シンフォギアの世界に転移   作:キーホルダー

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やっとGXまで、いけそうだよ。
これからも頑張っていきます。


GXまでの幕間

俺はVitalizationに包まれ、二度の衝撃が体に与えられた。

一度目はネフィリム•ノヴァに激突した瞬間

拳の中でシェイクされ、

二度目は、地面への激突

 

このたった二度だが、体の骨にヒビが入ったり、

折れたりをしていて、とても痛かったが我慢できた。

みんなが話していた時も痛みが、続いて途中で泣きそうだったのを我慢できた

奇跡の代償が、俺の骨だったとしたら、我慢できる。

「長男じゃなかったら、我慢できなかったな。

 ‥‥‥まぁ、兄弟いないけど」

 

そして現在、病院の上で全身包帯や金属を埋め込まれて

ベッドに固定されている。

いつものお医者様から、

「絶対安静だからね?動いたら僕がトドメを刺すからね?」

と脅しを受けるほど、折れている骨が多いらしい。

 

弦十郎さんがお見舞いに来た時には、

「うむ、サクラ君が入院している理由を

 修復砲(仮)の反動でいいんだな?」

「はい、流石に自分たちのせいで怪我させたなんて

 思わせないようにしたいですし」

「君が、最後まで痩せ我慢をしていたのは、それが理由か。

 分かった。響君達にはそういう風になったと伝えておこう。」

「ありがとうございます。」

「それと彼女達の処遇についてだな。」

 

色々難しい話だったので、ざっくりまとめると

マリア、セレナ、調、切歌は、逮捕・拘束

死刑にしろと米国政府

月落下の情報隠蔽や、F.I.S.の出来た経緯などを問い詰められると

そんなの知らぬ存ぜぬ米国政府。

米国政府は情報開示と捜査を拒否、それ以上の追求ができず。

米国政府に情報隠蔽の事実はなく、F.I.S.などという組織も存在しない

という結論至る。

F.I.S.という組織がそもそもないのだから、捕まっている四人の罪状は消失

四人は現在、国連指導の特別保護観察下にあるとの事。

 

「‥‥‥何というか、死刑が回避できたのはいいんですけど

 モヤっとしますね。」

「‥‥‥そうだな。世の中うまくいく方が少ないからな。

 だが、彼女達の命を守れたことだけが、誇らしいさ。」

「そうですね。無事が一番ですね。」

「ああ、それが一番だ。」

 

それから色んな人が、お見舞いに来てくれた。

「サクラさん!大丈夫ですか!!」

「響、病院では静かにだよ?」

お見舞いのフルーツバスケットを持った響と

花を持った未来が病室に入ってくる。

「大丈夫だけど、大きな声は勘弁願いたい。

 体に響いて痛い。」

「うっ!ごめんなさい‥‥‥」

「でも響ちゃんも未来ちゃん、来てくれてありがとう。」

「それは勿論!でも、大変ですね。

 限定解除の代償が、体が傷つくことなんて‥‥‥」

「この前は、吐血してましたもんね。」

「まぁ、あれだけの力を使うんだ。むしろ、死なないだけマシだよ。

 あ、持ってきたお見舞い品食べたいな?」

「じゃあ、切り分けちゃいますね?

 響は、花瓶に水を入れて来てもらっていい?」

「うん、任せて未来!」

 

響は花瓶を持って、外に出ていった。

未来が、リンゴを切っていく。

「‥‥‥そういえば、お礼を言えていませんでしたね。」

「お礼?」

「はい、私を助けてくれたことです。」

「‥‥‥俺はなにもしてないよ?響ちゃんが、頑張ったおかげだよ。」

「響に頑張れる力を貸してくれたのを知っています。

 私を助けてくれるために、怪我を押して、戦場に立ったのも

 弦十郎さんから聞きました。」

「‥‥‥そっか」

「だから、言いますね。ありがとうございます。」

未来がサクラに微笑みながら、感謝の言葉を述べる。

俺はその笑みの綺麗さに言葉を失う。

(‥‥‥綺麗だ)

「あ、あの?サクラさんどうかしたんですか!?

 どこか痛むんですか!?」

「へ?あ‥‥‥ああ、いや、大丈夫、大丈夫だよ」

「本当に大丈夫ですか?」

「うん、大丈夫だよ。ちょっと考え事をしてただけだから。」

「無理はしないで、いいですからね?」

「大丈夫だよ。それよりリンゴを食べたいな?」

「そうですね。後ちょっとで切り分けられるので、待ってください。」

リンゴを切り始める。

「‥‥‥あ〜それと、どういたしまして。

 また何かあれば、助けるよ。」

未来の手が止まり、サクラを見る。

「その時は、また助けてくださいね?」

「ああ、任せて」

 

その後は、手が使えないので未来にあーんして貰ったり、

車椅子のおばあちゃんを助けてて、花瓶を無くした響ちゃんが泣きながら、

病室に入って来たりと大騒ぎだった。

 

その次の日は、翼さんから電話があり、

看護師さんに耳元に携帯を置いてもらい電話に出る。

電話の内容は、海外に向けての準備でお見舞いに来れないとの事

『本当にごめんなさい。本当は、顔を見て話したかったんだけど。』

「気にしなくていいですよ。それよりも海外に行くんですから、

 そちらの方がもっと大変だと思いますよ?」

『ふふ、そうね。‥‥‥私の歌は、世界に届くかな?』

「きっと、届きますよ。それは、保証します。」

『不思議ね。サクラに言われると不思議と大丈夫って思えるわ。』

「そりゃあ、翼さんの歌を一番間近で聞いていましたから。」

『なら、その期待に応えられるように頑張らないとね。』

「ええ、ですが、頑張りすぎないように頑張ってくださいね。」

『それはもちろん承知したわ。』

翼とは、海外に行ったら何がしたか、何を見た方がいいかを

話して過ごした。

 

さらに次の日

クリスちゃんが、お見舞いに来た。

「よう、思ったよりも元気そうだな。」

「思ったよりも元気だよ。ただ、動けないのが辛いけどね。」

「まぁ、そいつは治ってから、動きゃいいんだよ。」

「うん、それもそうだね。」

お互いに無言になる。

「そういや、聞きたいことがあるんだけどよ?」

「何?」

「あたしだけだよな、苗字で呼ばれんの。」

「‥‥‥あ〜〜そういえば、そうだね。」

「他のやつは、名前で呼ぶからよ。

 なんか‥‥‥あたしだけ、アンタとの距離を感じて、嫌なんだよ。」

クリスが、顔を伏せる。

「‥‥‥ごめん、それに関しては気付かなかった、俺が悪いね。」

「別にアンタが悪いわけじゃね。

 ただ踏み込めなかった、あたしに勇気がなかっただけだ。」

「ゆき‥‥‥クリスちゃん?さん?」

「どっちだよ!」

 

俺も覚悟を決め、

「クリスちゃん、これからもよろしくね!」

顔を赤くしたクリスが、か細い声で、

「こ‥‥‥こっちこそ、その、よろしく‥‥‥」

(可愛い過ぎませんかね?)

 

 

そのまた次の日は、右手の包帯が取れた。

先生の話だと

「‥‥‥右腕は完全に治ってるね?

 驚異的すぎる回復だね?今度解剖されてみないかい?」

と物騒なことを言われた。

(あの医者を他の人に変えてもらえないだろうか?)

 

今度のお見舞いには、三人娘が来た。

「こんにちは!お見舞いに来たよ!」

「こんにちは〜って、すごい包帯!

 アニメでしか見たことないよ。こんなの!」

「こんにちは、体は大丈夫ですか?」

「こんにちは、三人とも。思ったよりも大丈夫だよ。」

「これ、お見舞いの品です。」

食べやすいようにだろうか、ゼリーやらプリンが入ってた袋を持っていた。

「わざわざ、ありがとう。嬉しいよ。」

「こんなことしか出来ないけどね。」

「そうそう、ビッキー達に何があったか聞いても教えてくれないんだよねぇ。」

「それだけ、大変だったのは、察することができますが。」

「俺も言えないだけどね?」

弓美が、病室に備え付けてあるテレビを弄っていた。

「弓美さんは、何をなさってるんで?」

「よし!準備できたわ!入院中、暇でしょ?

 だから、私のオススメのアニメを持って来たんだよ!」

「つまり?」

「アニメ鑑賞会ですわ!」

「じゃあ、ユミ始めようか!」

「OK!じゃあポチッと!」

この後、面会時間が終わるまで、ずっとアニメを見て過ごした。

 

こんな感じで、色んな人がお見舞いに来てくれるおかげで、

退屈な時間を送らずに済んだのだった。

因みにダントツで、お見舞いに来たのは、クリスちゃんだったりする。

 

何日か経ち、体の包帯がある程度取れ、

包帯が巻いてあるのが、右足だけになった。

「‥‥‥腕一本提供してくれないだろうか?

 どうせ、治りそうだしいいだろう?」

(この医者、なんで問題にならないんだ?)

 

この日は、何故か夜は、寝付けなかった。

「目が覚めて辛い。寝たいのに寝れないという

 謎のジレンマが」

「だったら僕は、来たんだね。ちょうど良いタイミングで、」

「へ?」

ベットから体を起こすと

アダム・ヴァイスハウプトが、椅子に座っていた。

「‥‥‥へ?ど、どういう状況?」

「すまないね。困惑しているところ、

 始めるとしよう。自己紹介から、僕はアダム・ヴァイスハウプト、

 初めましてだね。この時代の僕とは、」

「え?あ、はい!初めまして、霧崎サクラです。

 ‥‥‥えっと本日は、どういうご用件で?」

「伝えたいことがあってね。君に、」

「伝えたいこと?」

「キャロル・マールス・ディーンハイム

 持って行ってしまったのさ。完全聖遺物ダインスレイフを、」

「‥‥‥え?えええええええええ!?」

「驚くのは無理はない。

 驚いているからね。僕も、」

「いや!聞きたいことは色々あるんですけど!

 ダインスレイフは、欠片じゃないんですか!?」

「ああ、欠片じゃないね。残念ながら、」

「アダムさんは、何しに日本に!?」

「所長としてね。挨拶に来たのさ、

 S.O.N.Gにね。

 協力関係を結ぼうと思ってね。非公式ではあるが、」

「協力ですか?」

「ああ、今回の件は、

 原因だからね。僕の持ち物を持ち逃げされたのが、

 そして日本だったからね。キャロルの計画遂行の場所が、

 迷惑をかけるからね。僕の部下が、」

「協力って、何をするんですか?」

「派遣するのさ。一番信頼できる部下を、」

(これ、サンジェルマンさん達が、来るんじゃ?)

 

「そして、お願いがあるんだ。友よ、」

「お願い?」

「彼女を君の力で助けて欲しい。

 願いが歪になった。思い出の焼却それにより、」

「修復砲(仮)ですね。」

「唯一救う手段だからね。あの力が、

 僕が動きたいところなんだがね。本来なら、

 錬金術師が関わっている。フロンティア事変には、

 捕まえないといけないさ。今後被害を出せないためにも、」

「なんというか、大変ですね。」

「フッ、そうでもないさ。

 苦じゃないさ。友が少しでも楽しく過ごせるなら、

 ふむ、そろそろ時間だね。

 また会おう。友よ、

 君とって重大なことを話すよ。次に会う時は、」

「‥‥‥重大なこと?」

「ああ、君にしか話せないことをね。」

 

アダムは、そのまま転移して居なくなった。

(俺の知らない展開すぎる。

ダインスレイフが完全聖遺物の上に、

キャロルちゃんがアダムの部下、

そして派遣される信頼できる部下。

もう一つ、俺にまつわる重要なことって一体なんだろう?)

 

次の日、弦十郎から連絡があり、

パヴァリア光明結社と協力体制になったこと。

そして派遣された錬金術師がいるらしく、名前を聞いた。

三人派遣されており、そのリーダーがサンジェルマン。

その部下2人が、カリオストロ、プレラーティ

という名前だそうだ。

(もう、どうなるんだろう。これ)

何もわからない展開にサクラは戸惑い続けるのだった。

 

 

 

 




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