アルカディア号になって艦これの世界にお邪魔してみた 作:Archangel
※現在の状況
レ級1中破 レ級2撃沈 レ級3撃沈 ヲ級1撃沈 タ級1撃沈 タ級2撃沈
レ級4撃沈 レ級5中破 レ級6撃沈 ヲ級2撃沈 タ級3撃沈 タ級4撃沈
「アイツ等、仲間を?!」
信じられないといった感じで長門さんが生き残ったレ級達に目を向けました。
「ナカマ? アンナ フガイナイヤツラガ?」
「イヤイヤ。ムコウノ イウトオリダヨ、タマヨケニモナルシ、イレバ ソレダケ コウゲキガ ブンサンサレルンダカラサ。」
「ソレモソウダナ。ドウヤラ、ボクガマチガッテイタミタイダ(笑)。」
何でしょう、相手が仲間を減らしてくれたというのに少しもホッとしません。
それどころか不快感、いえ怒りがこみ上げてきます。
「貴様ら…。」
武蔵さんも同じ気持ちなのでしょう、一切の躊躇もなく46cm砲が轟音を立てました。
加えて長門さんの41cm三連装砲も火を噴きます。
「やったわ!」
至近距離からの大口径砲による砲撃が命中、それを見た足柄姉さんが勝利を確信したのかガッツポーズを?!
姉さん、それはフラグというんです、止めて下さい!
「ヘエ、カッタツモリナンダ。」
「ワラワセテクレルヨナ。セイゼイ アガクガイイサ。」
が、心配した通りにはならずレ級二匹とも撃沈寸前です。
「負け惜しみを!」
そして加賀さんと翔鶴さんの艦戦・艦爆・艦攻連合のカットイン攻撃が決まりレ級1とレ級5を海底へと追いやりました。
「だって私、足柄がいるんだもの! 当然の結果よね、大勝利ィ!」
足柄姉さんが勝利の雄叫びを上げています。
それと同時にようやく皆の表情も柔らかくなりました。
やはりレ級が6隻もいる艦隊、しかも随伴艦としてタ級4隻、ヲ級2隻の12隻を相手にすることが出来るのか皆、不安だったのです。
特に旗艦を任された柱島第七泊地の長門さんにとっては凄い重圧だったに違いありません。
ですが誰一人欠ける事も無く、という北大路提督から課せられた使命を成し遂げたのです。
さすが改二艦、私もいつか改二になる事が出来たなら長門さんや足柄姉さんのような闘いができるのでしょうか?
「さ、羽黒。帰るわよ、このままデスシャドウ島まで肩を貸すわ。しっかり捕まりなさいな。」
そう言って足柄姉さんは私の腕を肩から首に回してくれました。
同時に感じられる足柄姉さんの匂い。
私を逃がすために足柄姉さんが沈んだのが一か月前。
久しぶりに感じる足柄姉さんの匂いです!
妙高姉さんとも那智姉さんとも違う足柄姉さんの匂い。
どんな時でも私を庇い守ってくれた優しくて懐かしい匂い。
私にとって何よりも安心できる匂い…。
「うにゃっ! うにゃあ!」
気が付けば私は体を入れ替えていました。
しかも涙をポロポロこぼしながら足柄姉さんの胸に顔を埋めて思いっ切りスリスリし鼻を鳴らすという傍から見たら限りなく怪しい女になっていたのです。
「ちょっと羽黒! 何してるのよ?! ハッ! まさかあなた…、ドコか頭を打っておかしくなったんじゃ…。」
ただ、足柄姉さんにそんな事を言われる日が来るなんて思ってもみなかったですが…。
「悪いわね、足柄。少しだけ好きにさせてあげて。羽黒ったら貴女の匂いで沈んでしまったタウイタウイ第二泊地の足柄を思い出したのね。同じ匂いだから仕方ないわ。」
「姉妹の中で誰よりも羽黒さんの事を気に掛けていたのが足柄さんだったんです。最後は羽黒さんを逃がすために…。」
「そうだったの…。」
陸奥さんと翔鶴さんの話を聞いた足柄姉さんが頭を撫でてくれました。
ああ、いっそこのまま柱島第七泊地の足柄姉さんがタウイタウイ第二泊地に移動してくれればいいのに。
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「うう、申し訳ありません。」
ひとしきり足柄姉さんの胸の中で泣いてスッキリすると同時に猛烈な羞恥に襲われました。
「何言ってるのよ。貴女は私の妹なんだからそんな事は気にしなくていいわ!」
「よし、ではデスシャドウ島へ帰投し…、うあっ!」
長門さんが帰投を促そうとした時、天空から伸びてきた一条の光線が艦隊の側を横に抜けたのです!
蒸発する海水で周りが見えなく無くなった程です。
一体、これは?!
※ようやく、イベントがE-4まで進みました。
でもここも3ゲージあるんですよね。もうウンザリです…。
※さて、艦隊の横を通り過ぎた光は一体何だったのでしょう?
いずれにしろ、無害とは思えません。
彼女達は大丈夫なのでしょうか?!