アルカディア号になって艦これの世界にお邪魔してみた 作:Archangel
後、突破報酬の『ノーザンプトン』と『桃』、以前掘り損ねた『有明』を演習に突っ込んで目下絶賛育成中です。
第110話 柱島第七泊地編1(アルカディア側1)
柱島第七泊地の門を潜ると真っ先に花火の許へと向かう。
え、翔鶴と川内のトコ?
いくらハーレムに向かって努力をしていても優先順位を間違えてしまっては全て
そ こはキッチリと優先順位を守らないといけません(笑)。
そして今、横須賀では機能移転の真っ最中。
恐らく上や下への大騒ぎになっているはずだ。
花火と今週の秘書官である妙高さんに横須賀であった事を報告する。
二人とも大層驚いていたが、首相秘書の名が『波野静香』である事を伝えると顔色が変わった。
「分かりました。アルカディア号さん、色々とご尽力ありがとうございました。でもとりあえず…。」
そう言うと花火は立ち上がった。
でも?でもって何だ?そこは『でも』ではなく『では』じゃないの?
そのまま花火はジリジリとこちらに近づいてきた。
「て、提督?!」
何が起きているか分からない妙高を尻目に花火はコチラに飛び付くと顔を埋めてスリスリしだした。
花火さん?
嬉しいんですけど、妙高さんの視線が痛いです…。
「提督、猫じゃあるまいし、何をなさっているのですか。今は執務中です、お二人とも控えて下さい!」
ほら、妙高さんの額に青筋が浮かんでるじゃん。
どこの鎮守府や泊地、基地、警備府でも鳳翔と妙高は怒らせてはいけない艦娘として有名である。
これ以上続けると大奥メンバーを白紙にされたり、最悪ここから放り出されるかもしれない。
「これは確認です。ほら、妙高も。」
そう言って花火が妙高さんをグイッと引き寄せた。
「ちょっと提督?! あ、あの! し、失礼、します…。」
花火と同じように妙高さんがスリスリ、スンスンし始めた。
何だこれ、もう一匹増えちゃったよ…。
「ね?」
「そんな…、でも確かに…。これは由々しき事態ですね。確認して良かったです…。」
いつの間にか彼女のハイライトまで消えてる…。
いや、それ以前に確認って何なんだ?
犬や猫じゃあるまいし、余所の女の匂いがしないか確かめているとでも?
ハハ…、まさかァ…。
「「神崎先輩(提督)の匂いがします!」」
そのまさかだったわ…。
「さあ、妙高。上書きしましょう。」
二人が顔を見合わせニタァと笑った。
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「「アルカディア(号)さん?」」
自販機コーナーで、缶コーヒーを片手にグッタリしていると陸奥と扶桑に声を掛けられた。
「ああ、お前達か…。珍しい2ショットだな。」
「ええ、長門とはなかなか女の子同士の話が出来なくて。」
長門さんェ…。
さらっと妹にエラいこと言われてるぞ。
「そ、そうか。」
まあ、脳筋さん(長門・武蔵)相手ではファッションやコスメ品の話なんて出来ないだろうなぁ。
「どうしたんですか?疲れていらっしゃるようですが、横須賀で何かあったのでしょうか?」
「ああ、横須賀ではなく執務室でだがな…。」
俺はさっき執務室で花火と妙高さんにスリスリされた事を話した。
「「…。」」
二人とも黙ったまま。
「どうした、お前達?」
「「上書きよ(ね)…。」
二人からはハイライトが消失していた。
逃げた。飲みかけの缶コーヒーもそのままにダッシュで逃げた。
ぶっちゃけ武器無しで深海さん達に囲まれるより怖かった。
消失は初音ミクだけにしておいて下さい!
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「アルカディア号さん!?」
「お戻りになられたんですね!」
息を切らせて戦艦寮に飛び込むとロビーには大和と翔鶴が。
「ああ、たった今な…。」
遠くを見つめながら返事をする。
「どうしたんですか?何かあったんですか?」
心配そうな翔鶴。
だが執務室でかくかくしかじか…、なんて馬鹿正直に答えてしまったら先程の二の舞になってしまうかもしれない。
大和はともかく翔鶴は好意をもって(行為は持っていないが)くれているからだ。
取り敢えず、以下の大事な5点を二人に説明する。
1.今度の提督会議では陸軍の襲撃がある可能性が高い事
2.よって軍令部と横須賀第一鎮守府、第二鎮守府の機能をデスシャドウ島へ一
時的に移転させる
3.陸軍高官、及び一部の政治家がマゾーンかその手先である
4.首相秘書が波野静香(マソーン名:パフィオ)である以上、国や内閣からの指
示や助けは得られない可能性が高い
5.影山サキは当面の間、デスシャドウ島に匿う
「それは大変でしたね。でも次の提督会議による横須賀帯同艦は確か赤城さんだったはず。ですからきっと大丈夫でしょう。」
「そうですね、私も大規模作戦の際には随分と制空を取って助けて頂きました。一航戦旗艦の実力は伊達ではではありません。」
なるほど、今度、花火は赤城さんと横須賀行きか。
俺もあの赤城さんのポワンとした感じ、好きなんだよね(笑)。
夜にはあの立派な双丘に着艦失敗、いえオッパイしたいです!
「ところでアルカディア号さん?」
腕を取ってくる大和。
「どうした?」
「どうして神崎中将と北大路提督の匂いがするんですか?」
「あと妙高さんの匂いもですね。」
アンタら怖いわ!
何でそんなに他人の匂いが分かるんだよ?!
「「上書きです。」」
デスヨネー。
ハイライトこそ消えていないがこれ拒否できないヤツですわ、ハイ。
「翔鶴はともかく、大和は艦種正室が嫌ではなかったのか? なら無理強いはしないが?」
スリスリを続けていた二人から解放された俺はグッタリしつつも思い切って大和に聞いてみた。
だって、ひたすらスリスリされるだけでそっから先が無いんだぜ?
新手の生殺しプレイじゃねーか、キツ過ぎますわ…。
「アルカディア号さんに選んで頂だけたのに断る訳無いじゃないですか。天にも昇るくらい嬉しかったんですから!」
「摩耶とか榛名とか風当たりが強く思うのだが?」
「榛名さん、がですか? 金剛さんからはいつも悶えてると聞きますけれど…。」
「摩耶さんも喜んでいると高雄さんが仰ってましたね。毎日、念入りに体を洗って何時でも準備万端だとか。」
ホンマかいな、にわかに信じられん話ですが…。
「ところで…。提督の正室と側室筆頭とくれば次に契るのは全艦種正室の私ですよね! 今夜お待ち、いえお伺い致しますから!」
なにか途中に堅物重巡が挟まっていますが、実際は北大路提督と神崎提督のお二人だけでしょうと翔鶴。
まさかの逆夜這い宣言?!
しかも何で
「そして次は戦艦正室の私…。」
「甘いな、大和。全艦種側室筆頭の私を忘れてもらっては困る(笑)。翔鶴の次はこの日向だ。」
どこからか現れた日向が大和をけん制する。
日向さん、アナタひょっとしてどこかに隠れていたとか?
「ぐっ、日向さん…。」
「じゃあ、私は大和の次ね(笑)。」
ヒョッコリと廊下の曲がり角から顔を出す陸奥。
「じゃあ、私は日向との姉妹井で!」
「ちょっと待つネー! 私達四姉妹はいつデース!」
「不幸だわ(私達も)…。」
戦艦組がワラワラと集まって来た。
だからアナタ達、一体どこにいたんですか?!
「空母正室である私を忘れないで下さい! というか戦艦側室筆頭である陸奥さんの後は私達の番です!」
「
アナタ達、空母でしょうが!
何故、一航戦が
そして恐ろしい勢いでスケジュールが埋まっていく。
しかも当人の意向を抜きにしてだ。
このままだとマネージャーという名前の
いくら
あ、皆がこっちを向いたぞ。
しかも全員がハイライトオフ?!
ジリジリと包囲網が狭められる。
この後、こちらを向いた皆に
※意外とハーレムって体力がいるんですね。知りませんでした(笑)。