アルカディア号になって艦これの世界にお邪魔してみた 作:Archangel
※腱鞘炎が治らずキーボードを打つのがつらい状況です。
少しづつですが、がんばってますので見捨てないでください(涙)。
宇宙空間1:アルカディア号
な、何だ?
これは…、バスターマシンマーチ?!
と思ったら本当にガンバスターが登場してきた。
艤装の上半身にエリカ提督、下半身の艤装には影山提督が収まっている。
「合体、してる…。」
「お二人とも一体…。」
キリシマとヤマトが顔を見合わせているが、その合体という部分にドキリとしてしまった(汗)。
「エリカ提督?! それに影山提督まで!」
ニューノチラス号(花火)も一体何が起こったのか分からないといった表情だ。
「大き過ぎる…。」
宇宙艦娘化した者達からも驚きの声が出る。
前世でオタクだった俺としては当然『トップをねらえ!』も履修済みなのだが…。
しかし一体なぜあの二人が…、いや中の人繋がりですね、わかります。
「エリカ提督、影山両提督、稼働時間は大丈夫なのか?!」
「はい、エネルギーチャージは十分です。お任せください!」
さすがに原作通り現状で約10分は動きますでは困る事になるところであったが、エリカ提督から頼もしい返事が返ってきた。
「アルカディア号さん、私達で突入路をつくります! その間に一気にドクラスのもとへ!」
「皆さんはそのまま市民船団への体当たりを続けて下さい!」
「わかりました!」
影山提督の指示に全員が頷く。
統率の取れた動きでドクラスへの突入路を開こうと突入路上の敵へと体当たりを始めたのだ。
「ホーミングレーザァ!」
本来であれば直進しかしない光線が市民船団をよけながらマゾーン戦闘艦に向かって吸い込まれていく。
「バスターミサイル!」
悲鳴を上げて逃げ惑うマゾーン艦娘達。
皆、俺がドクラスのいる中央部へ突入できるよう道をつくろうとしてくれているのが手に取るようにわかる。
俺はいつでも飛び込めるように重力サーベルに手を掛けた。
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宇宙空間2:ヒュウガ(日向)
次々と排除されていくマゾーン艦娘達ですが、それでもマゾーン大キャラバン艦隊にとってみれば誤差ともいえぬ数です。
私ののコスモパイソン隊とブルーノアの艦載機も必死でアルカディア号さんの突入路を開こうと奮闘するが、それでもマゾーン艦娘達からすれば痛くも痒くもないのは間違い。
「くっ!」
「ブルーノア?!」
ジリ貧の空気の中、ブルーノアが被弾した?!
まずいな。
しかしながら既に被弾して使えなくなった左甲板で攻撃を受け無傷な右甲板を残すというとっさの判断が出来るのはさすが一航戦だ。
さらにブルーノアはそのまま大破した飛行甲板をマゾーン艦娘達の中へブーメランの様に投擲する。
その戦いぶりを見ていたのだろう、ドクラスが地球艦娘の分際でと忌々し気に吐き捨てたのが聞こえた。
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宇宙空間3:クレオ
「ドクラス様、万一という事もあります。最奥までお下がりください。」
私はドクラス様の前に出ると膝をついた。
「このラフレシア挫乗艦である私に下がれというのか?」
ドクラス様の冷たい声が私に突き刺さる。
だが私も引き下がるわけにはいかない。
顔をあげドクラス様を見る。
ドクラス様と私との間で視線が交錯する。
やがて根負けしたようにドクラス様が大きくため息をついた。
「わかった。今回はそなたの言うとおりにしよう。」
恐れ入りますと感謝を告げ私は再び最前線へと向かった。
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宇宙空間4:ヒュウガ(日向)
「ドクラスがさらに奥へと下がっていくわ!」
ブルーノアの悲鳴のような叫び。
全員がドクラスを目で追う。
小さくなっていくドクラスを目にした私達に更なる焦りが浮かぶ。
ガンバスターと化したエリカ提督と影山提督も必死で活路を開こうとしているがキリがない。
加えてガンバスターはエネルギー消費量が多いらしく長時間の稼働は期待できないというではないか。
まああれだけの凄まじい攻撃力なのだ、仕方あるまい。
「少しでもアルカディア殿の力になれればと思ったが…。」
「アルカディア号さんがあれほど教えて下さったというのに私達はマゾーンを軽く考えすぎていた、のですね…。」
私とヤマトが力不足を嘆く。
「そんな…ここまで来て…。」
「諦めるしかない、の?」
ブルーノアとニューノチラス号も下を向く。
全員から戦う意思が急速に失われていくのを感じたその時だった。
船団中央部にいるマゾーン艦娘達が爆発四散し始めたのだ。
どういうことだ?
誰かがマゾーン市民船団を突破した?!
どこから攻撃を受けているかが分からぬまま船団中央部のマゾーン艦娘達が次々と排除されていく。
悲鳴を上げ逃げ惑うマゾーン艦娘達。
な、何だ!
一体何が起こっている?!
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宇宙空間5:ニューノチラス号(北大路花火)
私達の攻撃がどうやっても届かなかった遥か先のマゾーン移民船団の中央部、そこにいるマゾーン宇宙艦娘達が次々と消えていきます!
パニックに陥るマゾーン艦娘達。
彼女たちの悲鳴や恐怖の叫びがここまで聞こえてきます。
目を凝らすと船団中央部では細いですが凄まじい数の光線が何もない位置からあらゆる方向へと放たれ続けています。
私達にとってチャンスなのは分かっているのですが、あれは一体…。
と、その時、私たち全員に無線が入りました。
「何を弱気になっているのです!」
「皆さんはアルカディア号さんの寵愛を受けた身、ならばあの人に相応しくあるべきです!」
「彼を見て下さい! 今この瞬間でも笑っていらっしゃるではありませんか!」
これは翔鶴の声?!
彼女の声に全員がアルカディア号さんに目を向けます。
確かに彼は笑っていました。
これだけの絶望的な状況にあって腰の重力サーベルに手を掛けつつコスモドラグーンで確実に敵の数を減らしているのです。
そしてその視線の先には奥にいるドクラスの姿をしっかりと捉えていらっしゃいます。
移民船団中央部で四方に発射され続ける光線。
挫けそうになった私達に再び火が灯ります。
私達が高性能宇宙艦娘となったからでしょうか?
マゾーン船団中央部に一瞬だけ硬式飛行船のような姿が見えました。
「あれは?!」
「翔鶴、いやクイーンエメラルダス?! いつの間にあんなところに?!」
「そうか! ステルス性能!」
私とヤマトが首を傾げる中、ヒュウガがステルス性能を発揮したクイーンエメラルダス号だということに思い当たったようです。
常に妨害電波を出しているため、肉眼で確認できる距離まで近づかない限りその姿を見ることはできず、また見た者は死ぬという…。
私もステルス状態のエメラルダス号を見るのは初めてです。
私達は知る由もなかったのですがこの時、マゾーン艦娘の高級将校であるクレオが、なるほど、エメラルダス号、貴様かと忌々しげに呟いていました。
未だ姿の見えない圧倒的な力を持つ存在が船団内部に侵入しているのだから無理もないですね。
これではドクラスを下げた意味が無くなってしまいますから。
焦りに支配されていくクレオですが、私達にとっては逆にこれ以上ないチャンスです!
内と外から一斉に攻撃を再開です!
面白いように吹き飛んでいくマゾーン艦娘達。
クイーンエメラルダス号1隻がいるだけでこうも違うとは!
向かってきた宇宙空母ゾネス艦隊の艦載機とヒュウガ&ブルーノアの艦載機が入り乱れ始めました。
突破してきた機体数も決して少なくはありませんでしたが、私達の対空砲火で全て撃墜です!
その時、一瞬ですがついにドクラスまでの突入路が一直線に空いたのです!
※次回、ついにドクラスとアルカディア号との剣による一騎打ちです!
邪魔が入らなければ良いのですが…。