煽られるのは嫌いなので対人戦に特化したいと思います 作:グラキチ
キャラ解説に情報を追加しました、よろしければご覧ください
それでは投稿します
とうとう第1回イベント当日
虫食べる奴がいるわ結局迷子になるやつがいるわ
周りが滅茶苦茶しやがるせいで特に何もできていないグラディオは色々と悶々としていた
強化合宿で手にいれたスキルは『魔改造』というスキルだけ
『魔改造』
武器やアイテムに本来対応していない機構を取り付けることができるようになる
『魔改造』を施した武器は耐久値が大幅に下がる。アイテムには特に影響なし
取得条件
対応していない機構を手作業で無理矢理接続する
これによりクロスボウに連射機能を付与することに成功した
魔法の撃てない咄嗟の時には重宝するだろう
しかし、メイプルみたいに『大盾の心得Ⅰ』といった普通のスキルは一切出てこなかった
明記はなかったが、これも呪いの影響なのだろうか
「それでは、第一回イベント!バトルロワイヤルを開始します!」
あちこちから喧しい歓声が挙がる。グラディオは広場の端の方で隠れるようにそれらを眺めていた
「それでは、もう一度改めてルールを説明します!制限時間は3時間。ステージは新たに作られたイベント専用マップです!倒したプレイヤーの数と倒された回数、それに被ダメージと与ダメージ。この4つの項目からポイントを算出し、順位を出します!さらに上位10名には記念品が贈られます!頑張って下さい!」
今回はパーティーを組んで参加するようなものでもないので、皆とは別々に行動するつもりだ
アマネは終始名残惜しそうにしていたが、近くにいられては下手にスペルを撃つこともできないので追っ払った
メイプルと会っても対抗策を練れていないので、逃げの一手のつもりである
勿論俺は上位入賞を狙う予定である。下調べの段階で1位になりそうなのがペイン、次いでドレッドってところか
ある程度進行したら上位者が狙われるようなイベントを起こしてくるのが定番なので、その時になってから狩りに行くとしよう
序盤は雑魚を蹴散らしながら当たりをつけた候補の戦い方を観察するとしよう
MPの最大値がそこまで多くない俺にとって唯一の回復手段である灰瓶は貴重だ、慎重に使うスペルを選択しなければ
スクリーンに転移までのカウントダウンがゼロになった瞬間、グラディオは光に包まれて転送される
目を開けるとグラディオは森の中に放り出されていた
森は目に写る情報が多すぎて擬態しているプレイヤーがいたら見つけることが難しい
障害物の無い、かつ狙撃が届かないくらい広い場所で迎え撃つことにする
しかしそう簡単にはいかない。木の上から1人のプレイヤーが飛び降りながら攻撃してきた
螺旋剣で弾くが、少しだけダメージを受けてしまった
相手は間髪いれずに攻撃してこようとするが
なっていない、落下攻撃で有効打を与えられなかった場合はすぐさま距離を取って体制を建て直さないと、このように頭上を取られている相手にあっさり首を断たれてしまう
あっちは森が拓けているようだ、そっちに陣取ることにしよう
円形の闘技場のような場所を発見したので、螺旋剣を突き刺し、『篝火』として設置する
これで常に襲われない限りは篝火で補給することができる
次に敵の把握をするとしよう
『敵意の感知』
フワリと光が現れ、ゆっくり森に飛んでいく
途切れた森の木の下でフヨフヨと漂うということはあそこに何かいるらしい。まずは炙り出す
『火炎噴流』
その辺りを焼き尽くすように凪払うと、慌てて1人飛び出してきた
トドメを刺そうとしたところに背後から3人程飛びかかってきた
結託して俺を倒すつもりか
グラディオは軽やかに前方に向かって回避する
振り向き様に螺旋剣を振り抜き、まず1人の首を的確に切り落とす
次に先程仕留め損ねた相手が魔法を放ってきた、それを防ぐ為に『変形』で螺旋剣を杖に変える
『歪曲した防壁』
大盾を揃えればそれで防いでいたんだが・・・
魔法が防壁によって阻まれ掻き消けされて驚いているところ悪いが、遠距離がいると近接に集中できないので消えてもらう
『追尾するソウルの太矢』
逃げても無駄だ。『追尾するソウルの太矢』はその名の通り相手に当たるまで追尾するのである
それは魔法使いの体を貫通し、ポリゴンと化す
残りの2人は左手に構えた連射クロスボウから射出された爆裂ボルトが何発も直撃して跡形もなく消し飛ぶ
この爆裂ボルトは普通のクロスボウのボルトに『魔改造』で爆発テントウの素材を無理矢理くっつけた物である
着弾と同時に爆発し、周囲にそれなりのダメージを与えるものだ
他にもいくつか作ってあるので、暫くは大丈夫だろう
篝火に触れようとしたら騒ぎを聞き付けてまたカモがやってきた
面倒だな、真っ直ぐ突っ込んでくるし一気に潰すか
杖形態の螺旋剣を大きく振りかぶり、ソウルを集中させる
莫大な力の影響で地響きが起こる
ロスリックと大書庫のはじまりにおいて、最初の賢者が伝えたとされる魔術をここに見せよう
『ソウルの奔流』
魔力の塊がビームのようになって有象無象に襲いかかる
多少横に広がっていたので数人生き残りがいるが、どうやら腰を抜かしているようだ
だがそんなことはどうでもいい、楽しいじゃないか
もっと殺したい、殺したりない
左手からクロスボウが消え、代わりに禍々しい赤黒い靄が現れる
ソレは『ダークハンド』
カアスに唆された、ダークレイスたちの業
闇のソウルにより人間性を奪う吸精の業を成し
また特殊な盾ともなる
偉大なる古の者ともなれば、人間性溢れる聖人とて
一度にすべてを奪い取ることができるだろう
「グギッギィィィ!アァァァァ!!」
耳をつんざくような悲鳴が響き渡る
グラディオのダークハンドに掴まれたプレイヤーはHPの減少と共にどんどん干からびていき、やがてぶつりと悲鳴が途切れると同時に皮と骨だけになったプレイヤーがポリゴンとなって消えていった
「逃げろぉぉ!」
「なんなのよアイツ!」
逃がすと思っているのか
白教の知らぬ、辺境の奇跡を紡ぐ
『緩やかな平和の歩み』
「!?」
「急に体が重く・・・!?」
歩みを遅くするだけで、攻撃は普通にされるため、大抵は逃げるために使われるであろう奇跡
平和とは『つまりまったくそれでよいのだ』
【MWO】第一回イベント観戦席3
240名前:名無しの観戦者
アイツやべぇよ、気でも狂ってんのか
241名前:名無しの観戦者
人間辞めてる
242名前:名無しの観戦者
チートかよ
243名前:名無しの観戦者
状況に応じて手を変えてくるって無理ゲーじゃね
244名前:名無しの観戦者
これ、あのゲームのラスボスを更に強くしたようなもんだよな
245名前:名無しの観戦者
元いたゲームに帰って、どうぞ(懇願)
246名前:名無しの観戦者
ペインもメイプルって子もヤバかったけど、コイツは別の意味でヤバい
247名前:名無しの観戦者
ファッ!?
248名前:名無しの観戦者
は?なんだ今の・・・
249名前:名無しの観戦者
プレイヤーが干からびた・・・
250名前:名無しの観戦者
グロい・・・
251名前:名無しの観戦者
なんて名前だよコイツ
252名前:名無しの観戦者
グラディオ、どっかで見た名前だと思ったら対人厨だぞコイツ
相手の嫌がることしかしてこない陰キャ
253名前:名無しの観戦者
対人で相手の弱点なり嫌がることするのは常套だろ
負け惜しみ乙
254名前:名無しの観戦者
まぁお前ら喧嘩するな
取り敢えず知り合いが参加してるから同盟組んで囲って倒してやろうぜ
255名前:名無しの観戦者
名案
256名前:名無しの観戦者
すげー嫌な予感するの俺だけ?
257名前:名無しの観戦者
奇遇だな、俺もだ
触らぬ神になんとやらってやつだ
258名前:名無しの観戦者
ビビってんじゃねーよ
いくら対人厨でも囲んでやればボコボコにされて顔真っ赤になるだろw
259名前:名無しの観戦者
お手並み拝見だな
連射クロスボウはゲール並みの精度です