アルカディア号になって艦これの世界にお邪魔してみた   作:Archangel

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※位置関係

  アルカディア号♂
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          |------------|------------|階段
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        波野静香♀


第136話 後始末編1(アルカディア側1)

 (後は反海軍派の一層だな。京極や山崎らを失った今ならそれ程、難しい事ではないだろう。)

 (恐らく今回の海軍解体の命は波野静香が色仕掛けか何かで首相に迫ったのだろう。ならば首相秘書や首相本人にもお礼をしておかないとな(笑)。)

 そうこうしている内に首相官邸に到着したので、そのまま門兵?陸軍兵?に声を掛けた。

 

 「首相閣下にお目通りを願いたい。」

 ところが俺の姿を見た途端、門兵達は悲鳴を上げて職場放棄。

 労せずして中に入れたのは良いのだが、結構なカワイ子ちゃん二名だったので、おじさんは結構傷付いてしまった(泣)。

 建物内を歩き回っていると何人かの陸軍兵やSPが銃を向けてきたが、視線を向け返すと慌てて退散していく。

 半時間ほど歩き回っただろうか、ようやくこの階段を登れば首相の執務室という所で後ろに誰かが立ったのが分かった。

 

 「止まりなさいハーロック、いえアルカディア号。」

 

 「嫌だと言ったらどうする? 首相第一秘書、いやマゾーン地球総司令『パフィオ』(笑)。」

 ワザとマゾーン地球総司令の部分に力を入れてやる。

 

 「私の事を知っているのか。やはり貴様は我がマゾーンにとって危険な存在だ。」

 

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 いきなり銃の引き金を引いてきたパフィオ。

 床に伏せコスモドラグーンで応戦する。

 しかし、普通いきなり撃ってくるか?

 キレイなお顔立ちして随分と物騒なお嬢さんだな。

 普通なら、ここは二階にあった軽食ラウンジでお話でも?の流れだろうに(願望)。

 廊下と階段の上がり場の角を利用して撃ち合うもパフィオの銃の腕前は流石、地球総司令を任されるだけはある。

 このままでは埒が明かない。そう考えた俺はワザと銃を弾き飛ばさせるように仕向けた。

 

 「勝負あった様ね(笑)。」

 近づいてくる足音…。

 一撃で仕留めないとコチラがやられる。

 音を立てないようにゆっくりと重力サーベルを抜く。

 

 「あうっ!」

 姿が見えた瞬間を狙い、彼女の足を打ち抜く。

 倒れ込むパフィオ。同時に彼女の手から銃が落ちる。

 

 「そうか、重力サーベル…。」

 何故、という表情だったが俺の重力サーベルから立ち上る煙を見てすべてを理解したみたいだ。

 ガックリと項垂れるパフィオを後に俺は首相がいる部屋へと向かった(勿論、コスモドラグーンは回収した)。

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 

 首相執務室の扉をノックする。

 おかしい、反応が無い。

 もう一度、ノックするもやはり反応が無い。

 

 「返事がない、ただの屍の様だ。」

 お約束をやった途端、中から声が聞こえてきた。

 

 「開いておるよ、入り給え。」

 

 「失礼する。帝国海軍『柱島第七泊地』北大路花火大佐の許に仮所属している宇宙海賊船アルカディア号だ。」

 この世界の事だから女性首相かと思ったが以外にも首相は男性であった。

 でもキャプテン・ハーロックにでてきたあの首相そのままなのが、イヤな予感しかしない。

 首相はコチラの姿を見るなりよく辿り着いたと褒めてきたが、直ぐに出て行き給えと告げてきた。

 

 「それは無理な相談だ。地球連邦首相閣下、まずは今回海軍に対して出された命令の取り下げをお願いしたい。」

 俺の分までとは言わないが、このままでは大神殿や真宮寺長官をはじめ多くの提督達や艦娘達が逆賊になってしまう。

 それだけは何としてでも避けなければならない。

 

 「それこそ無理だというものだよ、チミィ。武装解除どころか逆に陸軍大臣の京極君や山崎少佐まで…。」

 そんな恐ろしい組織を野放しになんて出来んよ、チミィと取り付く島もない。

 どうやら彼等がマゾーンと繋がっている事を知らないらしい。それどころか、マゾーンの恐ろしさすら分かっていない可能性がある。

 仕方ないので彼にはマゾーンとは何かという事とその恐ろしさを丁寧に説いて聞かせてやった。

 そしてあの二人がマゾーンと繋がっていた事も、さらには他にもつながっている者が多数いると思われる事もである。

 勿論、扉の向こうで転がっている波野静香がそのマゾーンの地球総司令である事もだ。

 首相は黙って聞いていたが、やおら葉巻を灰皿に押し付けると今度はゴルフクラブを手に取り窓際へと歩いて行った。

 

 「チミの話はなかなか面白い、何なら出版社にでも持ち込んだらどうかね?」

 「だが生憎、私はSF雑誌の編集者でもないし作家でもないのでその辺の面倒は見てやれんのだよ。」

 首相はコチラに目を向けようともせず、ゴルフクラブをゆっくりと上下させる。

 

 こら、あかんわ。

 全く、いつの時代も政治家というのは自己の保身と利益しか考えていない。

 完全にこいつらのために戦う気が失せてしまった。

 これからは花火や神崎閣下、果てはこの国のために戦ってくれている崇高な艦娘様達のためにこの力を振るう事にしよう。

 

 「ならばオレ達はオレ達で勝手にやらせてもらう。今回のようにその邪魔だけはしないでくれ。」

 

 「あ~、ダメダメ。それは無理と言うものだよチミ。今回、陸軍に投稿しなかった海軍の連中は全員Zナンバーだ。Zナンバーはいわば死刑囚と同じく犯罪者扱いでね、市民権も無い。人間として認められんのだよ…、ひいっ!」

 首相がゴルフクラブを放り出して机の下に身を隠したと同時にそれまで彼が立っていた後ろのガラス窓が砕け散った。

 振り向くとパフィオがよろめきながら銃を?!

 しまった、トドメを刺さなかったのが仇になったか!

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 

 「マゾーンの事を知られたからには首相といえども生かしておく訳にはいかない、死んでもらう!」

 ハチの巣になる首相の執務机。

 

 「ひいい! アルカディア君とかいったかね?! チミ、何とかしてくれ給え!」

 

 「今の今でよくそんな事が言えるな…。」

 前世ではオレも散々やらかしてきたが、その自分が呆れてしまう程である。

 何かもう逆に感心してしまうわ(笑)。

 

 「ほら、早く! 反逆罪は無しにしてZナンバーも取り消してやろう、なっ!」

 「提督と艦娘の個人情報もキレイに…、うひゃあ!」

 あの執務机、かなりハチの巣になってしまっているが、どうやって躱してるんだろう?

 気になって執務机の裏を見ると、あの狭い中でシャーロックホームズの踊る人形というかマトリックスさながらの状態になっている。

 なかなかに器用なオッサンだな(笑)。

 

 が、あんなオッサンでも死なせてしまえばオレの、ひいては海軍の責任になってしまうだろう。

 仕方ない、パフィオを止めるとするか。

 狂ったように銃を乱射する彼女だがアルカディア号にとってはなんの効力も持たない。

 手首を鷲掴みにし彼女の手から銃を取り上げ、延髄に手刀を入れて意識を刈る。

 そのまま亀甲縛りにすると、彼女を連れてデスシャドウ島へと帰還した。

 何、あまりよろしくない単語?

 チョットなに言ってるかわかんないデス…。

 

 なお、首相の『無しにしてあげるから』という部分はシッカリと記録に残しておいた(笑)。

 




※主人公:本編でも触れた通り(教育上)よろしくない単語があった気がするのだが?
 作 者:はて、そんなのがありましたかね?
 主人公:普通、亀甲縛りは知っていても縛り方を知っているヤツはいないぞ。
     これではまるでオレが普段からそういうプレイに勤しんでいるみたいではないか。
 作 者:神崎中将やタチバナ中将、あるいは藤枝少将といった男勝りな方々なんかどうです?
 主人公:それも捨てがたいが、そういう事とは無縁のワースパイトやアークロイヤル辺りを…。
 作&主:悪くは、ない(ネルソン風)!×2
 主人公:さて、こんな与太話をお気に入り登録や評価をしてくれた方々にアナウンスがあるのではなかったか?
 作 者:そうでした!
     いつも目を通して頂いている皆様、本当にありがとうございます。
     年内の投稿はこれが最後です。
     また年明けにお会いできるのを楽しみにしております。
     この後始末編が終われば、少しの間ですが提督達や艦娘達には平和に過ごしてもらいましょう。
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