アルカディア号になって艦これの世界にお邪魔してみた 作:Archangel
E-6とE-7は丁にヘタレましたがおかげで資源の大減りは避けられました。
※完走後、E-5でヘレナ発掘に成功しました。
※今回の視点は数少ない男性である我ら大神隊長視点です。
※申し訳ありませんが、ほとんど会話文です(汗)。
午後からの会議ではアルカディアさんが先程の波野静香という謎の女性について説明をしてくれた。
それによると彼女はマゾーンと呼ばれる異星人らしい。
『花火』くんも最初にマゾーンについて簡単に説明してくれたが、彼からもたらされた詳細はもっと驚くべきものだった。
マゾーンとは高度な文明を持った外宇宙生命体であり、そして大昔から地球を第二の故郷と呼んでいたらしい。
更に母星の寿命が尽きた際の移民をスムーズにするための指標としてペナントと呼ばれる構造物をいくつか地球に準備しているという事だ。
「外宇宙生命体か…。そもそも何故そんなものが地球に?」
深海棲艦だけでも頭が痛いというのに…。
「何らかの理由で母星を捨てざるを得なくなったのだろう。俺がマゾーンの女王ラフレシアと戦った時には『母なるマゾーンの大地に時間無し』という通信や文字を何度も見聞きした。」
「では彼らはこの地球に移住を?」
「彼らではなく彼女らだ。深海戦艦と同じく女性体しか存在しないというのが共通した特徴だ。見た目は非常に美しい女の姿をしているが、どちらかといえば人型をとった植物に近い。連中は生殖行為によってではなく種子から生まれる。」
生殖行為というところで大部分の提督と艦娘が赤くなってしまった。
アルカディアさん、もう少しオブラートに包んでやってくれないと(笑)。
ん、隣にいる『さくら』くんから視線が?
これは今夜ってヤツかな、ハハ…。
「それに元帥殿、マゾーンを友好的な連中と捉えるのは止めた方がいい。移住などという生易しいものではない。地球に向かう途中、数々の星を滅ぼし、従え自分たちの軍勢に取り込んできた連中だ。」
「つまりは侵略、という事ね。」
『マリア』くんが呟いた残酷な事実にアルカディアさんが大きく頷いた。
「そのペナントは何処にあるのでしょうか?」
あれは『メル』くんの護衛艦『神通』か。
「マヤやナスカなど世界各地に点在する。マゾーンの使用する文字はほぼ古代マヤ文明の文字そのものだ。
『メル』君の『神通』、恐らく隠密性を発揮して破壊しようとしているな。
だが、そのような危険過ぎる任務や作戦を許可する訳にはいかない。
「何ですって? そんな大昔から?」
『かえで』さんからも驚きの声が上がった。
「ほう、ならヤツらにしてみれば後から出て来たくせに我が物顔で地球を占拠しているのは我々人類だという事になるじゃないか。」
「その通りだ、ロベリア中佐。従ってヤツらは決して引くことは無い。大多数の人類が悲惨な運命を辿るだろう。」
アルカディアさんの説明を聞く限り、どうやらマゾーンという連中は話し合いで解決を図れる連中ではないようだ。
「でもその外宇宙生命体が深海棲艦とどうつながるのかしら?」
「そりゃ真宮寺長官、手駒として目を付けたに決まってんじゃねーか。兵力を送り込まずとも幾らでも補充が効く便利な連中だ。」
「あるいは深海棲艦側と何か取引をしたか、ね。」
『カンナ』くんと『シー』くんの意見は尤もだが、現段階では確定は出来ない上、もう一つ大事な事が欠けている…。
「取引ですか? でも一体どこで?」
そうなのだ、どうつながるのかという予想は出来ても肝心の何処でという事に関しては全く想像がつかない。
「北大路提督の言う通りね。洗脳するにしろ従えるにしろ、それなりの設備や基地が必要なはず。そんな報告は聞かないけれど…。」
「その通りだ、タチバナ中将閣下。だが北大路提督からは深海さん達の活動が活発になっていると聞く。恐らくマゾーン側は深海棲艦を建造する技術と設備を手に入れたとみて良いだろう。」
しかも狙った艦種を建造できる技術をな、とアルカディアさんは付け加えた。
「そして恐らくマゾーンと深海棲艦を結び付けているのは海底ピラミッドだ。」
我々が最も知りたかった情報がアルカディアさんから?!
彼は恐らくと言っているがほぼ間違いないだろう。
「海底ピラミッド?! それは一体どこにあるのですか?」
『かえで』さんが身を乗り出す。
「バミューダトライアングルの真ん中だ。大規模侵攻がまだ終わったという確証はない。ヤツらの動きが落ち着き次第、調査に向かおうと思う。」
「何ですって?! 我がステイツの領海内にそんなものが? 調査の際には是非ともアメリカ太平洋艦隊として私達も同行を!」
「アトミラール・ジェミニ、それは合衆国が決める事であって我々ではない。海外艦はその国から託された大切な預かりものらしいからな。」
アルカディアさんがアメリカ太平洋艦隊司令『大河新次郎』指令とジェミニ中将を牽制する。
帯同にはやぶさかではないが、お国の返事次第という事だろう。
むうう…、と『ジェミニ』くんが難しい顔をする。
どちらにせよ動くにはアルカディアさんの言う通り、深海棲艦の動きが落ち着かなくては無理だ。
海底というからには潜水艦娘達に頼る事になるだろう。
それにこれからの戦いには彼の協力無しでは戦線の維持さえ困難を極めるかもしれない。
「アルカディアさんに花火くん、これからも危急時には協力を依頼できないだろうか? さらにブラック鎮守府の調査摘発にもその力を貸して貰いたい。」
「いいだろう。もとよりこの力は人類と地球を守るためであり仇をなすためではない。」
「アルカディアさん!」
『花火』くんの顔も輝いた。
「この船(アルカディア号)が気に入ったか? あまり気に入らんか。だが貴様が真の男ならこのアルカディア号の手を取れ。海賊戦艦アルカディア号の同志として!」
「もちろんだ、我々の目指すところは同じ。そこに垣根など無い。海軍としても可能な限りバックアップさせてもらう事を約束しよう!」
差し出された手を取る。
「お、いいですねぇ! お二人ともコチラを向いて下さい、ハイそのまま!」
あの『青葉』は『シー』くんの護衛艦娘か。ブイン第二基地所属だな。
丁度いい、ブラック提督の牽制も兼ねて号外を出してもらおう。
アルカディアさんと二人で選挙ポスターもビックリな笑顔を向ける。
え? 何故そんな…、全員が鼻血を?
※ここに国民的スターである軍人と人気急上昇中(一般庶民には知られていないが)
の海賊船のタッグチームが結成されました。
※超イイ男同士の握手シーンに提督達も艦娘達も失神者が続出したとかしなかった
とか。
スクープを逃がしたおひざ元である横須賀一鎮の青葉は地団駄を踏んで悔しがった
みたいです(笑)。
※『シー・カプリス』少佐率いるブイン基地第二基地所属の青葉、この写真データを
JPGではなくBMPで残すあたりにアレな拘りを感じます。
携帯の待ち受けやPCの壁紙ダウンロードでかなり懐が潤ったのか、ここの青葉の
機材が3~4ランクアップしました(笑)。