アルカディア号になって艦これの世界にお邪魔してみた 作:Archangel
レ級3 レ級4 レ級6 ヲ級2 タ級3 タ級4
この超重量編成に対して艦娘達はどう戦うのでしょうか?
救いは深海さん達にお互いの信頼や連携といったものが全く見られないという事ですね。
「21号対空電探に反応あり、敵艦載機群探知!」
武蔵が敵艦載機群発見を告げる。
少し遅れて私の21号電探にも敵艦載機群と思われる反応が出た。
「各艦三式弾装填、対空戦闘用意!」
武蔵・陸奥・足柄・羽黒に指示を出す。
「行くわよ、五航戦!」
「ハイッ!」
一糸乱れぬ動きで加賀と翔鶴の二人が弓を曳く。
烈風・彗星一二甲・流星改はタウイタウイ第二泊地の翔鶴にとっては初めての機体。
彼女にとってはかなりピーキーに感じるはずだが、彼女はそれを難なく発艦させてしまった。
補助が必要だと思っていた加賀もかなり驚いている。
ここの翔鶴は化ける、これを見ただけで私と加賀はそう確信した。
ただ、さすがの私も彼女が全翔鶴中の中で五指に入るほどの実力を持つまでになるとはこの時、夢にも思わなかったが…。
まあ、それにはあのお方(アルカディア号)の存在が大いに関係しているのだろう(笑)。
「やるさ。」
響のそれが合図となって全員の砲門が火を噴き始めた。
その先では既にお互いの艦載機が入り乱れている。
加賀も翔鶴も最大スロットと次点スロットに艦上戦闘機『烈風一一型』を積んでいる。
そうそう制空争いで負ける事はないだろう。
だが敵も手練れには違いなく、加賀隊と翔鶴隊をすり抜けた攻撃機がこちらに向かってきた。
三式弾が12.7cm高角砲が25mm三連装機銃が次々と敵艦先を捉えていくが、やはり全てを撃ち落とす事は無理というものだ。
大型艦は目立ちやすいため攻撃目標になりやすい。
私や陸奥よりも武蔵に、加賀よりも翔鶴に攻撃隊が群がったのはそのせいだろう。
右に左に必死に舵を取り投下された爆弾と魚雷を躱す翔鶴。
だが、やはり実戦経験の少なさからか左右からの挟み撃ちでついに爆弾一発の命中と至近弾を許してしまう。
「きゃあっ! も、もう、何で私ばっかり…。」
幸いにも小破で済んだが相手艦載機の練度は決して油断できるものではないな。
そう気を引き締めた途端、私の後ろで大きな水柱が上がった。
振り返ると武蔵がいる位置に水柱が?!
「武蔵っ!」
「武蔵さん?!」
悲鳴を上げる陸奥と翔鶴。
だが、その水柱の中からまるで何事も無かったかのように平然と武蔵が現れた。
「この武蔵、魚雷の1本や2本どうという事はない! それよりも陣形を乱すな、長門殿に続け!」
事実、武蔵の航行速度は全く落ちていない。
改になったばかりとはいえ、やはり大和型二番艦は伊達ではないという事か。
実に頼もしい存在だ。
そして二式艦上偵察機と視界をリンクさせていた翔鶴からタ級1中破、ヲ級1大破、ヲ級2撃沈という航空戦の結果がもたらされる。
相手空母を無力化できたのは大きい。よし、これで砲撃戦に集中できる!
「ビッグセブンの力、侮るなよ!」
北大路提督から頂いた私自慢の試製41cm三連装砲がタ級4を捉え中破に追い込んだ。
「第三砲塔を敵に指向、急いで!」
「10門の主砲は伊達じゃないのよ!」
「撃ち方、始めて下さーい!」
陸奥の41cmはレ級2を捉えるも小破止まりであったが、足柄と羽黒の息の合った攻撃がタ級2にダブルクリティカルヒット!
しかも連撃というおまけつきを喰らった彼女は海中へとその姿を消した。
「当たって下さーい!」
タ級1にも名取の15.5cm連装砲が命中する。
大破となった彼女にもう戦闘力は無い。
「そこなのです!」
「えーい!」
電、潮が武蔵に狙いを付けた敵艦載機を2機撃墜する。
「そこだね、行って!」
そして魚雷をバラ撒く響。
これは一体何だというのだ?
大規模作戦などで余所の鎮守府と共闘する事は幾度かあったが、ここまで息の合った戦いができた事は今まで無かった。
多くは敵の数を減らしたいという事で取り巻きの殿艦から順に狙いを付ける者が多い中、攻撃が当たった敵艦を確実に追い込んでいく。
北大路提督の旗印の下、全員が一つに…。
胸が熱いな。
と、両頬が緩みかけた私の側で味方の被弾音がした。
※一体、誰が被弾したんでしょうか?
誰であれ大した被害が無ければいいのですが…。
※現在の状況
レ級1 レ級2小破 レ級3 ヲ級1大破 タ級1大破 タ級2撃沈
レ級3 レ級4 レ級6 ヲ級2撃沈 タ級3 タ級4中破