アルカディア号になって艦これの世界にお邪魔してみた   作:Archangel

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※ワクチン接種2回目の発熱から復帰いたしました。
 後遺症のせいで相変わらず何を書いているか分からないと思いますが、よろしくお願い致します。


第126話 提督救出編3(艦娘側:マリア・タチバナ1)

 ドサッと音がしてボロボロになった三人が私達の前に投げ出される。

 

 「少将閣下、この三名(山崎と武官二名)で間違い無いか?」

 アルカディアさんが藤枝少将に確認するも彼女は黙って下を向いたまま。

 

 「見るのはツライと思うが…。」

 再度、アルカディアさんに促された『かえで』さんは三人に目をやると黙って首を縦に振りました。それも一瞬でまた下を向いてしまったけれど…。

 

 「これで言い逃れは出来ん。貴様らは男複数人でもって、か弱き乙女を傷付け汚したのだ、当然それなりの覚悟はできているな?」

 アルカディアさんがサーベルを山崎に突き付けたわ。

 

 「この私に抱かれるという贅沢を享受しておいてふざけるな!」

 『かえで』さんが『か弱き』というのはともかく、貴方のような男に抱かれる事の何が贅沢なのかしら。

 

 「それはあくまで同意の上でだ、少将閣下が泣いていらっしゃるのが望まなかった何よりの誕拠だ!」

 

 「しかも三人掛りやで。男として一番恥ずべき事やないか。」

 拳を握り締める台羽さんと呆れ顔のヤッタラン副長。

 

 「その通りね、貴方達は自分が何をしてしまったかを認識する必要があるわ。」

 山崎達の言動からは微塵も大変な事をしてしまったというのが感じられない。

 

 「何にしても謝って済む事ではないわよ。」

 「同じ女として許せない!」

 射殺すような視線を向ける螢さんとシー少佐。

 

 「お前遊こそ、自分が何を言っているのか分かってるのか! 我々に女にして貰えた事を…、ひいっ!」

 アルカディアさんが武官の傍に重力サーベルを撃ったわ。

 全く反省の色が無いのだから無理もないわね。

 

 「口を閉じろ、雑種。貴様に心配してもらわなくとも少将闇下のような美しい女性であれば、お相手の心配は無用だ。それが分からんとは度し難い。」

 そのまま射殺しても良かったのにと思ったのは私だけではないはずよね。

 

 それから、『かえで』さん?

 アルカディアさんに美しいと言われて『ピクッ』としたのを皆、見逃してはいないわよ。

 

 「貴様、動けぬ者に向かって!」

 あら、山崎も部下(子飼い)を守るぐらいはするのね。

 

 「それを貴様(犯罪者)が言うのか? それに俺は軍属ではなく海賊だ。海賊にそんな道理は通用しない。」

 

 「ぐうっ!」

 足で山崎をギュッと踏み付けるアルカディアさん。

 

 「花火、それにタチバナ閣下。この手の犯罪の最も恐ろしいのは何か分かるか?」

 

 「被害者の心に生涯残る傷を負わせる事でしょうか?」

 「好奇の目に晒される(セカンドレイプ)事よね。」

 

 「それもあるが、この手の犯罪は再犯率が非常に高いのだ。」

 

 「そう…。じゃあ、もう私みたいな不幸な女を生み出さない様にしないと…。」

 それを聞いた『かえで』さんがフラリと幽鬼のように立ち上がる。

 

 「少将閣下もそう思うか。」

 待ってましたとばかりにアルカディアさんがニヤリとする。

 

 「どうするの?」

 思わず聞いてしまったけれどその答えはトンでもないもの。

 

 「犬猫と一緒や。去勢ってヤツやな。」

 副長のこの言葉にアルカディアさんが頷いたわ。

 

 「面白そうね、それ私にもやらせてもらえるかしら。」

 台羽さんから銃を受け取った大鳳が日の端を吊り上げる。

 ドクターゼロさんの的確な治療もあってもう大鳳の脚は大丈夫みたいね。

 

 「ひいぃ!」

 悲鳴を上げて後ずさる武官二名。

 大鳳とヤッタラン副長はお構いなしに武官の股間をレーザーガンで撃ち抜いた。

 

 暫くの間、別映像(海外艦の水着映像)でお楽しみ下さい。

 (余りの事に描写できません!)

 

 「ヒッ!」

 今度は山崎が出口へ向かって這い始めたわ。

 

 「少将閣下」

 それを見ながらアルカディアさんが『かえで』さんの手を…、取った?!

 

 「俺の…、ん?」

 

 「二人の…、え?」

 アルカディアさんと『かえで』さんが何か言おうとしたみたいだけど、なにやら齟齬があったみたい。

 

 「閣下(の台詞)は『私の』では…。」

 

 「いいえ、二人の。二人のよ、いいわね (ニッコリ)。」

 

 「アッ、ハイ。」

 目が笑っていない『かえで』さんに恐怖を感じたのかアルカディアさんが首を縦に振ったわ。

 一体、何だというのかしら?

 

 「じゃあ、もう一度よ。」

 

 「分かった、最後の仕上げだ。」

 

 「二人のこの手が真っ赤に燃えるゥゥ!」」

 

 「幸せ掴めとッ!」

 

 「轟叫ぶゥ!」

 

 「「爆()、ゴッドフィンガー!」」

 

 「石!」

 

 「破!」

 

 「「ラブラブ天(去勢)拳!」」

 二人の手によって(ピー)を握り潰された山崎から、この世のモノとは思えない悲鳴が!

 見ていた副長、機関長、台羽さん達は皆、前屈みに(笑)。

 私達には分からない痛みだけれど、相当なモノなのは間違いないわね…。

 でも『かえで』さんたらこの悲劇さえ利用するなんて…。

 とても『か弱い』とは云えないんじゃないかしら?

 むしろ私達の中ではお強い方というイメージなんだけど。

 さっきまで、さめざめと泣いていたのにアルカディアさんと体を密着させていた時はニヤつきが隠せていなかったわよ?

 アナタ、強いだけじゃなく(したた)かでもあったのね…。

 さて、アルカディアさん?

 表情の抜け落ちた花火さんと赤城・伊勢・日向さん達を一体どうするのかしら(笑)。

 

『鬼王』こと真宮寺一馬殿の結末は?!

  • 原作通り死亡
  • 一命を取りとめさくらと親子鷹で活躍
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