アルカディア号になって艦これの世界にお邪魔してみた   作:Archangel

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※いつもご訪問頂きありがとうございます。
 そろそろ夏の暑さが和らいでくる+雨で涼しい+冷房で私は見事に風邪を引いてしまいました。
 最近のアホは風邪ひくという事を初めて知りました。
 おかげでいつも以上に何を書いているか分からない状態です。
 申し訳ありません…。


第125話 提督救出編2(アルカディア側1)

 「三人。三人よ。」

 俺達が地下シェルターから出ようとした時、少将閣下が顔を上げて上半身を起こした。

 そのせいでマントの隙間から双丘の片方が先端まで丸見えに…。

 派手に破かれながらもなお本来の役目を果たそうと健気に纏わり付いて白いパンストと相まって非常に扇情的(エロティック)な眺めだ。

 本来なら人目構わず押し倒しかねないところだが、さすがの俺もあまりの事態に全くそういう気分になれず、ただただ不快感と嫌悪感しかない。

 こんなものはAV(妄想)だけに留めておくべきなのだという事が良く分かった。

 

 「私を弄んだのは山崎だけじゃない、その武官二名も…。」

 少将閣下が声を絞り出した。

 何だと?!

 輪姦とはなんと卑劣な!

 

 「分かった、副長、台羽、飛龍の彩雲によるとヤツは最上階だ。行くぞ!」

 せっかく花火と再会できたというのにまたしばしのお別れである。

 まあ全員にライトセイバーを持たせている上、螢もいるし多少は留守にしても大丈夫だろう。

 

 上に向かおうとするもエレベータは既に止められており、最上階に行くには階段を使う以外ない状況になってしまっている。

 考えるより先に階段を駆け上がり始めた俺に副長と台羽も続いてくれる。

 

 途中、立ち塞がるマゾーン戦闘員や陸軍兵をコスモドラグーンや重力サーベルで薙ぎ倒しながら、ひたすら階段を登っていく。

 逆に彼女達の光線銃や武装程度なら、このアルカディア号の装甲には掠り傷一つ付けられない。

 またマゾーン戦闘員が異星人だと知らされていないのか、彼女達が紙のように燃えるのを見た陸軍兵は恐怖のあまり戦意を無くすものが続出した。

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 

 登り始めて三十分、ついにヤツのいる最上階に到着した。

 流石はハーロックと副長に台羽、全く息が乱れない。

 指令室と思われる部屋のドアにスペースハープーンで大穴を開ける。

 

 「キャプテン!」

 「もぬけの殻でっせ?!」

 中を覗いた台羽と副長が叫んだ時、一瞬だが艦娘達とマゾーン戦闘員との砲撃音が止んだ。

 お陰で真上で聞こえるエンジン音に気が付いた。

 

 「屋上だ!」

 そう叫ぶと同時に駆け出していく台羽。

 ヤッタラン副長も同様に屋上で入口へと続く。

 

 「ダメだ、開かない!」

 

 「台羽、下がれ!」

 重力サーベルでドアの鍵部分を破壊する。

 扉を蹴飛ばすと京極と鬼王、山崎と武官二名を乗せた百式司令部偵察機二機がカタパルトに乗っているのが見えた。

 

 「くそっ、逃がすか!」

 台羽が銃を撃って牽制するも京極と鬼王が乗せた方は止められず発進を許してしまった。

 それにしても陸軍機である百式司令部偵察機をカタパルト発進可能にしてあるとは驚きだ。

 間違いなく陸の連中はマゾーンの技術をかなり取り込んでいると見ていいだろう。

 

 「キャプテン、スペースウルフで追っかけます!」

 

 「いや、構わん。山崎を抑える方が先だ、カタパルトの基部を狙え!」

 三人でカタパルトの基部に銃を集中させて山崎の乗る百式司令部偵察機ごと横転させる。

 ミサイル? パルサーカノン?

 そんなモノ使ったら連中ごと消えてなくなりますから!

 

 「どこまでも私の邪魔をするつもりか、アルカディア号(ネモくん)!」

 百式司令部偵察機から出て来た山崎が銃を抜いた。

 

 「マゾーンの技術を投入した対艦娘専用銃だ。流石の貴様も無事では済まんぞ。大人しく戻るというなら後ろから撃つのは止めてやろう(笑)。」

 

 「…。」

 黙って戦士の銃を構え直す。

 キャプテンハーロックは如何なる時でも敵に背を向ける事は無い。

 彼の船である以上、俺も同じだ。見損なってもらっては困る。

 

 「それが返事という訳か。後悔するなよ!」

 憎悪に顔を歪めた山崎が銃を構えたまま艤装を展開した。

 ヤツの得物はあれ(レオポルト列車砲)か。

 

 「副長、台羽、山崎は俺がやる。お前達は残りの二人を頼む。ただし、絶対に殺すなよ。」

 

 「ええ、半殺しにして藤枝少将の前に連れて行く、で良いんですよね(笑)?!」

 

 「死ねいっ、この思い上がり者めが!」

 男爵ディーノかよ、アンタは…。

 台羽の返答が気に入らなかったらしい山崎の一声が合図となって打ち合いが始まった。

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 

 「ぐうっ!」

 台羽が相手の武官の銃を弾き飛ばした。

 さらにもう一人の武官の両腕を副長が射貫く。

 これで向こうは山崎一人、チャンスと見た俺はコスモドラグーンと重力サーベルを乱射しながら勢いよく飛び出した。

 

 「くっ、何故だ、何故当たらん?! ぐあっ!」

 海賊式体当たり戦法で山崎を吹っ飛ばす。

 悲鳴を上げて転がった山崎はそのまま動かなくなった。

 あ、これ間違いなく骨にヒビが入ってるな。

 下手したら折れてるかも…。

 

 「立て。」

 重力サーベルを突き付ける。

 自分でも無茶を言うなぁ(笑)とは思うが藤枝少将閣下にあのような落花狼藉の振る舞いに及んだのだ。微塵も気の毒だとは思わない。

 

 「さて、大人しく一緒に来てもらいましょか。」

 いつの間にか台羽と副長もうずくまっている武官に銃を突き付けていた。

 

 「待て、副長。山崎、ジョジベルはどうした?」

 

 「ジョジベル殿は一足先に名波論島へ向かった。もうここにはいない。」

 吐き捨てるように山崎が答える。

 

 「名波論島?」

 

 「残りの提督達の所だ。」

 残りの提督?

 残りの提督とはどういう事だ?

 また嫌な予感がする。

 

 「ここには捕らえた半分しかいない。」

 

 「何だと?! あれで全員ではないのか?!」

 俺達三人の声が重なった。

 




※名波論島の続きはもう少し先になります。
 次はこの三名が『かえで』さんを始めとした皆の前に連れてこられます。

『鬼王』こと真宮寺一馬殿の結末は?!

  • 原作通り死亡
  • 一命を取りとめさくらと親子鷹で活躍
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