アルカディア号になって艦これの世界にお邪魔してみた   作:Archangel

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第6話 出会い2(艦娘側:霧島)

 謎の戦闘艦がゆっくりと振り返りました。

 

 あの不動を体現したかのような日向さんが固まっています。

 私も艦隊の頭脳として大抵の事には動じない方だと思っているのですが、それでも足が震えているのが分かります。

 

 そうです、ビッグ7なら!

 ダメです、長門さんも陸奥さんも放心状態です。

 

 武蔵さんは獲物を狙う猛獣の目をしていますし、こうなったら大和さん以外頼れる方がいません。

 目で合図を送りますが…。

 ああ、やっぱり駄目です!

 『はちゅね』のお目目になっています。

 ネギの代わりに傘を振り始めたりしないか心配です。

 

 「どうだ、立てるか?」

 謎の戦闘艦が翔鶴さんの手を取りました。

 翔鶴さんも口をパクパクさせながらコクコクと頷くだけです。

 

 「そっちもかなり手酷くやられているな。航行は可能か?」

 更に謎の戦闘艦はへたり込んでいる足柄さんにも手を差し出しました。

 その声を聴いて全員が確信した事があります。

 

 「や、やっぱりぃー! お、男(の人)だぁー!」

 私たちの声がキレイにハモりました。

 

 そんな中、真っ先に再起動を果たした妙高さん。

 足柄さんに駆け寄るとそのまま顔を埋めて大泣きし始めました。

 喉奥から呼吸音が鳴るような普通ではない泣き方にさすがの足柄さんもかなり戸惑っているようですね。

 しっかり反省してくれれば良いのですが。

 

 「瑞鶴、歯を食いしばりなさい。」

 今度は加賀さんが瑞鶴さんをグーパンで殴り飛ばしました。

 

 「何すんのよ!」

 瑞鶴さんも直ぐに立ち上がって加賀さんをボディスラムに捉えます。

 彼女だって気の強さでは負けていませんからね、まあそうなるな(違)。

 

 「あなたが! 沈んでしまったら! 私は! 翔鶴や皆に! なんていえばいいの!」

 出ました、加賀さんのフライングネックブリーカー!

 瑞鶴さんが海面に叩きつけられます。

 

 「こんな時だけ何なのよ、普段あれだけアタシの事ボロクソに言うくせに! 本当は私なんていなくなればいいと思ってるんでしょ、それぐらいわかってるんだから!」

 立ち上がりながら瑞鶴さんが後ろ回し蹴り(ローリングソバット)を放ちます。

 うーん、瑞鶴さん足長いんですね、羨ましい限りです。

 

 「あなたがどう受け止めようが構わないわ。でももう二度と命を粗末にしないって約束して。あなたがいなくなってしまうなんて…、私絶対に耐えられない…。」

 加賀さんも膝立ちのまま瑞鶴に縋り付いて泣き始めました。

 

 「なっ、ズルいよ、加賀さん。こんな時だけ…。」

 

 いくら厳しく接していても数多の戦場を共にして来た仲間です。

 今ではヒヨッコだと思っていた彼女に背中を預けることも多くなりましたからね。

 それに瑞鶴の成長を間近で見てきたのはあなただけでは無いですよ。

 機動部隊の護衛に就く事が多い私達金剛型もまたしかりです。

 

 ふふ、加賀さん、あなたの中で瑞鶴は思った以上に大きな存在となっていたんですね。

 でも、それを自覚したならもう少し五航戦のお二人には柔らかく接してあげてくださいね。

 私達金剛型四姉妹からのお願いですよ(笑)。

 

 「瑞鶴、加賀さんの涙の意味を考えなさい。あなたの事を大切に考えて下さっているからこそ…。」

 

 「キャアアアアア!」

 あ、瑞鶴さんのスカートが。

 加賀さん、それはまずいですよ。

 あら、瑞鶴さんくたびれ気味ですが随分と可愛らしい下着ですね。

 ひょっとしたら上下オソロなのかしら?

 だとしたら上だけ頂けないかしら。

 だって瑞鶴さんの場合、上は不要…、いえ何でもありません、ええ(眼鏡スチャ)。

 

 「ちょ加賀さん! わかった、わかったから止めて! お願いだから手を放してぇ!」

 瑞鶴さんの悲痛な叫び声が大海原を渡っていきました。 




文が短い上に読みにくくて申し訳ありません。

なかなか1000字って私にとってはハードルが高目です(汗)。
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