルデアスの磁場でカルデアは守られているだろうが、外はこの冬木と同じ末路を迎えているだろう…!!」
するとそれを聞いていたロマンが冷静に答えた…。
《…そうでしたか。外部と連絡がとれないのは通信の故障ではなく、そもそも受け取る相手が消え去っていたのですね》
「ガッフ…!ふん…やはり貴様は賢しいな。真っ先に殺しておけなかったのは悔やまれるよ。だがそれも虚しい抵抗だ。
カルデア内の時間が2016年を過ぎれば、そこもこの宇宙から消滅する。もはや誰にもこの結末は変えられない。なぜならこれは人類史による人類の否定だからだ。
おまえたちは進化の行き止まりで衰退するのでも、異種族との交戦の末に滅びるのではない!
自らの無意味さに!自らの無能さ故に!我らが王の寵愛を失ったが…」
ドバァァアン!!
「ギャハァア!?」
「なるほど状況は理解した」
レフに喋らせておいて状況を理解したストームはその直後にバッファローG1をレフの胸から下の傷口に叩き込みもう首から下が穴だらけになった…
「おのれぇぇ…!」
「コイツ下半身が丸々ないのに元気だなぁ…ん?」
ストームがもう危険がないと判断してバッファローG1を下げるとレフの体が少しずつ光となって消えて始めていた…サーヴァントでないのにこれが起きてるとは…
「レフ!?貴方何を…!?」
「ゲッブッ…!こう見えても私には次の仕事があるのでね…!ガッフ…!君たちの末路を愉しむのはここまでにしておこう。このまま時空の歪みに呑みこまれるがいい。私も鬼じゃあない。最後の祈りぐらいは…!!」
「なら最後にこれをくれてやるよ」
俺が再びレーザー照準器をレフに当ててると
ゴゴゴゴゴゴゴ!!
「な…何この音!?」
「せ…先輩上です!!」
「上ってええええええええ!?」
皆が頭上を見上げるとミサイル…いやロケットがラグナ・ブラスターで出来た穴から真っ直ぐ落ちてきたのだ。
超音速弾道ミサイル テンペストA1
「皆マシュの後ろに隠れろ!!」
「ちょっと何やってんの!?」
…マジっすか……
文句の言うマスターを連れて未だに放心状態の所長も引っ張り込んで
「ヒッ…!…あ、すいません!!」
「リリィ!?俺は何かしたのか!?」
ストームが近付くと小さく悲鳴を上げてから慌ててマシュの方に駆け寄り…ストームから離れる位置に隠れる…リリィの肩に乗ってるフォウ君に
…俺何かやっちゃいました……?
フォォォウ……
…マジすっか……
「え?何で会話っぽいのが成立すんの?」
思わず立香が突っ込みを入れた。
「くはは!もう遅いわ!!さらば…!!」
ドゴォォォオオオオオオオオオオオオオオン!!
イギャアアアアア
あ、転送間に合わなかったな
「うわぁぁぁあ!?」
「せ…先輩掴まって…!!」
あまりに激しい爆風に皆が吹き飛びそうになるが何とか踏み止まり……煙が晴れて…巨大なクレーターが出来上がっていた
俺は特異点の聖杯を拾ってそれをマスターに渡してからレフの痕跡を確認する。
…それっぽい死体の欠片もない。文字通り消し炭になった可能性もあるが…こういう展開で死体が出ないのは…
「…やったと思う?」
「…いやーこれは微妙だな…まあ、大ダメージは負わせたと思うけど…」
もうほぼ撤退しかけてたから仕留められたかと言えば疑問が…いやそもそも奴の正体すら把握できてないから……とは言えダメージはかなり受けたと思うから当分こっちにちょっかいは出せないだろう
ゴゴゴゴゴゴゴ…!
「ん?地震か?」
地面が突然揺れだして洞窟が崩れ始めて…いやラグナブラスターで出来た穴から空を見たら空もあり得ない程に歪み始めている。
「この大きさ…!地下空洞が崩れます…!いえ、それ以前に空間が安定していません!ドクター!至急レイシフトを実行してください!このままでは私はともかく、先輩達まで…!!!」
《わかってる、もう実行しているとも!でもゴメン、そっちの崩壊の方が早いかもだ!その時は諦めてそっちで何とかしてほしい!ほら、宇宙空間でも数十秒なら生身でも平気らしいし!!》
「待って!レフが言ってた通りならこのままレイシフトしたら所長は…!!」
立香の言う通りオルガマリーは既にカルデアで肉体的死を遂げているためにここにいるオルガマリーは残留思念に過ぎない…つまりカルデアに戻ったら今度こそ彼女の全てが消滅すると言うことだ。
その事を理解したオルガマリーは頭を抱えて地面に座り込み顔は死人のように白くなって…正確にはもう死人なのだが…
「…嫌だ…!いや、いや、助けて、誰か助けて!わた、わたし、こんなところで死にたくない!!…どうして!?どうしてこんなコトばっかりなの!?誰もわたしを評価してくれなかった!みんなわたしを嫌っていた!
…やだ、いやいやいやいやいやいやいや…!!だって…生まれてからずっと、ただの一度も、誰にも認めてもらえなかったのに!…ようやく…!ようやく褒めて貰えたのに―――!!」
涙を流しながらそう叫んでいた…しかし既に肉体は恐らく爆発で消し飛んでおり残留思念であるから代わりの《器》さえ用意してそれに入れば助かるかもしれないが今からじゃその準備など間に合わないのでもはやどうする事も出来ない…。
《マリー……立香ちゃん!とにかく意識だけは強くもってくれ!意味消失さえしなければサルベージは―――》
「でもドクター…!」
「…カルデアにさえ戻らなければ良いんだな?」
皆がどうする事も出来ないかと諦めかけていたところ突然ストームが口を開いた。
《あ…ああ!…残留思念…つまり《霊体状態》の所長はカルデアに一度戻ってしまえばその《器となる身体》がないからもうその時点で消滅してしまう…だから別の場所に保存する事が出来れば…!でももうこの特異点は崩壊するし…!!》
「…まあ、物は試しだからどうなるか分からないが…」
「す…ストームさん!?」
そう言ってストームは所長の元に近付いて
「…はあ…一応連絡はしたが……」
「す…ストーム…?」
《まずい!レイシフト間に合わ――!?》
「先輩、手を!!」
特異点が崩壊する直前にまばゆい光に飲み込まれる立香、マシュ、フォウくん、リリィ…そしてストームが所長の頭に手を置いた姿が…
「おう!お前がストーム1の言ってた民間人だな!?」
「ふぇ!?」
オルガマリーが目を覚ますと目の前にはストームと似たような装備を着けている軍人が目の前にいた。
…いや彼だけじゃない周りには大勢の兵士と…これはニクスと呼ばれたロボット?そしてここは…周りは高層ビルが建っている都会だったが不思議な事に車は走っておらず民間人の姿もない…
何が起きたの…?という疑問を口にするより先に目の前の兵士が
「大変だったな…だがお前はこっちに来るタイミングが悪かった!!」
「え?タイミングが悪いって…」
その直後に通信機から無線が聞こえてきた。
《こちらスカウト4!敵の大軍が接近中!!》
「来やがったな!ほらライフルだ!!」
「ちょっ!?ここどこなのよ!?」
自分を起こした兵隊に事情を聞くより先にAF-14を渡されるオルガマリー…
「コンバットフレーム!!」
《バトルシステムを起動中だ!!》
「またかよ!?いい加減通常システムとバトルシステムは一緒にしとけよ!!」
「スナイパー!射撃用意!!」
周りの兵士達やコンバットフレームが慌ただしく動いている。
「部隊別に相互援護しつつ後ろに下がる!!覚えとけ!これがEDF伝統戦術の《引き撃ち》だ!!」
ドバン!ドバン!!
周りのスナイパー達が発砲を開始する。
「もうスナイパーの射程内まで…!?伍長!急いで!!」
「分かってる!ほら早く来ねぇと置いてくぞ!?」
「だから!ここ何処なのよ!?」
周りの兵士達が次々と後退を始める中で…未だに混乱するオルガマリーは伍長と呼ばれた軍人に慌てて聞く…
「伍長!軍曹達がもうじき来ます!」
「分かった!んでここは何処か!?戦場だよ!!ほらもうアイツら来たぞ!!」
「説明になってな…ってちょっ!?……何なのあれぇぇえ!?」
「異星人とカルデア所長の歓迎会だ!派手にやれ!!」
「「「「「「「EDFッ!EDFッ!!」」」」」」」
「だから説明しなさいよぉぉぉぉぉぉお!?」
…所長の運命や以下に……
テンペストA1
EDFの宇宙防衛用超音速ミサイル。
2017年のフォーリナー襲来により地上は殆どが破壊された。地上戦では奮戦したが人類の負った被害は甚大であった。
更にフォーリナーの残存部隊はマザーシップがやられた途端にあっさりと引き上げた。
この事を受けてフォーリナーは必ず戻ってくるとEDFは仮定してその来襲した場合に備えて宇宙でのマザーシップ撃破を試みて開発された。
2025年にマザーシップ10隻の船団が襲来した際に1隻を撃沈、2隻を中破させるという戦果を挙げた。
本来なら宇宙に飛ばす超音速弾道ミサイルを地上戦に投入などしたら敵味方関係なく消し飛んでしまうので弾頭の炸薬と燃料を減らして辛うじて地上戦でも投入可能となった。
バッファローG1
標準性能のショットガンで、射程は比較的長めで弾倉火力も高い。反面、リロードに時間がかかるため、耐久力の高い敵の大群相手だと苦戦を強いられるという欠点がある。
《スカウト6が帰還しました》
《どうだった?》
《……長期戦になりますね》
《そうか…こっちに来た民間人は?》
《オルガマリー・アニムスフィアですか?レンジャー1が回収したと聞いてますがその直後に《黒蟻》共の襲撃で現在退却中です》
《そりゃ御愁傷様だな》
んでまあ所長に関しては悩んだ結果当初の構想通りに話を進める事にしました。
「まあ、二次創作だしな」
…所長EDF入隊おめでとう!!(白目
「…あそこでカルデアスに飲まれた方が良かったかもな……」
《あれ?あの《科学者》は?》
《…また脱走しました…しかも今度はオメガチームが確保に失敗したと…》
《…何てこった…!?》