レインの兄はシスコン力で世界最強になる   作:深淵の覇者

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渋谷デート

今日俺とレインは渋谷のショッピングモールに来ていた。Dゲームのイベントが渋谷で『宝探しゲーム』なるものが行われるらしいのでそのイベント会場である渋谷に下見に来たのである。

 

レイン「それではとりあえずはこのショッピングモールから見ていきましょうか。こういう大きな場所は大抵宝が置かれたりしますので。」

 

レインはそう言うと店を物色したり建物内の構造を調べたりしていた。

 

スノウ「いや~それにしてもこれだとまるでデートみたいだなぁ。」

 

俺がそう言った瞬間レインは足を止めると

 

レイン「まったく妄言はいいですから兄さんも何か欲しいものがあれば買ってきてもいいですよ。私は一人でも平気ですので。」

 

スノウ「そっか、じゃあお言葉に甘えて行くとするか。」

 

俺がそう言うとレインは少し寂しそうな雰囲気を出しつつも分かりました、と言うとまた歩き出そうとしたので俺が腕を掴むとびっくりしていた。

 

レイン「な、なんですか?買い物に行ってくるんでしょう、なら早く言ってきてください。」

 

スノウ「何を言ってるんだレイン。俺が買うのはお前の服だぞ。お前がいないとダメだろう?」

 

レイン「へっ?いえ、私の服はいいのです。今のがありますので。」

 

スノウ「何を言ってるんだ、自分の妹を可愛くしたいのは当たり前だろう。こんなに素材がいいのにそんなオシャレっ気のない服じゃあな。なので俺がコーディネートしてやるよ。」

 

そう言うと俺はレインを引っ張って服屋へと歩いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●●●●●●●

あれから、数時間レインの服を数種類俺は買い込んだ。

 

スノウ「いや~買った買った。レインの可愛い服を着た可愛いレインも見れたし最高だったな。」

 

俺がそう言ってるとレインは疲れた様子で

 

レイン「はぁ、まったく人の事を着せ替え人形にするのはやめて欲しいですね。それに、服を選ぶのが速いのか遅いのか…」

 

スノウ「レインが可愛いいんだから仕方ないだろ。」

 

俺がキッパリと常識のように言い切ると

 

レイン「な、なにを言ってるんですか!そんなことよりも見てみたいところはまだまだあるんですから家に帰る前に色んな場所を見ておきますよ。」

 

そう言うとレインは次の場所に向けて歩いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●●●●●●

あの後俺たちは公園とか色んな場所を見て回ったら渋谷駅に行くと軽く中を散策したあとに電車に乗って家に帰ることになった。

 

スノウ「それにしても明日か、開始は。」

 

俺がふとそんな事を呟くと

 

レイン「そうですね。ですが必要な準備は済ませましたので後はゆっくり休んで備えるだけです。」

 

スノウ「冷静なんだな、レインは。俺は冷静じゃいられないよ。」

 

俺がそう言うと

 

レイン「なぜです?兄さんの能力なら怖いものなんてそうそう無いでしょう。」

 

レインがそう言うのだが俺はやんわりと否定した。

 

スノウ「違うよ、レインのことが心配なんだ。可愛い妹が知らない所で殺されそうになってるかもと思うとな。」

 

俺がそう言うとレインは静かに大丈夫ですよ、と言った。その言葉になぜなのか聞くと

 

レイン「もし仮に私が殺されそうになっていたとしても必ず兄さんが助けてくれるのでしょう?」

 

スノウ「ああ、もちろんだ!むしろそんな事になってたら皆殺しにしちまうかもな。」

 

俺の言葉にレインはでしょう、と返すと

 

レイン「だから私は大丈夫ですよ。」

 

その言葉に頷くと俺は明日の事を考えることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

●●●●●●●

その日の夜また俺たちは昨日の公園に来ていた。その目的はもちろん俺のもう1つの異能である『切断』を試すためだ。

 

スノウ「それで今回の切断はどうやって試すんだ?」

 

俺がそう聞くとレインは

 

レイン「それは、今買ったこの金属製の鎧で試します。」

 

そう言うとレインの足元に鎧が現れた。

 

スノウ「なるほどな、金属製の鎧なら試し斬りにはちょうどいいか。」

 

俺がそう言うとレインは

 

レイン「では、まずはこの鎧を切ってみて下さい。」

 

スノウ「分かった。」

 

そう言って集中して、鎧を切るという意識を瞬間鎧は真っ二つになっていた。

 

レイン「これは凄まじいですね。まさかここまでの切断力だとは。では次はこの10枚の金属板を切ってみてください。」

 

スノウ「分かった、それじゃあいくぞ。」

 

そうして、意識をした瞬間10枚の金属板は同時に真っ二つになった。

 

すると次は50枚の金属板を出すしたので同じように切った。

 

スノウ「意外といけるもんだな。」

 

レイン「兄さん、なにか疲労感とかはないんですか?」

 

スノウ「いや、全然ないな。」

 

俺がそう言うとレインはではこれなら、と言うと1000枚の紙を出した。

 

スノウ「あの、さすがにこれは無理じゃないかな?」

 

レイン「とりあえずやってみて下さい。」

 

その有無を言わさない強い口調に逆らえる訳もなくとりあえず集中してみた。

 

すると

 

レイン「本当に1000枚の紙を同時に切れるとは…」

 

スノウ「うーん、さすがに少し疲れてきたかな。」

 

俺がそう言うとレインは

 

レイン「それでは今日はここまでにしておきましょう。とりあえず兄さんはあの金属製の鎧を切れて、1000枚なら確実に同時に切れることが分かったのでよかったのではないですか?」

 

その言葉に俺はそうだなと同意した。

 

スノウ「それじゃあ、とりあえず帰るか。」

 

俺はそう言ってレインの手を掴もうとするが

 

レイン「手は繋ぎませんよ。」

 

そう言うと先に歩いていってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

●●●●●●●

次の日、俺はカナメに会うためにカナメの家に来ていた。

だが家の近くまで来たのはいいがどこからか視線を感じたので目線だけで周りをゆっくりと見てみると1台の車があってその中に乗っている人物が放っていたようだが俺がそっちを見るとサッと手元に視線を逸らした。とりあえずは先にカナメに会うのが先決だと思ったので迷わずカナメの部屋まで行ってチャイムを押したがカナメはなかなか出て来ないのでドアを少し引いたが鍵がかかっているようで動かなかった。

 

スノウ「おかしいな、まだこんな時間なのに居ないなんて。」

 

今の時間は午前10:00前だ普通ならまだ家にいてもいい頃だ。コンビニにでも行っているのかと思ったので少し待つことにした。

 

 

 

 

 

 

 

●●●●●●●

あれから1時間が経過したが全く帰ってこないのでおかしいと思ったのでとりあえず家に戻ることにした。だがその道中カナメから救援メッセージが届いた。

 

スノウ「はっ!?まさか昨日みたいにまた知らない奴に挑まれたのか?それなら早く助けに行かないと!?」

 

そう思ったので直ぐにカナメのGPSを見ると渋谷にいることが分かったので直ぐに駅に向かうことを考えたがそんな時間はないと思ったのでシギルの能力を使うことで移動することを選んだ。

 

スノウ「確かレインはシギルを使わなければ見えなかったと言っていたな。それなら誰にも見られずに行けるかもしれない……」

 

そう考えていたが監視カメラの存在を思い出したので監視カメラが無いような裏道を進むことを選んだ。

 

 

 

 

 

 

●●●●●●

カナメからの救援メッセージが来てから30分で渋谷まで来たのでもう一度カナメの位置を衛生カメラで見ると路地裏であることが分かったので向かうとカナメの周りには知らない人間が2人居たのでとりあえずカナメと向かい合ってる方を牽制する事にした。

 

スノウ「おい、俺の友達(ダチ)に何しようとしてくれてんだ?」

 

俺がいきなり現れると全員が驚いていたが俺は全てを無視した。

 

カナメ「スノウ!?本当に来てくれるとは思わなかったよ、でも、もう大丈夫だ相手も戦うのをやめてくれたみたいだから。」

 

スノウ「そうなのか?なら良かったが、本当か?」

 

俺がもう1人の男に向かって聞くと

 

イヌカイ「ああ、もちろんだ。」

 

俺はその言葉に頷くと後ろに振り返ると少女の方にも聞いた。

 

スノウ「あんたはカナメの仲間かなにかか?」

 

俺がそう聞くと少女は

 

シュカ「もちろんだにゃー、今は協力関係にある感じ。(それにしてもさっきは一体どこから現れたの?全く気配がしなかった。)」

 

スノウ「そっか、あー疲れた!都内から渋谷まで全力疾走はマジで堪えるなー。」

 

俺がそう言って座り込むとカナメが

 

カナメ「ていうかお前どうやってあの短時間で来てくれたんだ?都内からだとどう頑張ったって1時間はかかるだろう。」

 

スノウ「まあ、そこはあれだ。シギルのフル活用だな。おかげで疲労感は半端ないが。」

 

俺がそう言うとカナメは

 

カナメ「そっか、そりゃあ悪かったな。でもありがとな、助けに来てくれて。」

 

カナメのその言葉に俺は

 

スノウ「当然だろ?友達がどこの誰ともしれない奴に殺されて溜まるか。」

 

俺がそう言っていると少女が話しかけてきた。

 

シュカ「ちょっといいかな?私はシュカっていうんだけどね、君はカナメの友達なんだよね?」

 

俺はその言葉に頷いた。

 

シュカ「なら、君もカナメのクランに入らない?」

 

スノウ「クラン?それはゲームで言うクランか?」

 

俺の問にシュカは頷いた。

 

シュカ「そして、クランがあるとねこれからの戦いはかなり便利になってくるよ。」

 

俺はその誘いはいいものだと思ったが俺にはレインがいるから無理だと言った。

 

カナメ「レインって妹のことか?」

 

俺の言ったレインという単語にシュカが

 

シュカ「待って。レインってあの情報屋の?」

 

スノウ「情報屋ってのは?」

 

シュカ「そのままよ。お金を出せばどんな情報でもくれるの。例えばあなたの現在地とか住所とかいろいろね。」

 

シュカに聞いた話しとレインの部屋にあった機材を考えると確かにレインが情報屋である可能性は高いな。まあそれでも俺の可愛い妹であることに変わりはないが。

 

スノウ「それなら多分そうかもしれない。」

 

俺のその回答にシュカはなにやら覚悟を決めたようだった。

 

シュカ「それなら尚更あなたには私たちのクランに入ってもらわないといけなくなったわ。」

 

その言葉になぜ?と聞いた。

 

シュカ「当然でしょう?あなたが情報屋の兄だというのなら妹からなんでも教えて貰える可能性がある。それは私たちの命にも関わってくるんだから。だからもしも仲間になってくれないのならここで殺すしかない。」

 

そう言われても俺の答えは変わらなかった。

 

スノウ「そう言われても俺はレインと敵対するのだけは嫌なんでな、レインに聞いてからじゃないと…」

 

俺が分からないと言う前にシュカはもういいと言った。

 

シュカ「仲間になるかも分からない人を逃がす訳にはいかない。だからここで殺す。イヌカイ、あんたも手伝いなさい。」

 

シュカにそう言われるとイヌカイは頭を掻きながら。

 

イヌカイ「まあ、確かにこれに関してはあんたに賛成だな。」

 

そう言うと2人は構えた。

 

がそこに止める声も出た。

 

カナメ「おい!ちょっと待ってくれよシュカ。いくらなんでも考える時間も無しに殺すなんて!」

 

カナメはそう言ったがシュカはそれを黙殺し、イヌカイは無視した。

 

そして、シュカは鎖を放ち、イヌカイは高速で接近してきた。そしてその攻撃は届くと思った寸前で空ぶった。

 

スノウ「そうか、お前たちは俺の敵だな?なら容赦はしない。」

 

そう言うと俺は空中で携帯を操作するとポイントでこの前京田が俺に渡した剣を家から取り寄せた。そして空中で刀をキャッチすると壁を蹴ってまずはシュカの鎖を断ち切った。

 

シュカ「うそ!?そんな刀で切れるはずが…」

 

最後まで言い終わる前に空中で回し蹴りを食らわせるとそのまま壁に激突すると気を失ったのでそれ以上は追撃をせずにイヌカイの方へと壁を何度も蹴って接近するとイヌカイはかなり驚いていた。

 

イヌカイ「うそだろ!?俺のシギルよりもはy」

 

最後まで言わせずに俺は横っ腹を蹴ると吹っ飛んで行ったので追うとそのまま喉元に刀の切っ先を突きつけた。

 

イヌカイ「降参だ、アンタには敵わねえよ。」

 

そう言って両手を上げたので俺は刀を納めた。

するとカナメが

 

カナメ「ありがとな、シュカのことを殺さないでくれて。」

 

その言葉に俺は

 

スノウ「いいさ、俺を殺そうとしたとはいえお前の仲間なんだろ?なら殺すまではしないよ。それにこれで俺はいつでもこいつを殺せるって分かっただろうし。おい、起きろ。」

 

俺はそう言うとシュカの頬を叩くと

 

シュカ「う、ん。」

 

スノウ「これで諦めはついたか?」

 

俺がそう聞くと

 

シュカ「はあ、仕方ないわね。私じゃ到底敵いそうもないし、それに殺そうと思えば殺せたでしょ?」

 

スノウ「まあな。それにどっちにしろカナメと敵対する気はないしな。カナメがレインのことを狙ったりしなければ。」

 

俺がそう言ってカナメのことを見ると

 

カナメ「いやいやいや、お前の妹を狙うなんてするわけねぇだろ!」

 

スノウ「そうかならいい。」

 

そうやって俺たちが話をしてるとイヌカイが

 

イヌカイ「なあ、あんたにもこのメールって来てないか?」

 

なんの事かと思い見ると画面にはシブヤ宝探しゲームと書かれていた。

 

スノウ「いや、どうだろうな。カナメから救援メッセージが来て直ぐに渋谷に向かったからそこまでは見てないな。」

 

俺は携帯を出してダーウィンズゲームのアプリを開くとメールが1件来ていたので開いて見るとイヌカイと同じような事が書かれていた。

 

スノウ「来てたぞ。」

 

俺がそう言うとシュカとカナメも来ていると言った。

 

シュカ「ねえ、提案があるんだけど宝探しゲームの時には共闘しない?私たちのクランに入るかどうかはともかく協力するぐらいならいいでしょ?」

 

その言葉に別にそれぐらいなら構わないと言って提案を呑んだ。

 

スノウ「それなら集合場所も決めた方がいいな。」

 

シュカ「それならなるべく目印になるものの方がいいから、全員から1番近くてわかりやすいところにしよっか。」

 

シュカがそう言った瞬間―――――転送が始まった。

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