アルカディア号になって艦これの世界にお邪魔してみた   作:Archangel

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ついに艦娘側に北大路花火提督が登場!

※各地の主な指揮官
 横須賀第一鎮守府:神崎すみれ中将
 呉第一鎮守府:藤枝殺女(あやめ)中将
 佐世保第一鎮守府:桐島カンナ中将
 舞鶴第一鎮守府:マリア・タチバナ中将

 横須賀第二鎮守府:グリシーヌ・ブルーメール少将
 宿毛湾第一泊地:藤枝かえで少将
 鹿屋基地:李紅蘭大佐



※2020年06月01日 誤字修正
※2021年01月31日 設定修正


横須賀鎮守府
第24話 会議室編1(艦娘側:北大路花火1)


 四大鎮守府である横須賀・呉・佐世保・舞鶴は中将が提督として、各地の第一泊地は少将が、それ以外は私と同じ佐官が指揮官を務める事が多いのですが、ここ横須賀のような大きな鎮守府等は第一以外でも将官が指揮官として着任します(例外あり)。

 ちなみに親友のグリシーヌ・ブルーメールは少将として横須賀第二鎮守府で指揮を執っています。

 そしてここ艦隊司令部おひざ元のトップナンバーである横須賀第一鎮守府を指揮するのは神崎すみれ中将です。

 

 「着きました。ここが横須賀第一鎮守府です。」

 ふぅ、いつ見ても立派な門構えですね。

 緊張しながら門をくぐると、ここの明石さんと夕張さんの工廠組が駆け寄ってきました。

 

 「お待ちしておりました。『柱島第七泊地指令』北大路花火大佐殿、並びに同泊地所属第五航空戦隊旗艦翔鶴殿、当横須賀第一鎮守府の兵装実験軽巡夕張です!」

 

 「横須賀第一鎮守府、工作艦明石です!」

 

 「お二人ともありがとうございます。ここにいる間は宜しくお願いしますね。」

 両名とも奇麗な海軍式敬礼で迎えてくれます。

 やはり神崎先輩の部下だけありますね。

 

 「はい! で、そちらの方が例の男性艦の方ですか?」

 

 「そうだ。宇宙海賊船アルカディア号だ。二日間宜しく頼むぞ、明石。」

 アルカディア号さんがフッと笑いかけるとそれだけで明石さんは固まってしまいました。

 おかげでアルカディア号さんが差し出した手を握る事も出来ずにあうあう言うばかり。

 そろそろご自身の女性に対する破壊力に気が付いて欲しいものですが…。

 アルカディア号さんは不思議そうな顔をしていましたが埒が明かないと思ったのでしょう、夕張さんの名を呼びました。

 

 「夕張、後で明石と青葉を伴って部屋に来てくれ。」

 ですが、そんな言い方をしてしまったら…。

 ああ、やっぱり彼女たち勘違いしてしまってますね。

 勝負用下着を持って無いだとか、今日は安全日だとか小声で話しているのが聞こえます。

 後ろにいるウチの翔鶴から表情が消えたのが振り向かなくても分かります。

 しかし舞い上がっているお二人には届いていないらしく、私達の荷物を持つとウキウキしながら控室まで案内してくれました。

 

 「疲れましたね、ちょっと休憩しましょう。」

 靴を脱いでベッドに大の字になります。

 向こう(柱島第七泊地)を出たのが昨日の夕食後。

 そのまま夜汽車に乗って横須賀に到着したのが今朝早くですから。

 おかげで横須賀第一鎮守府到着も私達が一番早かったみたいです。

 

 横を見ると翔鶴さんも同じようにベッドに寝転がっていますね。

 うふふ、ペットと飼い主ではありませんが、所属艦娘って指揮官に似てくるのでしょうか?

 アルカディア号さん自身は椅子に深く腰掛けて微笑みながらこちらを見ています。

 

 はぁ…。

 いい加減にしてほしいです。そんなに私なんかに惚れられたいのですか?

 こんな根暗女、何も良い事なんて無いでしょうに。

 そりゃあ、私も女ですから恋愛に憧れた事もあります。

 特に大神さんへの想いは東京まで追いかけようとしたほどですから。

 しかし、大神さんが選んだのは現『連合艦隊司令長官』真宮寺さくら大将でした。

 作り笑いで真宮寺先輩におめでとうございますと告げたものの、フィリップに続き、もう恋愛で辛い思いをするのが嫌で怖くて…、殿方への想いは封印したんです。

 ですからもう掘り起こすような事はしないでください。

 

 

 「失礼します。横須賀第一鎮守府所属第六戦隊青葉、並びに明石、夕張参りました。」

 30分ほど過ぎた頃、ここ横須賀第一鎮守府の青葉さん、明石さん、夕張さんがやって来ました。

 アルカディア号さんが出て何やら話をしています。

 御三方とも驚かれていたようですが、

 

 「分かりました、青葉にお任せください!」

 

 「ええ、でも…。どうしよう明石、絶対神崎提督に叱られちゃうよぉ。」

 

 「それで……が助かるなら協力します!」

 という返事が聞こえてきました。

 

 「アルカディア号さん、あまり良からぬ事に御三方を巻き込まないで下さい。私まで神崎先輩に叱られてしまいます。」

 廊下の先へ向かって声を掛けます。

 

 「まあ、そう言うな。艦娘兵器派というか艦娘達を使い捨てと考えている連中も大勢いるから気を付けろと言ったのは北大路提督自身だぞ(笑)。」

 

 「アルカディアさん、何か仕掛けるおつもりですね?」

 翔鶴、どうしてあなたまでそんな嬉しそうな顔をしているのですか?

 神崎先輩、申し訳ありません。私ではどうしようもないみたいです…。




さあ、主人公が意図せず他所で粉を撒く第二章の幕開けです!

今回お邪魔する横須賀第一鎮守府はあのキツイ性格の高飛車泣きボクロで有名な神崎すみれ嬢が率いるコワイ所です(笑)。

緩い規律のアルカディア号に対する神崎提督の怒り爆発となるのでしょうか?
それは未だ私にも分かりません(笑)。



いつの間にかお気に入りの数が160を超えてしまいました。
最初は数人の方でも見て頂ければいいかな?と軽く始めたのですが、自分でもまさかの
事態に大変驚くとともに、このような駄作に目を通して頂き感謝に堪えません。

今一度、お礼を申し上げます。
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