アルカディア号になって艦これの世界にお邪魔してみた 作:Archangel
最大戦速で飛ばしていると眼下に艦娘達が見えてきた。
あれは…、凄い!
大和・武蔵・長門・陸奥・赤城・加賀じゃないか。
更にはマイラブリーエンジェルの翔鶴さんまで!
他にも日向・妙高・瑞鶴・祥鳳・青葉・霧島・摩耶・足柄・川内・秋月・不知火ですって!
イイネ!を五回以上押したくなる編成ですって!
いや、『BOB艦』好きなんです。
あと、『しばふ艦』・『コニシ艦』・『しずま艦』…、結局みんな好きなんだよ悪いか(笑)?
どう見ても、こっちのハートにドストライク編成です。本当に(ry。
んんっ!
よく見たら全員が手酷くやられてるではないかっ!
砲撃戦を展開している相手が戦艦水鬼・空母棲姫・駆逐棲姫にレ級三匹ってイベント最終海域ですか?
凶悪すぐる…。
あっ、翔鶴さんと足柄さんが大破した!
おまけに祥鳳さんまで!
おのれ、深海棲艦マジ許すまじ…。
へ? 足柄さん? 足手纏いになるのが嫌ってまさか…。
あああ、行っちっゃたよ、本当に特攻しやがったァ!
赤城さんと祥鳳さんはナンデ瑞鶴に矢を渡してるんですかね?
ファ?!
瑞鶴そらアカンて!
「スペースウルフ隊、発進急げ!」
宇宙戦闘機隊を発進させて少し離れた所に着水する。
(頼む、間に合ってくれ!)
願いが通じたのか台羽妖精率いる戦闘機隊が次々とタコヤキを撃墜し始めた。
よし、運動性能・武装共に圧倒してくれているな。
行ける、行けるよ!
どんなもんだとばかりに艦娘達をチラ見する。
「誰だ? あんな艤装、艦娘は知らんぞ。」
「私の戦況分析によると海外艦、でしょうか。」
「あの未知の艦載機、さすがに気分が高揚します。」
「んだよ、あのこれ見よがしな髑髏は。」
彼女たちの会話が増幅機能で聞こえてくる。
(あああ、見てる見てる。メッチャこっち見てるよ、緊張する!)
ピンチに駆けつけたんだから悪いイメージは無いと思うんだけど…。
あと、摩耶さん聞こえてますからね。
そんなに人を中二病扱いしないでください、流石に気分が凹みます。
あれ?
何か生き残ったタコヤキがこっちに向かってくるんだけど…。
げ、攻撃目標をこっちに変えたのか?
おい戦闘機隊、仕事放棄しないで!
こっちに向かってくるタコヤキも撃墜してくれよ!
アアアアア!
痛い痛い痛い、ちょマジで痛いって。
タコヤキ達には悪いが火の逆スコールで彼らの姿を消し去る。
アルカディア号の誇る速射砲、スペースバスターだ。
エヘヘ、驚いてる驚いてる(笑)。
「副長、我らの旗を掲げろ。」
戦闘旗掲揚の指示を出す。
そしてVサインでもしようかと思った矢先、駆逐棲姫がこちらに突っ込んでくるのが見えた。
(きゃぷてん、らむでげいげきや!)
ヤッタラン妖精に従ってラムをイメージすると巨大な白刃が艦首からせり出てきた。
そのままカウンターを合わせてドテッ腹に突き刺し高々と持ち上げる。
耳が痛くなるような咆哮を挙げ駆逐棲姫は動かなくなった。
倒したのはイイのだが上から駆逐棲姫の吐血が降ってくるわ返り血が凄いわで、慌ててその辺に放り投げる。
うげえ…、気持ち悪い…。
涙目になっていると突然、強い衝撃と共に辺りが爆炎で包まれた。
(てきおおがたかんのほうだんめいちゅう! ひがいをほうこくせよ!)
有紀妖精が指示を出す。
どうやら戦艦水鬼の砲弾が直撃したらしい。
損傷らしい損傷は無い。
いわゆるカスダメというヤツだ。
さすがアルカディア号、何ともないぜ。
今、相手は油断しているはず。
このチャンスを逃す手は無いとレーダー射撃による艦首ミサイルをぶっ放す。
ヤツらの悲鳴が聞こえる。
命中弾があるのは間違いない。
爆炎が晴れると戦艦水鬼と空母おばさんは揃って中破、レ級三匹は姿が無かった。
スラスターに出力を回し上空へと飛び上がる。
上空からのパルサーカノン斉射で戦艦水鬼の巨大な両腕を切断、空母おばさんには海底にお帰りいただく。
さすがに分が悪いと悟ったのか戦艦水鬼が踵を返した。
撤退するつもりらしいが、私のお気に入りである日向さんや翔鶴さん達をあそこまで痛めつけてくれたからには無事に帰れると思ってもらっては困ります。
上空から急降下し重力サーベルで首を跳ねる。
悲鳴を上げることも叶わず戦艦水鬼は仲間の後を追って行った。
「助かった、の?」
「そ、そうみたいだけど、どうなのかしら?」
瑞鶴さんと足柄さんの声だ。
「何処の誰だか知らないが助かった。感謝する、ありがとう。」
「ええ、あのままでは間違いなく私達は全滅するところでした。本当にありがとうございます。」
うほほおー!
日向さんと翔鶴さんの生ボイス、大坪さんに野水さんそのままですよ!
しかも直々にお礼を述べて下さっておられます、テンション上がるぅ!
「そうだな、日向と翔鶴の言う通り助けてくれた事には感謝する。だが貴様のような艦の存在など聞いた事が無い。一体何者だ?」
「ちょっと武蔵!」
感激していると武蔵さんのドスの効いた声が。
怖い怖い、凄まじい威圧感だよ。
さすが大和型2番艦、キ〇タマが縮み上がるよ!
精神的大破に追い込まれたが大和さんの一言で少しだけ持ち直しました。
ありがとうございます。
「いや大和よ。武蔵の言う通りだ。この後、私達まで沈められる可能性もある。それにあの海賊旗、先程の戦闘を見るに遊びで掲げている訳ではあるまい。」
長門さん、あなたもですか…。
俺もう泣いていいかな?
ハーレムどころか艦娘とお友達作戦もC敗北な空気の中、肩を落としながらゆっくりと振り返った。
ようやく主人公は艦娘達と出会うことが出来ました。
これからどうなっていくのでしょうか?
でも世の中って都合よく物事すすんでいかないですよね。