うん、どうにでもなれと思いました。
歌が聞こえた。
お腹から出ている血が多く、意識が薄れゆく中
聞こえた。
「‥‥‥チッ、耳障りな!何が聞こえている!」
地面に落ちていたスピーカーから歌が聞こえる。
「何処から聞こえる!この不快な歌
‥‥‥『歌』だと⁉︎」
歌が聞こえた瞬間響の目に光が宿る。
「聞こえる‥‥みんなの歌が!
良かった。まだ私を支えてくれるみんなが、
そばにいる!」
大地から光が溢れる。
日が昇り、夜が明ける。
「みんなが唄ってるんだ!だから、まだ唄える!
頑張れる!
戦えるーー!」
響ちゃんの体を光が覆う。
俺の体も光が覆い、傷が治っていく。
さっきまで無くなってた、力が湧いてくる。
(立ち上がれる!)
俺は立ち上がり、二人の行方を見守る。
「‥‥‥まだ戦えるだと?何を支えに立ち上がる?
何を握って力と変える?鳴り渡る不快な歌の仕業か?
‥‥‥そうだ、お前が纏っているものは何だ?
心は確かに折り砕いたはず!なのに何を纏っている!
それは私が作ったものか?お前が纏うそれは一体何なんだ⁉︎
何なのだぁぁぁ!」
天に3つの光が昇る。
三人が空を舞い、響ちゃんが叫ぶ!
「シンフォギアァアアアアア!!!」
そこには、エクスドライブを纏った三人がいた。
(ここは空気的に飛んで欲しかったけど、
どこかで見たことあるデザイン)
自分の姿を確認すると左腕に黒いグローブが装着、
肘まである大きなスマホがくっ付いていた。
それ以外変化はなかった。
空中にディスプレイが表示される。
「新機能追加ってーー」
「みんなの歌声がくれたギアが、
私に負けない力を与えてくれた!
クリスちゃんや翼さんに
もう一度立ち上がる力を与えてくれる!
サクラさんの傷に癒しを与えてくれる!
歌は、‥‥‥命なんだ!」
「2年前に意趣返しというわけか。」
「んなこたぁ、どうでも良いんだよ!」
フィーネが、ノイズを呼び出す。
「また、ノイズか!いい加減芸が乏しいんだよ!」
「ノイズの災禍は、貴様の仕業なのか!」
「ノイズとは、人が人を殺すために作り出したものだ。
今は見ないが、アルカノイズがいい例だろ?」
「‥‥‥人が、人を殺すために?」
ソロモンの杖を出し、街を埋め尽くすほどのノイズが放つ
「すごい数」
「ハッ、どいつもこいつまとめてぶちのめしてくれる!」
「翼さん、私」
「気にしなくていい立花、私の呼びかけに答えてくれただけで
嬉しかったよ。だから一緒に戦うぞ!」
「‥‥‥はい!」
俺は、瞬間的にどういう使い方ができるかを頭に叩き込まれていた。
「頭痛いが、行ける!」
増えた機能は二つ
1つ目は、何らかの異常もしくは、壊れた時の修復機能 他人にも可能
ただし、開放状態の時のみ。
2つ目は、変身対象者の意識を宿すことの出来る憑依変身(常時可能)
「今は、どっちも使うタイミングじゃない。
変身もまだ出来ない。けど、再現なら!」
完全再現で、クリス、翼、響を選ぶ。
すると本人がいないにもかかわらず、そこにエクスドライブを纏った
三人が現れた。
「ノイズを頼む!」
全員が頷きノイズへ向かって飛んでいく。
俺は、そのままフィーネと対峙する。
ノイズを倒しながら、街を飛んでいると
「そういえば、サクラさん来てなかったですね。」
「まぁ、空飛んでなかったからな」
「だが、フィーネと一人で戦っているはずだ!
早く加勢しに‥‥いかねば?」
翼の横をもう一人の翼が通り過ぎていく。
「え?今翼さんが通って、でもここにいるって事は?
あ、サクラさんが変身してるんですね!」
「いやそれだとおかしいだろ⁉︎あれ見てみろばか!」
クリスが、向こう側の空を指で指しているので、
見てみると
「うぇ?ええええええええ⁉︎
私がもう一人って、クリスちゃんも⁉︎」
「あいつ何かしやがったな?」
「だが今は、早めに決着をつけたいからな、
戦力があるのはありがたい。行くぞ!」
「なら、もう一人のあたしに倒した数を負けるわけにはいかねぇ!」
「サクラさん待っててください!すぐに行きます!」
「貴様は本当に何者だ?ギャラルホルンにそんな機能は
存在しない。貴様のそれは‥‥‥いやもう構うものか。
ここで、消えてもらう!」
「悪いけど、俺もやりたい事があるんだ。
ここで、死ぬわけにはいかない!」
盾を構えて、フィーネへ突撃する。
鞭を盾で逸らしながら接近していく。
「ならば、これを使うとしよう。」
ソロモンの杖でノイズを出し、
黒い結晶を投げてアルカノイズを出す。
「ウロボロスの残党から、
奪ったものだが使わない手はないだろう?」
(ウロボロスについて聞きたいけど、今は!)
サクラはノイズで足止めされる。
断片再現を頭で念じると、手の中に召喚される。
アガートラームで敵を切り裂き
腰にイチイバルのミサイルを作る。
MEGA DETH PARTY
「あっつい!ギア纏ってないと熱い!」
次に天羽々斬を出し、蒼ノ一閃で、
フィーネが飛ばしてきた鞭とノイズを吹き飛ばす。
「今なら!」
道が切り開かれ、、フィーネへの道が一直線にできた。
足にガングニールを展開し、足のバンカーを引き絞り
地面に突き刺すと同時に一気に跳ぶ。
「フィーネェエえええええ!」
「舐めるなぁぁ!」
一直線に向かってくるサクラに鞭を飛ばすが、
盾に防がれる。だがそれでも勢いが落ちずに迫ってくる。
「近寄るな!」
バリアを展開するが、サクラは右手に拳のガングニールを展開し、
「行くぞ!オラァああああああ!!!」
思いっきり殴りつけると、バリアは砕け
フィーネの顔にそのまま叩きつける。
「ぐ、がぁああああ」
「吹っ飛べェ!」
フィーネは、何度も地面に激突しながら止り、
すぐに立ち上がる。
顔にできた傷は、すぐに再生を始めていた。
「やっぱり、再生するよね。」
「馬鹿な、傷を負わせることすらできなかった
お前に傷をつけられるだと⁉︎」
「今は、みんなの歌があるからね。
‥‥‥それに向こうのノイズも片付きそうだし、
これで終わりだ。あんた一人じゃ、
俺たちの相手をするには辛いと思うけど?」
するとフィーネは、急に落ち着いた表情になる
「フッ、ふふはははは!
私も舐められたものだ。もう勝った気でいる
貴様の顔を歪ませてやるとしよう。」
フィーネはそう言って、自分のお腹に
ソロモンの杖を突き刺した。
「ウッ、ふっぅうう」
その瞬間、周辺にいたノイズがフィーネへ飛んでいく。
(‥‥‥何が起きようとしているんだ?)
するとどこから現れたのか、血塗れの男がいた。
「霧崎サクラ、これが最後の試練だ。見せてみろ
貴様の力を!」
「ウロボロスの残党⁉︎それはどう意味だ!」
「これを乗り切れれば、知る事ができるだろう!」
そう言って男は大量のアルカノイズと
4体のカルマノイズを出し、そのノイズ達もフィーネへ飛んでいく。
他にも飛んできたノイズを避けることもせずに当たり、灰になる。
「乗り切ったらって、うぉあ」
突然の地鳴りが起きたと同時にフィーネがいた所を見ると
所々黒い色をした赤い竜がいた。
ノイズを倒し終えた三人は、学校に戻ってくると
赤い竜がおり、口付近に大量のエネルギーが集めていた。
「何だよ、あのエネルギーは⁉︎」
「っ⁉︎あの向きには街が!」
その瞬間、街に放たれた力は街を消しとばした。
「そ‥‥‥そんな」
「っておい、バカ!くるぞ!」
響は急いで回避するが、
(間に合わない!)
その瞬間、もう一人の響が押すことで間に合うが
再現響は光に飲まれ消えた。
「逆さ鱗に触れたのだ。相応の覚悟があるだろうな!」
「立花、大丈夫か!」
「はい、でももう一人の私が」
「影法師のようなものだ。気に病む事はない
それよりも今は、あれを止めねば!」
クリスが、大量のビームを赤い竜に撃ち込む
「再生力が上がってるだと!」
赤い竜の表面を削るだけのダメージしか与えられず、
すぐに再生されてしまう。
再現クリスも同じぐらい撃ち込むが、
同じように再生する。
「ならば、すまないが力を貸してくれ!」
翼と再現翼による攻撃を加えるが、
フィーネが見えるまでの傷しかできず、
すぐに塞がってしまう。
赤い竜から大量のビームが放たれ、回避を余儀なくされる。
その攻撃に再現体二人が倒される。
「手数がたりねぇ!
おい、あいつに頼んでもう一度呼んでもらえば!」
「どうやら下もそれどころではないようだ!」
俺は下から攻撃しようとしていたが、
大量のビームから身を守ることで手いっぱいになっていた。
「多いよ!何で俺にこんな集中砲火してくるんだ!」
するといきなり、響に抱えられビームの雨から出た。
「サクラさん大丈夫ですか⁉︎」
「ありがとう響ちゃん!あのまま出れないかと思ったよ。」
翼とクリスに合流する。
「サクラ何か手はあるか?」
「今のところないね。再現体を出してもあっさり倒されそうだしね。」
「ふははは!いくら限定解除されたギアであっても、
所詮は、『聖遺物の欠片』から作られた玩具!
『完全聖遺物』対応出来るなどと思うてくれるな。
それにこの湧き上がる破壊衝動抑える必要もない!
全て破壊し尽くしてやる!」
その言葉に響以外の全員が気づく
「雪音、私が道を切り開く。頼めるか?」
「ああ、わかってる。もういっぺんやってやる!」
「しかし、そのためには」
二人は響を見る
「なんだか、わかりませんがやります!」
「何かあれば俺がサポートするよ。」
「何をごちゃごちゃとぉおおおおおお!!!」
大量のビームをまた撃ってくる。
「響ちゃんもう一度地面に下ろして!
そっちの方が動きやすいでしょ!」
「分かりました。なんとか下ろしますね!」
「ありがとう、
それとガングニールによる破壊衝動に飲まれたら、
頑張って耐えて、俺がなんとかする!」
「はい!信じてます!」
俺をなんとか下ろした響ちゃんは、また空へと戻る。
邪魔にならないところまで下がり、
空中にディスプレイを出した。
(何で、忘れてたんだ!
黙示録の赤き竜、さらにカルマノイズによる汚染
その汚染は、デュランダルにも及んでたはずだ。)
「つまり響ちゃんが、掴んだ瞬間の破壊衝動は、
原作以上!」
そしてこのタイミングでお誂え向きのものがある。
(修復機能、これでデュランダルを直せば!)
修復機能を使うために起動すると
左手のスマホが変形
俺の体よりも大きなライフルになる。
「‥‥‥え?って重い!」
体制が崩れそうになるもなんとか支え、構えると
地面に向かってアンカーボルトが打ち込まれる。
それにより、なんとか重心が保てるようになると、
ライフルから、バイザーが出てきてサクラにつけられる。
「使った事ないんだけど、大丈夫か?」
バイザーを覗いて見ると響ちゃんが、
丁度、所々赤くなったデュランダルを手に取るところだった。
「そんなことを言ってる時間がない!一発本番で行くしかない!」
左手の手元にあるレバーで、距離と向きを合わせていく。
「測定による距離算出、誤差を修正して!
ええ?弾を装填⁉︎無いよそんなの!」
すると支えている左腕の上方に四角い穴が開く。
「四角い!四角いものなんて持って」
俺は、右のポケットからモバイルバッテリーを取り出し、
まさかと思い入れて見ると、弾が装填されたましたの文字が出た。
「これでいいのか?弾の装填確認
あとは外さないようにすれば!」
(俺の横で大きい音が聞こえたけど、気にしない!
響ちゃんの手が震えてるせいか狙いが!
もう一度調整を!)
凄まじい勢いで響を黒い悪意が飲み込もうとしていた。
(真っ黒い気持ちが押し寄せてきて、ダメだ!
この衝動が抑え込めない!!)
下で弦十郎が、シェルターを破壊して出てくる。
そこから、二課のみんなや友達の姿も見えた。
「ここが正念場だ!踏ん張りどころだろうが!」
「強く自分を意識してください!」
「昨日までの自分を!」
「これからなりたい自分を!」
(‥‥‥みんな!)
クリスと翼が響の手を取り、声をかける。
「屈するな立花、
お前が見せた胸の覚悟をもう一度私に見せてくれ!」
「お前を信じて、全部賭けてんだ!
お前が自分を信じなくてどうする!」
「グう、ううウウウううウうう!」
「あなたのお節介を!」
「あんたの人助けを!」
「今日は、私たちが!」
「姦しい!黙らせてくれる!」
響達に向けて、フィーネが触手を伸ばしてくるが、
バリアに阻まれる。しかしゆっくりとだが、
バリアが分解され始める。
「アルカノイズかカルマノイズのせいか!」
「だが、何があってもこいつは守る!」
クリスが響の手を握ったまま、触手を攻撃する。
「グウウウウウウウウウウウ、
アアアアアアアア!!!」
「立花!」
「おい!飲まれるな!」
響の意識が完全に飲まれるその瞬間、
未来の声が聞こえた。
「響ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
(未来?ごめんもう、思うように頭が回らなーーー)
その瞬間デュランダルに暖かい光が、当たる。
デュランダルを元の黄金の色に戻し、
響の意識を持ち上げる。
(暖かい光‥‥‥そうだ、今の私は、
この力は私だけのものじゃ無い!)
「響ちゃん、あとは任せた!」
(そうだ!この胸の衝動に塗り潰されてなるものかぁぁ!!!)
響が持つ、デュランダルから天に向かって光が伸びていく。
「‥‥‥なんなのだ?その力、『何』を束ねた!?」
「響き合うみんなの歌声がくれた!!
シンフォギアでええええええ!!!!!」
デュランダルを黙示録の赤き竜へ振り下ろす。
Synchrogazer
「‥‥‥完全聖遺物同士の対消滅、
っ!どうしたネフシュタン⁉︎再生だ!
この身砕けてなるものかああああああ!!!」
黙示録の赤き竜は、爆発を起こし消滅した。
元々修復機能は、写真撮るだけのお手軽さでしたが、
ブラックバレル見たら、したくなっちゃいました。
誤字•脱字有れば、宜しくお願いします。