長くなりそうだったので、削っていきます。
ノイズが片付き、私が抱えていた女の子と
自衛隊が保護していた母親が泣きながら抱き合っていた。
(良かった、お母さんと会えたんだね。)
女の子を守れたことに安心していたところ
「あったかいもの、どうぞ」
「あったかいもの、どうも」
女性から飲み物を貰って、一息ついた途端、
変身が解けた。
「え、変身が、とけ、おぅわ」
急な変身解除に驚いて転びそうになるのを
腕を掴まれ、助けられた。
「あ、ありがとうございます。」
そちらを見ると風鳴翼がいた。
響ちゃんが転げそうになったので、助けに行こうとしたら
既に翼さんが行っていた。
「あっ!ありがとうございます‼︎
助けられたのは、これで2回目なんです!」
「2回目?それはいつのこt」
「お姉ちゃん、助けてくれて、ありがとう!」
「体は、大丈夫?怪我してないかな?」
「うん!お姉ちゃんが守ってくれたから!
バイバイ」
「うん、じゃあね。良かったぁ〜
じゃあ、私も帰ろうかな?」
「響ちゃんも体は大丈夫だった?」
「はい!私も大丈夫です。
ってそういえば、サクラさんさっきのなんだったんですか?
帰りながら、教えてください!」
「あーー、残念ながらそうは、いきそうにないね?」
「へ?」
二課のエージェントさん達が、響を逃さないように包囲する。
「サクラの言う通りよ。貴方をこのまま帰すわけにはいかないの
特異災害機動部2課まで、同行してもらいます。」
「え?え?ええええええ!いつのまにか手錠が!」
響の隣に緒川さんがいつから居たのか立っていた。
「すみません。身柄は拘束させてもらいますね。」
「サ、サクラさん、助けてぇぇぇぇぇ」
「大丈夫だよ。みんないい人だから、
落ち着いて」
「ほ、本当ですか?」
「では、車で移動するので、乗ってください。」
「じゃあ、俺はあっちに乗るから、」
響ちゃんが乗せられる車とは別の車に乗ろうとしたら、
「一緒に乗ってください!お願いします。」
捨てられた子犬みたいな目で訴えてくる響ちゃん
(良心が痛い!)
緒川さんが運転をして、俺と翼さん、響ちゃんを乗せて走る
車にいるが、凄く空気が重い。
この空気を壊したのは、翼さんからだった。
「さっき、聞きそびれてたんだけど、
助けられたのは2回目ってどういう意味かしら?」
「え?はい、2年前のコンサートに参加した時に
ツヴァイウィングの2人にノイズから
守って貰ったことがあるんです。
その時に奏さんに助けてもらって、
『生きるのを諦めるな』って言われてからずっと
それを支えに生きてきました。」
「そう、奏が‥‥。なら尚のこと、
このまま放っておくわけにはいかないわ」
「うぅ、そうだ。サクラさんはなんでここにいるんですか?」
「俺?俺は、ノイズと戦うことができるから、かな?」
「でも、翼さんや私みたいに変身してないですよ?」
「色々特殊なんだよ」
「サクラそれ以上はダメよ」
「というわけで、後は着いてから説明があるよ。」
「わ、分かりました。(気まずい)
‥‥‥‥‥‥‥えっと、あの、私翼さんのファンで、
新しく出た翼さんのCD買いました!」
流石の翼も不意打ちだったのか、
「え⁉︎ああ、ありがとう
それは、今じゃないとダメかしら?」
「す、すみません、間がもたなくて」
「響ちゃん無理に話そうとしなくても
大丈夫だよ。」
「で、でも私これからどうなっちゃうのか不安なんですよ?」
「安心していいよ。さっきも言ったけど悪いようにならないから、
ちょっと体を解剖させて、アイタァ!」
翼さんからスネを蹴られた。
「貴方のその冗談は、怯えさせるだけよ。
それに無理して慣れない冗談を言わない方がいいわ」
「いや〜、響ちゃんと同じでこの空気がどうも苦手で」
「ですよね〜。私も何話していいかもうわからなくて
あはは」
「普通は怯えるものだと思うんだけど?」
「サクラさんのことをよく知ってるので、
本当に悪い人たちはいないとは思ってます」
「‥‥そうなのね」
「着きましたよ。車を降りての移動になります。」
「響ちゃん、降りようか。」
「はい、ってえぇぇぇぇぇ⁉︎
ここ、私たちの学校で、先生のいる中央棟ですよね?」
「惚けてないで、歩きなさい置いていくわよ」
「あ、置いて行かないでください〜」
「元気な子ね」
「あれが、響ちゃんのいい所だから」
中に入りある程度進んだ所で、
「このエレベーターよ。危ないから、手すりに捕まりなさい。」
「え、危ないってどういう
というか、サクラさんはどうして、足が震えてるんですか?」
「下へ参るんですが、速度がまぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「ドゥあぁぁぁぁぁぁ⁉︎(ジェットコースターみたいに落ちて!)」
すると様々な模様が描かれている壁が見えた。
「凄い、学校の地下にって、サクラさん大丈夫ですか⁉︎」
サクラが手すりに抱きつき、全身を震わせていた。
「体が天に登る気分だ」
「サクラ、地下へ向かってるんだが」
「そうですよ。それなら地獄ですね!」
「今その地獄を味わってるんだよね」
サクラの顔色がなんとも言えないものになっていた。
(サクラさん、凄い顔色が悪い)
(もう何回も乗っているはずなのに、慣れないものかしら?)
「サクラさん、エチケット袋をどうぞ」
「ありがとうございます。緒川さん。
ウボォ」
そのあとエレベーターから降りる時に、
緒川さんがサクラをおんぶしてから
さらに奥に進む。ある部屋で止まり、
「ここよ。さぁ入りなさい。」
響が扉を開けて入ると、
クラッカーの音
横断幕には、
『熱烈⭐︎歓迎!立花響様』
「ようこそ!人類守護の砦、特異災害対策機動部二課へ!
俺はここの責任者を務める、風鳴弦十郎だ。」
「知ってたわ。緊張感がないことぐらい」
翼から哀愁が漂い始める。
そして、響にカメラを持って近づいてくる女性がいた。
「はい、立花響ちゃん笑って〜?
うんうん、可愛いわよ。
私の名前は、櫻井了子よ。よろしくね」
「了子、さんですね。
って、皆さん初めて会うのに私の名前を?
あ、サクラさん私のこと話しましたね!」
死にかけたサクラが返事をする。
「話したことないけどなぁ。俺」
「我々二課は、特務機関なのでな。調査などお手の物さ!」
(まぁ、本当にサクラ君のおかげで知る機会があったのは確かだな。)
「というのは嘘よ。貴方が落としたバッグの生徒手帳を見ただけよ〜。」
「な〜にが調査はお手の物ですか!返してください!」
「すまない、君を呼んだ理由は、協力してほしいことがあるからさ」
「だから〜まずは脱いでみましょうか?」
「な、なんでぇぇぇぇぇ」
そのあと響は了子さんにメディカルチェックの為に連れて行かれた。
「サクラ君大丈夫か?いつもは違う入り口から入ってくる君が
あっちを使ったのは驚いたよ。」
「一応、ついてきてくれって言われたので、
あとなんとか復活できそうです。いい加減あれをどうにか」
「すまんな。設計上難しいから諦めてくれ。」
「そんなぁ。」
それからしばらくして、ぐったりした響ちゃんと
ツヤツヤした了子さんがきた。
「お楽しみでしたね。了子さん」
「ええ、存分楽しんだわぁ。サクラ君も体はどうかしら?」
「会話できるぐらいには復活しました。
響ちゃん大丈夫?」
「だ、大丈夫で‥‥す。へいき、へっちゃ、スゥ」
「って危ない!」
倒れそうになった響ちゃんを支える。
「フッ、疲れているようだな。話は後日するとしよう。」
「じゃあ、俺が背負うので、翼さん案内お願いできますか?」
「はぁ、仕方ないわね。こっちよ。」
背負って、翼の案内でリディアンの寮に来た。
流石に中に入れば、不審者として通報されそうなので
「その子を起こして、自分の部屋へ向かってもらいましょう。」
「いや、なんか不安なので、響ちゃんの同室の子を呼びますね。」
「分かったわ。サクラ、私は先に戻るわね。
少し気持ちの整理をつけたいの」
「はい、任せてください。」
翼さんが本部へ向かっていくのをみて、近くのベンチに響ちゃんを下ろして、
膝枕をする。
携帯を出して、未来ちゃんに電話する。
「あ、もしも」
『サクラさん、響そちらにいませんか!
まだ、帰ってきてなくて、ニュースでも近くにノイズが出たって!』
「大丈夫、今響ちゃんと一緒にいて、ノイズの被害にも合わなかったよ。
ただ、今日もいつものお節介で力仕事したらしくてさ、
疲れて寝てるんだよね。寮の外にいるから迎えにきてくれると助かるよ。」
『そうなんですか。よかったぁ、今すぐいきますので、
待っててください。』
「ゆっくりでいいからね」
かなり罪悪感に駆られるが必要な嘘だ
そう自分に言い聞かせる。
電話を切り、寝ている響を見て、頭を撫でる。
「ウェヘヘへ」
(今日1日お疲れ様でも、これからもっと大変な目に合うと
考えると元の世界に帰るまでの間だけでも出来るだけ手助けをしよう。)
「はぁ、はぁ、こんばんわ」
「急がなくて、よかったのに。」
少し息の上がった、未来がこちらに駆け寄ってくる。
「いえ、すぅ、はぁ、響が迷惑かけちゃったみたいで
急いできました。」
「迷惑とか思ってないよ?友達だからね。
出来ることをしただけだよ。そのかわり
俺が困ったら、助けてね?」
「ふふっ、はい。その時は言ってください。」
「じゃあ、早速だけどいい?」
「はい、なんですか?」
「そろそろ太ももが痛いので、連れて行ってくれると助かる。」
膝枕していた響ちゃんの頭をつつく。
それをみて未来が笑いながら、
「はい、連れて行きますね。
響起きて」
「うぅーん、未来ぅ?もう朝ぁ?」
「まだ夜だよ。寝るならお布団で寝よう?
ほら、頑張って立って。」
「うん、がんばるぅ」
「サクラさん、おやすみなさい」
「ああ、2人ともおやすみなさい」
2人を見送った後、二課に連絡を入れて家に帰るのだった。
後日いつものように二課で待機してたら、響が入ってきた。
「あの〜、呼ばれてきました」
「すまないな、貴重な時間を取らせて、」
「いえ、それよりも昨日のことを聞きたいです!」
「ええ、順番に話していくわ。
まず、貴方のメディカルチェックの結果は、ほぼ問題なしよ。」
「ほぼってことは?」
「ええ、響ちゃんの心臓部分に、摘出不可能な多数の破片があって、
調査をしてみた結果、奏ちゃんがかつて身に纏っていた聖遺物
ガングニールだと分かったわ。
‥‥‥奏ちゃんの置き土産ね。」
「聖遺物?」
了子さんと弦十郎さんが聖遺物について、説明していると
「サクラ、あれは奏のガングニールということでいいんだよね。」
「みたいですね。そして、起動出来てるところを見ると
数少ない適合者になるということになりますね。」
「そうね。あの子が悪いとは思ってないわ。
でも奏が命をかけて、手にしたのを覚えてると余計にね」
話が終わったのか、響ちゃんがこちらに駆け寄ってくる。
「あの、サクラさん、翼さん。
私決めました!この力で戦います。良かったら握手して下さい。」
物凄い笑顔の響ちゃんがこっちにきて手を出してきた。
「あーー、俺はまぁ、うん」
隣の方がお怒りです。
「貴方、分かっているの?本当に戦うということが、
その場に流されて、選んでいないかしら?」
「わ、私は、それでも人を助けたいんです。
あの時の翼さんや奏さんみたいに」
「っ!なら余計に」
響に掴みかかりそうになった翼を慌てて押さえる。
「落ち着いて翼さん。」
「‥‥ごめんなさい。」
翼さんと響ちゃんの間に入り、
何が起こったか分かっていない響に聞く
「とりあえず、響ちゃんは、本当にそれでいいんだね?」
「はい、私に出来ることをしたいです!」
こっそり後ろを見ると悲しそうな顔をした翼が見えた。
(昨日覚悟を決めたからな、出来ることをする。)
とそこで警報が鳴る。
「ノイズが出たようです。座標を確認、ここから近い場所です!」
「分かりました。今すぐ迎え撃ちます。」
「俺はサポートに回ります。」
現場に向かう2人を追おうとする響を
弦十郎が、引き止める。
「待て、君はまだ!」
「私の力が、誰かの助けになるのなら、
このシンフォギアで、行きます!」
そして、響は走り出す。
憧れに近づくために。
誤字•脱字有れば、よろしくお願いします。