アルカディア号になって艦これの世界にお邪魔してみた   作:Archangel

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※次回と今回のお話は胸糞話です!
 特に『かえで』さんのファンはご注意下さい。


第123話 大本営突入編4(艦娘側:藤枝かえで1)

 「外が騒がしくなってきた。全員、ここから地下シェルターへと移ってもらおう。」

 そう言って山崎少佐と鬼王が入ってきました。

 

 「サッサと立て。私も気が長い方ではないのだ。」

 それは悪いわね。

 でもアナタが手を後ろに縛ってくれたものだから、そうテキパキとは動けないの。

 そのまま随分と長い間貨物用エレベータの乗せられて着いた先は、先が見通せないぐらい広大な何も無い場所。

 

 「提督諸君、大本営地下シェルターにようこそ(笑)。」

 大袈裟に両手を広げて歓迎のポーズをとる京極大臣。

 その後ろでは、いい眺めだねぇと高笑いしている女と黙って見ている女が一人。

 縛られているのにも拘らず乱暴にシェルター内に放り込まれるため、私達の半数は床に転がされてしまう破目に。

 そして私の目の前にはエリカさんが!

 

 「ぐふっ!」

 勢いよく床に打ち付けられたせいでエリカさんの肺から空気が圧し出されます。

 

 「アナタ、捕虜の扱いは条約で決められているでしょう?! 無抵抗な者に対して何て乱暴な事をするの!」

 

 「そう睨むな(笑)。ここはマゾーンの技術を使った縦450m、横350m,高さ180mの一大避難施設だ。お仲間が来てもそう簡単に出入りは出来ん。」

 

 「山崎とやら、この者達の拘束を解いてやれ。」

 私達全員が山崎に厳しい視線を向ける中、一人だけ違う雰囲気を持った女が口を開きました。

 間違いないわ、あれがマゾーンね。

 

 「ジョジベル殿、それは本気か?!」

 山崎少佐が驚いてマゾーンの女に目を向けたわ。

 

 「勿論だ。それに我らマゾーンはこのようなやり方は好まぬ。それにトイレが間に合わなかったら貴様が後始末をするのか?」

 すると山崎少佐は、間に合わない所は見てみたいが後始末は困るなと嗤うと、銃を持った護衛兵二名に命じ私達の手枷を外させました。

 

 「山崎少佐、アンタ随分と変わった性癖だね。」

 呆れ顔で呟くロベリアさんですが、それに対して女の排尿が見たいだけだという彼。

 

 「アナタ、頭がどうかしてるんじゃないの?!」

 一体、私達を何だと思っているのかしら?

 

 「幾ら数が少ない男性だからって何でも許されるなんて思わないでもらえるかしら。少しはアルカディア号さんを見習ったらどうなの、この変態!」

 

 「…。」

 あら、どうしたのかしら?

 北大路提督が横を向いてしまったけれど…。

 

 「そのトイレはそれぞれ四隅にある。少々遠い故、余裕を持って向かった方が漏水事故にならずにいいぞ(笑)。」

 

 「偉そうに…。どうして姉さんはこんなヤツを好きになったのかしら。」

 この男の全てに反吐が出そう。

 我が姉ながら精神構造を疑ってしまうレベルよ、これは。

 

 「見る目があるからに決まってるからだろう。同じ姉妹でも貴様とは随分と違うな(笑)。」

 

 「違って結構だわ、その代わり私と姉さんを一緒にしないで!」

 思わず歯をギリっと鳴らしてしまいました。

 

 「ハハハハハ、威勢が良いのは姉譲りか! 気に入ったぞ、気の強い女は嫌いではない(笑)。京極大臣殿?」

 

 「ああ、好きにするがいい。ただ、殺すなよ(笑)。」

 京極陸軍はそれだけ言うと出て行ってしまいました。

 

「ええ、タップリと楽しませてもらいますよ。」

 そう言うと山崎少佐は私の顎を無理矢理持ち上げたのです。

 

 「ぐっ!」

 い、痛い! 顎が砕けそうに?!

 片手なのに何て力なの?!

 この時、私は初めて男というものに恐怖しました。

 後になってみれば、相手が人間でない事を感じ取っていたのかもしれません。

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 

 「触らないで、虫唾が走るわ!」

 それでも思い切りヤツの手を払いのけると、イキが良いとか、ますます気に入ったと言い出す始末。

 

 「アナタ、藤枝少将をどうする気?!」

 

 「これはこれは。聡明なタチバナ中将らしくありませんな。取り敢えず、私と一緒に来てもらうだけだ。だが男と女、する事はただ一つしかあるまい(笑)。」

 

 「そんな事させるもんですか! 提督から離れなさい!」

 私を守ろうと護衛艦娘の大鳳が山崎少佐に飛び掛かろうとした瞬間、何と彼女の両足が光線銃で打ち抜かれたのです。

 

 「大鳳っ!」

 

 「うう、て、提督…。」

 苦悶の表情を浮かべ床に転がる大鳳。

 それでも護衛艦娘の役目を果たそうとする彼女は手だけでこちらに来ようとします。

 膝を打ち抜かれるなんてどれほどの痛みが私には想像もつきません。

 

 「さすがはマゾーンの技術、一撃で艦娘を行動不能に出来るとは。感謝いたしますぞ、ジョジベル殿。」

 再び銃を構え直す山崎少佐。

 

 「っ! 止めさない、言う通り付いて行くから!」

 頭を打ち抜かれたりすれば大鳳が死んでしまうかもしれない、そう思った私は思わず叫んでいました。

 

 「ふん、手こずらせおって。」

 

 「こんな時にお愉しみか…。」

 「山崎よ、どうしようと勝手だが私はお前を軽蔑する。」

 鬼王とジョジベルやらも山崎に侮蔑の視線を送りますが…。

 

 「フッ、このような気の強い女を屈服させるのが私の趣味なのでな(笑)。」

 当の山崎は気にも留める様子はありません。

 それどころか大鳳の『うう、提督…。』という声や『正気なの?! 止めなさい!』という他の方々の声が聞こえる中、本当に私は連れ出されてしまったのです。

 




※藤枝かえで少将を手籠めにするために連れ出した山崎少佐。
 間違いなくアルカディア号の地雷を踏み抜く事になる彼は一体どうなるのでしょう?
 TV版のキャプテンハーロック同様、アルカディア号は人を手に掛ける事はしない主義ですが、さすがにこれはヤバいのでは?!

※かえで:ちょっと待ちなさい。
 作者:はい?
 かえで:これ、私が山崎少佐にその…、そういう事をされちゃう…、のよね?
 作者:ええ、まあ…。
 かえで:ふうん。で、どうして私なのかしら?
 作者:ファンの方々から出番をというリクエストが結構ありまして…。
 かえで:そう(ニッコリ)。
 作者:ホッ。
 かえで:私にこんな事をするなんて『お気に入り登録』が激減するわよ?!
     覚悟なさい(大事なところに一撃)!
 作者:グハッ?!
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