シンフォギアの世界に転移   作:キーホルダー

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永遠にテトリスしたい。

ネタに走ってみました。


特訓回

お茶会の次の日、

もっと強くなる為に朝5時に、俺は、弦十郎さんの家に来ていた。

門を開けて、入るとジャージを着た弦十郎さんとスーツ姿の緒川さんがいた。

「おはようございます。緒川さん、今日はどうされたんですか?」

「おはようございます。サクラさんの特訓のお手伝いに来ました。」

「マネージャーのお仕事は、大丈夫なんですか?」

「ええ、変わりの方にお願いして来ましたので、大丈夫ですよ。」

「慎次を呼んだのは、君の特訓に協力してもらう為に来てもらったんだ。」

「ということは、今日は、3人で?」

「その通り!俺達で、鍛え上げてみせるさ!!」

「‥‥‥マジですか。」

「ええ、一緒に頑張りましょう。」

「じゃあ、早速走るぞ!」

「はい!って、緒川さんは、スーツですか?‥‥‥ってもういない。」

緒川さんが、いつの間にか居なくなっていた。

(‥‥‥忍者すげー)

 

弦十郎さんといつものように、フルマラソンをした後、

山の崖下に来ていた。

「はぁ‥‥‥はぁ‥‥‥、あのここで、何をするんですか?」

「ロッククライミングだ!」

「サクラさん、その前にこちらをどうぞ。」

「ありがとう、ございます。」

緒川さんから、スポーツドリンクをもらい、飲む。

「ごくっ、ごくっ、‥‥‥ふぅ、

 登るのは、その、いいんですけど命綱は?」

「安心しろ!落ちても俺達が受け止める!」

「ええ、安心して登っていいですよ。」

(安心感が、すごい。)

死ぬ気で、登った。

 

緒川さんから、毛布が渡される。

「えっと、次は何を?」

「次は毛布に包まって、この坂を転がって降りてもらいます。」

「この舗装されてない自然豊かな坂を?」

「はい。」

「凄く痛そうな坂を?」

「はい。」

「‥‥‥ヤケクソだ!やってやらぁぁ!!!!!」

転がったら、凄く痛かったです。

 

何回か、転がっていると弦十郎さんが、米俵を3つ持ってきた。

「次は、これを担いで、ウサギ飛びだ!!」

「あの、米俵の意味は?」

「やってみれば、わかるさ!!」

(米俵って確か、60キロだっけ?‥‥‥これを持ちながら、うさぎ跳び?

死ぬな。)

「最初は、一つだけでいいぞ。」

弦十郎は、米俵2つはそれぞれ左右の肩に担ぐと

うさぎ跳びをしていく。

いつの間にか、離れたところに立っている緒川さんに向かってるようだ。

(‥‥‥マジで?)

やってみた結果、死にかけたとだけ、言っておこう。

 

最終的に米俵を3つ担いで、うさぎ跳びをした俺は、

意識が、飛びそうになっていると目の前に瓜坊が現れる。

「プギー!」

(‥‥‥あ、瓜坊だ。可愛い)

瓜坊の頭を撫でようと手を伸ばすと、弦十郎がすぐに気付く。

「む、いかん!サクラ君、今すぐに離れるんだ!」

「へ?それってどういう」

「サクラさん、失礼!」

緒川さんに抱えられ、その場を離れると、

大きな音の後に、木が倒れた。

「へ?」

倒れた木の方を見ると瓜坊の近くに、大きな猪がいた。

(‥‥‥もののけ姫で見たことあるサイズだな。)

「フッ、これも山の醍醐味!さぁ、戦って追い返すぞ!」

「え?生身で戦う相手じゃなーー」

困惑しているサクラに猪が、一直線に体当たりをしてくる。

「油断するな!自然は待ってはくれないぞ!!フンッ!!!」

弦十郎が、猪の突進を真正面から受け止める。

それを見たサクラは、

「‥‥‥ヤケクソだぁぁぁ!!!」

死に物狂いで、追い返した。

 

お昼になったらしいのだが、色々ありすぎて時間の感覚がない。

「運動後の飯もやはり、格別だな。」

「ええ、いい運動になりましたね。」

「もぐもぐ、美味しいですね。」

緒川さんが、いつの間にか用意していた、おにぎりを食べる。

(あの巨大猪との死闘をいい運動で、済ませないで欲しい‥‥‥)

「さて、サクラ君、残りの特訓をして行くとしよう!」

「まだ、あるんですね。‥‥‥がんばります。」

「安心してください。帰りは、車を用意してありますよ。」

「‥‥‥それは、楽に帰れそうですね。」

お昼休憩を挟んだ後、特訓が再開される。

 

ロープが括り付けられてある、大きな岩の前に立っていた。

「あのこれは?」

弦十郎は、ロープの紐を掴み、引っ張りながら、岩を5メートルぐらい動かす。

「今の君なら、これぐらいは、動かせるはずだ。

 目標は、俺が動かしたぐらいだな。」

「‥‥‥マジで」

サクラは、覚悟を決めて、ロープの紐を掴み、全力で引っ張る。

「フゥン、ぬぁぁぁあああ!!!!!」

一寸たりとも動かない。

「うわぁああああああ!!!」

ほんの少し動く。

「こんのぉおおおおおお!!!!!」

なんとか出来た。

 

弦十郎さんから、いつものグローブを手渡される。

「さ!いつもとは、違うスパーリングをしていくとしよう。」

「いつもと違うというのは?」

「今日は、司令ではなく、僕が相手だからですよ。」

手にパンチングミットを付けた、緒川さんが答える。

「緒川さんが?」

「はい、どうぞ打って来てください。」

緒川が、パンチングミットを構える。

「では、遠慮なく!!!」

拳を構えて、打ち込むと緒川が消えて、サクラの後ろに立つ。

「サクラさん、手を止めてはダメですよ!」

「っ!?うおりゃああ!!!」

緒川が、サクラの四方八方に現れ、翻弄されていく。

「どこにいるのか、分からない!!」

(というか、これってマリアさんがオープニングで、してたスパーリングなんじゃ?)

「考え事は、ダメですよ?」

「このぉお!!!!!」

その後は、ずっと翻弄され続けた。

 

「ゼェ、ゼェ‥‥‥今のスパーリング、キツすぎる。」

サクラは、地面に大の字になって、寝転がる。

「今のは敵が、瞬間移動してくると想定して、動いてもらったからな。」

「そんな、動きする敵なんて」

「ガリィと呼ばれるオートスコアラーも、似たような動きをしていたと思うが?」

「‥‥‥確かに、似たようなことしてますね。」

(水の分身に結構、引っかかってるしね。)

「でもスパーリングは、あんまり当たらなかったですけどね。」

「そんなことはないですよ。後半の方は、僕の動きに追いついていましたよ。」

「本当ですか?」

「ええ、次の戦いで、あの動きができるようになれば、

 オートスコアラーの動きに遅れを取ることはないと思います。」

「それなら、いいんですけど」

 

しばらく休憩をした後、水の中が見えるぐらいには、綺麗な川に来ていた。

「今度は何を?」

「次は、俺と川で、模擬戦をしてもらおう。」

「‥‥‥頑張ります。」

色々試したが、勝てませんでした。

 

その後は、もう一度、緒川さんとのスパーリング

弦十郎さんとの模擬戦を交互にした後、休憩になった。

休憩中、座って川を眺めていたサクラは、ふと気になったので

緒川に聞いてみた。

「‥‥‥そういえば、緒川さんって、水の上を走れるんですか?」

「ええ、出来ますよ。」

「あれって、どうやってるんですか?」

「そうですね。コツとしては、左足が水面についた時、反発を受ける一瞬に逆の足

 を踏み出す。これを繰り返すだけです。」

「‥‥‥なんか、説明だけだと、簡単そうに聞こえる不思議。」

「簡単に出来たら、僕の面目が立たなくなっちゃいますね。」

サクラは立ち上がり、川に足をつけると沈む。

足をもう一度上げて、水につけたと同時に二歩目を出すが、

一歩目が沈む。

「‥‥‥沈むのですが」

「水面を後ろに蹴るようにしてみたら、どうでしょうか?」

「おりゃああ!って、あば!?」

三歩で沈む。

 

弦十郎が、バーベキューセットを持って、歩いてくる。

「お!楽しそうなことをしているな。」

「サクラさんが、水面走りを始めたところです。」

「ほう、なら俺もやってみるか!」

何故か、弦十郎も参加して、水面走りを始める。

それからしばらくした後、

「あ、足が、ガクガクするし、難しい!!!」

「ああ、思ったよりも難しいものだ。」

「いや、弦十郎さん、思いっきり対岸まで走ってたじゃないですか。」

ちなみに対岸までの距離、約100メートルぐらい。

「流石に、僕も驚きましたよ。」

「いや、ギリギリで着いたからな。次は余裕持って、

 対岸に行かないとな。」

「まだ、強くなるのか‥‥‥」

(この人、まだ強くなるのか‥‥‥)

サクラが、弦十郎のデタラメさに心の声が漏れている。

「ですが、サクラさんも5メートルは、走れるようになってるじゃないですか。」

緒川は、サクラの言葉に苦笑いしながら言う。

「いやいや、弦十郎さんよりも出来てませんからね。最後にもう一回!」

「なら、サクラ君の最後の一回が終わった後に、バーベキューをしようじゃないか!」

「肉のために頑張る!!!」

「目的が、変わってますね。」

「フッ、やる気が出ることは、良いことだ。」

「そうですね。しばらくは、落ち込んでいましたからね。」

「じゃあ!行きます!」

 

川に向かって走っていく。

そのまま、水面を同じように走っていく。

「うぉおおおおおおおおお!!!!!」

「そのままだ!走りきれ!!!」

「良い調子です!そのまま、足の速度を落としてはいけませんよ!」

「き・あ・いダァああああああ!!!おばぁ!?」

大きな水柱をあげて、川に落ちる。

「さっきよりは、距離が伸びたんじゃないか?」

「ええ、先程よりも1メートル伸びましたね。」

 

川から上がると

「ふふ、あっはっはっはははは、

 ダメ!流石に笑いが止まらないわ!あはは!

 良い年をして、忍術って、あはは!!!」

ガリィが、サクラを指差して笑っていた。

「‥‥‥え?なんでいるの?」

「あ〜笑ったわ。久々に笑わせてもらったわ。」

「それは何よりだ。」

弦十郎と緒川が、サクラの前に立つ。

「それで、何か御用でしょうか?」

緒川が、ガリィを睨みながら、問いかける。

「お生憎様、あんた達の相手をする気はないのよ。

 ガリィちゃんの目的は、そこにいるそいつ。

 それに今は、気分がいいから見逃してあげてもいいのよ。」

「悪いが、サクラ君が目的だと聞いては、退くわけには行かないな。」

弦十郎が、拳を構える。

「ええ、こちらもあなたに聞きたい事があるので、大人しく

 投降して貰えると嬉しいのですが?」

緒川は、サクラにスマホを手渡し、ガリィの方を見る。

ガリィは、二人の気迫に少し驚いた後、アルカノイズを出す。

「ノイズに対抗手段のない人間が、

 どうやってガリィちゃんを捕まえるのか見せてもらおうかしら!!」

 

ガリィとの戦いが、幕を開ける。

 

 

 

次回予告

やめて!サクラの完全再現で、アルカノイズを倒されたら、

OTONAとNINJAを同時に相手にしないと、いけなくなっちゃう!

お願い、死なないでガリィ!

あんたが今ここで倒れたら、キャロルとの約束はどうなっちゃうの?

再現時間は、3分。ここを耐えれば、サクラに勝てるんだから!

 

次回『ガリィ、死す』 デュエルスタンバイ!

 




嘘です。誰も死にません。


誤字•脱字有れば、よろしくお願いします。

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