シンフォギアの世界に転移   作:キーホルダー

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かなり強引に進めていきます。l


不変の未来 前編

新しい生活に慣れて、さらに3週間が経った頃、

日常生活にノイズと戦うが追加されつつあるのが、

すごく悲しい。

と本部のソファで黄昏ていたら、

 

「ここにいたか」

「翼さん?どうしたんですか?」

「司令が全員集まるよう言われてな。

 霧崎を探しに来たのだ。」

「分かった。今行くよ。」

 

 

指令室に翼さんと入ると

「来たな。では、始めるとしよう。

 了子君、頼む。」

「ええ、まずこれを見てもらおうかしら」

 

なんらかの化石?のような画像が出た。

(これって、まさか⁉︎)

 

「第4号完全聖遺物 ネフシュタンの鎧

 これの起動実験について話していくわ。」

 

「ネフシュタンの鎧を起動させて解析することで、私の櫻井理論を

 さらに発展させて、ノイズへの対抗手段をより効率化

 できるかもしれないんだけど」

「ネフシュタンの鎧を起動するためのフォニックゲインが、

 確保出来ていないのだ。」

 

「じゃあ、どうやって起動させるんだよ?」

「それなんだけど、奏ちゃんと翼ちゃんにお願いしたいの」

「私たちに、ですか?」

「私か翼がネフシュタンの前で歌えばいいのか?」

「残念ながら、2人が歌ってる時にこっそり試したけど

 多少反応はするけどフォニックゲインが足りないのか、

 起動に至らなかったわ。」

「こっそり、試したのかよ!」

「そういえば、ここで気持ちを込めて歌って欲しいって

 言われた時があったわね。」

「あ?ああ、2週間前の!」

「そうあの時よ」

 

「あれ?じゃあ、私たちは何すればいいんだ?」

「丁度2週間後にライブをするでしょう?

 そこで、2人の歌で観客を盛り上がれば、盛り上げるほど

 フォニックゲインが高まり、起動できるって寸法よ!」

「つまり、君たちのライブ成功が人類の未来を決めると言うことだ。」

「私たちの」

「歌が、未来を」

 

「あの〜、俺は何をしたらいいんでしょうか。」

サクラが手をあげて聴く。

「あなたにもちゃ〜んと役目があるわ。

 はい、これ」

サクラは、コンサートチケットを了子から手渡された。

「え?」

「サクラ君もライブを楽しむことが、私達のお手伝いになるわ」

「君もこちらに来てから戦うことが多いからな。

 少しでも休みになると思い用意したものだ。」

「わ、わかりました。」

 

「そういえば、ツヴァイウィングの歌を生で聞くのは、初めてかも」

「そうなのか、じゃあ、しっかり聞いておけよ。」

「なら、霧崎に無様な姿は見せられないわね。」

「楽しみにしてます。」

「じゃあ、このProjecーーー」

 

(このコンサートこのままいけば、奏が死ぬどうしたらいいんだ?

実験自体をやめてもらおうにも、ネフシュタンが暴走するとか

フォーネをどうこう言っても信じてもらえるわけがない。

むしろ警戒されるだけ、

しかも原作知識とか話すわけには行かないからな、

俺は元の世界では、ノイズはいたが、二課があったかはわからない

と答えちゃったんだよな。)

 

「‥‥‥い」

(なら、コンサートで現れたノイズを変身してら倒しつつ、

途中から変身を解いて、奏を再現すれば、

絶唱させなくても済む‥‥はず‥‥)

 

「おい!」

奏に思いっきり肩を掴まれ、思考から戻される。

「ぇ、あ、ごめんなに?」

「聞いてなかったのか。はぁ〜

 まだ、了子さんが話ししてる途中だぞ。」

「ご、ごめん、コンサートはじめてだからちょっと嬉しくてね。」

「そこまで、楽しみにしてくれるのは嬉しいが

 その気持ちは後にとっておけ。今は桜井女史の話を聞く時だ。」

「そうだぞ、後で感想を聞くいてやるかな」

「フッ、君の浮かれる気持ちも分かるが後少しだ。

 がんばって聞いてくれよ

「すみません」

 

「いいのよ〜、楽しめって言ったのは私だもの

 じゃあ、聞き逃したサクラ君の為に

 もう一度だけ言うわ

 今回の『Project:N』を成功させるよう頑張りましょう」

 

この後、奏と翼さんに散々揶揄われた。

 

 

(何にも、対策が立てれないまま時間が過ぎていく)

今日も393と走り、公園で休んでいると

「そういえば、私ツヴァイウィングのチケットが当たったんです。

 それで、響と行く予定なんです。」

「そうなの?それはよかったね。俺もチケット手に入れたから、

 現地で会えるかもね。」

「はい!楽しみだなぁ」

「そういえば、座席はどこなの?もし近くかも?なんて」

「ええと確か、ステージから遠くの方でした。」

「俺は、ステージの中心付近だね。」

「いいなぁ、そんなに近いなんて羨ましいです。」

 

(いや〜ノイズ出ること確定だからなぁ。

こっちもどうすることもできない。未だ見ぬ

響ちゃんをどうにか守ろうにも座席めっちゃ遠いよ!)

 

「あの、何か悩み事があるんですか?」

「うん?ああ、ちょっとね。

 コンサートの時なにをしたらいいんだろうなぁって」

「私もはじめてなので、何をしていいか分からないですね

 響は、歌を楽しみたいって言ってましたけど」

「楽しむのなら、ペンライトも必要かなテレビとかでよくみるしね。」

「確かにそうですね。うう、待ちきれなくなってきました。

 響と早く一緒に見たいな。」

「そろそろ行こうか?時間だし」

「はい」

 

(くよくよ迷っても仕方ない。やれることをやるしかない!)

393と途中で別れ、決意を固めて家に帰る

 

コンサート前日の夜、コンサートの準備をしていた。

「チケットよし、財布よし、スマホよし、モバイルバッテリーよし」

(大丈夫なんとか出来るはず。いやなんとかしなきゃ)

ベットに入り、眠る

 

ドットの姿が見えた

「こんばんわ、お久しぶりです。サクラ様

 Version upと今後についてお知らせに参りました。」

「お久しぶり!丁度よかった、色々と困ってたんだ

 でどんなヴァージョンアップなんだ」

「はい、内容は再現の更なる機能拡張です。

 分類され、『完全再現』と『断片再現』に

 『完全再現』は今までと同じものであり、

 『断片再現』が追加となります。」

「その断片再現で、なにが出来るんだ」

新しい機能で希望が見えてきそうな俺はテンションがあがり続けている。

 

「『断片再現』の対象は、サクラ様のみになります。

 装者の武器のみを再現することが可能で、

 RN式回天特機装束と同じ機能だと思っていただければ、大丈夫です。」

「つまり、武器だけ再現してあとは、自分の肉体で戦うってこと?」

「はい、その通りです。」

「なんだ、状況打開には繋がらないな。」

 

ガッカリした俺に更なる追撃が来る。

 

「そして、上からの伝言です。明日のコンサートでは、『断片再現』以外の機能を凍結

 それだけで、戦って欲しいとのこと。」

「は?なんで?」

「『断片再現』に慣れてもらうにはおあつらえ向きの戦いがある。

 それを利用して欲しいと」

俺はドットの両肩を掴み、慌てて聞く

「いやいや!ここで断片以外使えなくなると困るんだ!

 どうにか上に掛け合って、使えるようにしてくれないか!」

「残念ながら、サクラ様、上は決定を覆すことはありません。

 諦めてください。」

「なんでこのタイミング!なんだよ!

 俺に!何をさせたいんだよ!」

「世界に希望をもたらす存在になっていただく為です。」

「世界に希望?」

「そうです。その為の試練です。」

言っていることが、理解できず、手を離してしまう。

 

(意味が分からない!どうする明日どうしたら!」

「では、伝え終わりましたので、明日、いえ今日の戦いに

 ご武運があること」

「待て!待ってくれ!」

 

手を伸ばした状態で目を覚ますと、

悪夢を見たせいだろうか、体の汗がシャツを濡らし不快感を感じる。

カーテンを開けると憎たらしいぐらい晴天だった。

もしかしたら本当に夢じゃないかと思いスマホを操作するが、

『断片再現』以外の操作画面をどんなにタップしても反応しなかった。

 

俺はスマホを投げつけ、壁に当たり

地面に落ちる。

 

「はぁ‥‥‥はぁ‥‥‥クソがぁ!」

 

「ただでさえ!今の機能でどうにか出来るか分からないのに!

 どうして!どうしてだよ!なんで今なんだよ!」

 

俺は手元にあった、もう一つの携帯を起動して弦十郎さんに電話をした。

何回か呼び出し音の後に出た。

「もしもし、朝早くにすみません。聞いて欲しい相談がありまして。」

『ああ、どうした、って落ち着け』

「っ、これが落ち着いて‥‥‥いえ、すみません。実は」

 

ヴァージョンアップで今日中は断片再現しか出来ないこと

敵が襲撃してくる事を伝えた。

 

『確かに君が戦いに参加しにくくなるのは、痛手だな。

 だが、コンサートが襲撃されるのであれば、

 今から中止にできないか上と掛け合ってみるとしよう』

「すみません、急にこんな話をして」

『いや、むしろ君一人で抱え込まずによく相談してくれた。

 上の人間が動くかは俺次第だ。

 すまないがすぐに動くから電話は切るぞ』

「はい、お願いします。」

 

俺は、寝汗気持ち悪くなったシャツを脱ぎ、シャワーを浴び、

体を拭いた後、着替えてパンを食べる。

そしてコンサートに行く支度を始めた。

(この目で、中止になるかを見ないと!)

電車に乗り、会場行きのバスに乗り目的地へ向かう。

現地についた俺は、周りを見渡すと人がいっぱいおり、

会場に入っていくのが見えた。

「中止に、‥‥‥出来なかったって事だよね」

(何があったかは分からないが、もうやることは決まってる!

覚悟を決めろ霧崎サクラ!)

 

 

霧崎が、電話をしてすぐに

弦十郎は、指令室から上へ連絡を取りしばらくしてから、

政治家の重鎮たちが、顔を揃えていた。

「広木防衛大臣の姿が見えないようですが?」

『彼なら今、海外出張に出ているよ。

 何故か連絡は取れないようだがね?

 それとも我々では、力になれないと言いたいのかな?』

「‥いえ、そんなことはありません。

 話というのは、Project:Nについてのことです。

 先程、我々が保護している少年からコンサートが襲撃される可能性

 が高いと報告があり、被害が出る前に一刻も速い中止を要請したところです。」

『その彼の言うことは信用できるかね?もしかしたら、

 ネフシュタンの鎧を起動させなくて言ってるかもしれないね?』

「彼が嫉妬で、そんな妄言を吐いたと言いたいのですか」

『もしかしたらの話だよ?

 それにだ、たとえ襲われたとしてもネフシュタンの鎧さえ起動できれば

 今後救われる人間も増えるだろう。

 ならば必要な犠牲と言えなくはないかね?』

弦十郎の拳が怒りで握り締められる。

「我々の目的は、ノイズや様々な脅威から人々を守ることのはずです。」

『そうだとも、だが今コンサートを中止にした時の

 途方もない費用とツヴァイウィングの人気がどれほど落ちると思うかね?

 それが、後にネフシュタンの鎧が起動出来なかった時、

 君はどう責任を取るのかな?』

『それにだ、現場には装者が3人もいるじゃないか

 ノイズによる被害も資料を見る限りかなり減ってるところを見ると

 優秀な子達のようだから、被害はかなり抑えられると思うがね?』

『というわけだ。君の要請を通すわけにはいかないな

 いつも通りコンサートを行いなさい。皆の意見も

 同じようだし、多数決は取らなくていいだろう』

『というわけだ、コンサートの成功を祈っているよ』

 

通信が切れたと同時に机を叩く

指令室にいた誰もが言葉を失っていた。

「クソ!兄貴に頼りっぱなしになりたくはないが」

携帯を取り出し、風鳴ハ紘に電話をするが繋がらなかった。

何度か掛けるも繋がらず、

「くっ、ならば、全責任は俺が取る。コンサートの中止を」

「落ち着いて、弦十郎くん

 あなたが辞めたら、あの子たちを守れなくなるわ。

 そしたら、二課はおしまいよ。」

「‥‥‥‥‥‥すまない、少し冷静さを欠いていた。

 今すぐ現場にいる、慎二に連絡を取り、

 避難しやすいように観客の立ち位置の変更、

 避難経路をできるだけ確保、

 出来るだけ入場客に不審な人間を徹底的に

 調べるようにとも伝えておいてくれ。

 俺と了子君はすぐに現場へ行く。」

「ええ、急いでいきましょう。」

 

友里がすぐに緒川に連絡を取る

「緒川さん、緊急のお話が」

弦十郎は出来ることをするために動き出す。

(サクラ君、すまない。

だが俺にできることを全力で全うさせてもらう。)

そして弦十郎の後ろを歩く、桜井了子は、

(悪いが、私の計画を遅らせるわけにはいかないからな。

なんとしてでもコンサートはしてもらうぞ!)

それぞれ連絡を取る少し前

 

海外では、

「通信妨害の術式設置が完了

 そちらに合流する」

 

風鳴邸にて、

「本日1日の通信妨害術式と迷宮化の

 妨害術式設置準備終わりました。

 次の段階に移ります。」

フードの男が、空気に溶けるように消える

 

様々な思惑がひしめく、コンサートが始まろうとしていた。




誤字脱字有れば、よろしくお願いします。
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