アルカディア号になって艦これの世界にお邪魔してみた 作:Archangel
ようやく投稿することが出来ました。
※いや今回のイベント、ここまで大規模だとは全く思いませんでした。
難易度も中々でして…。
※おや、何処からともなく聞き覚えのあるトランペットの音が?
到着メンバー
ボレットから『鳳翔・川内・コマンダンテスト・天龍』が降りてくる。
キョロキョロと辺りを見回し自分達が何故呼ばれたのかを分かっていない様子だ。
それでも大和と陸奥の姿を見た鳳翔とコマンダンテストが駆け寄って来た。
「良かった、二人とも無事だったんですね!」
「皆デ心配シマシタ。陸奥、ケガハナイノデスカ?」
「ありがとう、コマンダンテスト。私のせいで大和どころか貴女達にまで迷惑を掛けてしまったわ、ごめんなさいね。」
「もー。陸奥さん、なに言ってんのさ、水臭いじゃん。」
「そうですよ。川内さんの仰る通りです。誰も陸奥さんのせいだなんて思っていません(笑)。」
鳳翔の一言に大和が、私の言った通りでしょうと胸を張った。
それにしても相変わらず相当豊かなモノをお持ちですなぁ。
しかし、パッドの分を引き算すると、やはり加賀同様に日ノ本産どまりか?
「何でしょう、この大和に何か落ち度でも?」
いつの間にか大和さんが半目でこちらに目を向けていらっしゃっいました。
ご心配なく、いつも拝見させて頂いておりますが、まだ落ち度、いえ落ちていませんから(汗)。
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急襲計画
「ええっ、この島の反対側に?!」
鳳翔だけではない、陸奥から話を聞いた全員が目を丸くした。
「いいじゃねえか、この世界水準を軽く超えた天龍様が先陣を切ってやるぜ!」
フフ怖さんが胸を張る。
「しかし、何故私達なのでしょうか?」
急襲となれば大和さんのような大火力艦の方が適任では?と鳳翔が首を傾げた。
「そりゃ、夜にやるからだよ!」
川内の目が輝く。
「それなら夜戦火力に優れた重巡の方々が…。」
「違うよ、ゴトランド。砲撃音を立てちゃダメって事だよ。」
なるほど、単なる夜戦バカだと思っていたが、こと夜戦に関しては頭が切れるようだ。
「その通りだ。闇に紛れつつ一人、また一人と無効化していく必要がある。」
天龍は日本刀、川内はクナイ、コマンダンテストはレイピア、ゴトランドは短剣といった獲物がある。
まさにこの計画にはもってこいなのだ。
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「いいか、あいつらも生物である以上、給水の必要がある。そのために持ち場を離れた時を狙う。」
「幸いにも連中の各持ち場はそれぞれ離れているし、相手に叫ばれたりしなければ気付かれる事はあるまい。」
「で、でもナイフで相手を仕留めるなんて私にできるんでしょうか…。」
「それに私には得物なんてありませんし…。」
ゴトランドと鳳翔が戸惑う。
「大丈夫だ、お前なら出来る。それに鳳翔、お前にはこれ以上無いモノがあるではないか(笑)。」
この一言に鳳翔だけではなくそこにいる全員が首を傾げた。
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コマンダンテスト1
墨を流したような闇の中、僅かな月明かりを頼りにコマンダンテストが台羽から受け取ったトランクを手に取った。
中には秋雲が用意してくれた衣装が入っているらしく、それは夜の闇に紛れることが出来るように黒を基調としたものらしいが…。
「C‘est?! Ce Deguisement?!」
(これは?! この衣装は!)
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鳳翔
雲の間から糸の様な月が僅かに顔を覗かせる。
少し先にはこちらに背を向けて立っているタ級。
しかし、立ち上がった鳳翔のシルエットがそれを遮った。
月の光が逆光となり鳳翔の表情を窺う事は出来ないが、その手には艦載機発艦に使用する弓の糸が握られている。
彼女がその一端を口に咥えるとキリリと糸が鳴いた。
「クアッ?!」
次の瞬間、空を切る音と共に伸びてきた糸がタ級の首に絡みつく。
タ級にしてみれば自分のみに何が起こったか分からなかったに違いない。
何か空を切る音が聞こえたと思ったら自分の体が宙吊りになっていたのだから。
アルカディア号の燃料であるグラビューム鉱石3006。
ソレを一齧りしただけでこれだけの馬力を出せるとは鳳翔自身思ってもみなかったろう。
いずれにしろ、トンでもないチートパワーに藻掻き続けていたタ級だが、鳳翔が糸をピンと弾くとそのまま動かなくなってしまった。
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川内
ヲ級が給水の為に持ち場を離れやって来た。
屈んで水を飲もうとした彼女の後ろに音も無く降り立つ川内。
彼女はいきなり、しかも強引にヲ級の首を掴み上を向かせた。
「ゲボッ?!」
気管に水が入った、いや入れられたヲ級。
そのまま躊躇なく取り出したクナイを首の後ろに突き立てる。
あの可憐な川内からは想像もできないほどの残忍な手口。
一瞬でヲ級の命を刈り取った川内の手腕には脱帽という以外ないだろう。
彼女にとって夜戦とは砲雷撃戦だけでは無いのだ。
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コマンダンテスト2
「Bonne nuit hein(良い夜ね)?」
給水場所へ行く為に獣道へと足を進めるヲ級。
後ろから聞こえてきた声に驚いて振り帰ろうとした彼女の頭にゴスッという音が響いた。
「何者?!」
そう叫んで振り返ったヲ級が見たモノは黒いブーツに濃紺のレオタード、黒いマントに身を包み頭にはベレー帽、手にはサーベルを持った謎の女。
しかも極めつけにド派手な赤いアイマスクとまるで劇画から飛び出て来たとしか思えない出で立ちにすっかりヲ級は混乱してしまった。
そう、メダパニに掛かってしまったぐらいには、だ。
「ラ・セーヌの星がサーベルの柄で相手を殴る訳ないだろ! 貴様、『タイガージェットシン』と間違えてるんじゃないのか?!」
「タイガージェットシンハ、ベレー帽デハナクテ、ターバンデショウガ!」
と同時に彼女のサーベルがヲ級の左胸、心臓を貫いた。
ヲ級が最後に見たのは謎の女がUn bon reve(良い夢を)と呟いてチンという音と共に剣を鞘に仕舞う姿だった。
※グラビューム鉱石3006
アルカディア号の燃料らしいです。
Wikiにあったので間違いないでしょう。
※川内がかんざし職人の秀に?!
※ラ・セーヌの星
ご存じない方は昭和世代に聞いてみましょう(笑)。
※メダパニ
国民的RPGに出て来る相手を混乱させる呪文。
何故か攻撃担当ばかり掛かってしまった気が…。
でも最近のドラクエには無いですよね(笑)。