アルカディア号になって艦これの世界にお邪魔してみた   作:Archangel

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※今回と次回は(も?)短めです。


第34話 出撃編1(艦娘側:一鎮明石3)

 青葉さんがブンカーの外に待機させた水偵からの映像を確認します。

 未だアルカディア号さんの姿は確認できません。

 しかし、見事に出入口が崩れ落ちた瓦礫で封鎖されていますねぇ。

 これはかなり修復が厄介そうです。

 

 ん、あれは?!

 青葉さんが水偵の高度を海面ギリギリまで下げます。

 来ました、アルカディア号さんです!

 海が大きく盛り上がり、水面を割って飛び出てきました。

 どうやら脱出に成功したようです!

 

 さあ、編集担当者としての腕の見せ所ですよ。

 まずはBGM。

 EVA‐02なんかいいですねぇ、いや緊迫感を出すならNervや使徒襲来の方がピッタリでしょうか?

 逆襲のシャアに使用されているνガンダムのメインテーマも捨てがたいです。

 うーん、迷いますが、やはり海賊とくれば『彼こそ海賊』、これで決まりではないでしょうか?!

 夕張も先程、頂いたアルカディア号さんの模型をもとにした画像を差し込んできます。

 水面を割って大空に飛び出すアルカディア号さん、その背景には宇宙海賊船アルカディア号が透かしで飛びパイレーツオブカリビアンの『彼こそ海賊』が流れる…。

 

 うん、我ながら上手く編集できたんじゃないでしょうか?

 ま、アルカディア号さんはここまでやれなんて一言も言ってないんですけどね!

 ちょっと悪ノリし過ぎちゃいました(笑)。

 って、早い早い!

 早いですよ、水偵が追い付けません、待って下さ~い(泣)!

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 

 

 ようやくアルカディア号さんに追いついた水偵からの映像は凄惨なものでした。

 片足を失い血まみれでピクリとも動かない飛龍さんを大鳳さんが抱えています。

 その大鳳さん自身も大破状態でかろうじて意識を保っている状態です。

 

 第二鎮守府の赤城さんに肩を貸してもらって何とか立っている第一鎮守府の赤城さん。

 その第二鎮守府の赤城さんもよく見れば左手が無く弓を引けない状態です。

 

 肩で息をする二人の瑞鶴さん。

 両名とも中破になりながら、なお矢面に立ち続けています。

 もう一人の大鳳さんと共に三人で航空戦を展開し続けていたのでしょう、装甲空母の面目躍如といったところでしょうが、かなり消耗しているのが見て取れますね。

 

 さらに大破した翔鶴さんが意識を失いかけている武蔵さんに必死で呼びかけています。

 

 メイン火力となって敵戦艦4隻と殴り合っていたのであろう大和さん・金剛さん・榛名さん。

 金剛型のお二人はその高速性能を活かし未だに中破で止まっていますが大和さんが大破状態です。

 気丈に振舞っていはいますが、額から血を流し立っているだけでも限界なのではないでしょうか?

 重巡棲姫と駆逐棲姫の姿が見えないという事は撃沈に成功したのでしょうが、対潜水艦部隊の六名は沈んではいないものの全員海上に倒れている状態です。

 

 しかし、どうしたというのでしょうか?

 現在、アルカディア号さんを挟んで両陣営とも睨み合ったまま微動だにしない状況です。

 

 「オマエハ イッタイ ナニモノ イヤ ナンナノダ?」

 その緊迫した中、戦艦水鬼が口を開きました。




※誰も沈まないうちにアルカディア号が戦場に到着したようですね。

※深海棲艦側がアルカディア号にその存在を問いかけました。
 本来なら居るはずの無い、居てはいけない存在なのを本能的に
 感じ取ったのでしょうか?
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