シンフォギアの世界に転移   作:キーホルダー

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周回するゲームが多すぎて、時間が足りない!
人生の時間も足りない!
ああ、人間とは儚い生き物也。


新たな力

ガリィの出した40体のアルカノイズが、迫ってくる。

サクラは、アルカノイズに対抗するために完全再現を

弦十郎と緒川を対象に行う。

「再現します!」

「ああ、頼んだ!!」

「いつでも!」

二人が、光に覆われ弾け、

RN式回天特機装束を纏った姿になる。

 

残り時間3分

「フンッ!!!」

弦十郎が、震脚をして、一気に拳を振り抜くと

直線上の敵が全て、赤い灰に変わる。

ガリィは、その光景を見て、思考が停止する。

「‥‥‥は?」

緒川は、アルカノイズに接近、隙間を縫うように走り抜ける。

するとノイズが、全て赤い灰になる。

「‥‥‥はぁ!?」

 

残り時間2分51秒

「すまないが、時間がないのでな!一気に行かせてもらう!」

アルカノイズを全て倒し、弦十郎が、ガリィに向かって攻撃をする。

「あ、危ないわね。どんな力を使ってても、ガリィちゃんには、届かないのよ?」

ガリィが、バリアを出して攻撃を防ぐが、

「うぉらぁあああ!!!!!」

「ん?ちょ‥‥嘘でしょ!?」

ガリィが、余裕を見せているとバリアにヒビが入り、

拳が少しずつ迫ってくる。

さらに後ろから、緒川がガリィの後ろから斬りかかる。

「ああ、もう!離れなさい!!!」

ガリィは、弦十郎と緒川の足元から、水柱を出そうとする。

「フン!!!!!」

「なぁ!?」

弦十郎は、震脚で地面を割り、水柱を防ぐ。

緒川は、分身しながら避けていく。

ガリィは、水分身でその場から離れ、川の上に立つ。

(‥‥‥なんなのよ!あいつら!シンフォギア奏者じゃないのに

デタラメにも程があるでしょ!!)

 

チフォージ・シャトーの玉座で、この光景を見ていたキャロルは、

驚き立ち上がる。

「な!?何なんだ!あの二人は!

 いかん!ここで、ガリィを失うわけには!」

(あいつのラピス・フィロソフィカスの力を確認させようとしただけで、

ガリィを失うなど、あってたまるか!)

「ファラ、ミカ今すぐ、俺に着いてこい!」

「分かりました。マスター」

「分かったんだゾ!」

「レイアは、念のために待機だ!」

「地味に了解しました。」

 

残り時間2分12秒

「すみませんが、逃しません!」

ガリィの背後に回った緒川が、斬り掛かってくる。

ガリィは、なんとか避けるが、さらに背後に回られる。

「フッ!!」

「近よるんじゃねぇ!!」

川を凍らせて、緒川の動きを封じようとするも見失う。

「どこに行ったのよ!?」

周りを見渡すと弦十郎が、水の上を走ってくるのが見えた。

「うぉおおお!!」

一直線にガリィに向かって、拳を振るう。

(これは、防げないやつじゃない!)

回避をするが、弦十郎の拳が、ガリィの左腕を掠る。

「なんで掠っただけで、腕が壊れるのよ!」

二の腕の掠ったところから亀裂が腕全体に伸び、肩まで壊れていた。

あり得ない事態に動きを止めてしまう。

 

その隙を見逃さずに緒川が、壊れた左腕を切り飛ばす。

「ッ!これ以上好き勝手にさせるわけないでしょ!」

氷の剣を右腕に纏い、攻撃しようとすると腕が動かなかった。

「な、何で動かないのよ!?」

右腕がロープで拘束されて、動きが止められていた。

なんとか振り解こうとするガリィに弦十郎が、拳を構える。

「すぅぅぅ、雷を握り潰すように打つべし!!」

 

俺式 断空裂破掌

 

「うぉおおおおおおおおお!!!!!」

ガリィの胴体に刺さり、そのまま吹き飛ばされる。

対岸の大岩に当たり、止まる。

 

残り時間1分50秒

胴体に穴が開き、全身に亀裂が伸びていた。

「‥‥‥なんなのよ。こいつら」

「さて、大人しく着いて来てもらおうか。」

弦十郎が、ゆっくりとガリィに向かって歩いていくと

「!、はぁ!!」

上から降って来たカーボンロッドを拳と脚で、砕いていく。

「おお!おっちゃん強いんだゾ!」

「悪いが、今ガリィを失うわけにはいかないのでな。」

「マスターが、助けに来てくれて、ガリィ感激です!」

「そんな状態でも余裕だな、お前‥‥‥

 まぁ、だがお前のおかげで、見たいものが見れそうだ。」

ガリィの前には、キャロルとミカが立っていた。

 

「本命の登場というわけか!」

「なら、ここで捕まえれば!」

弦十郎と緒川が、戦闘態勢を取るが、

「いいのか?俺達に構っていても?」

「どういう‥‥‥、ッ!サクラ君!!」

キャロルの言葉に弦十郎は、サクラの方を見るとファラと交戦していた。

「くっ、今すぐにサクラ君のところに行かねば!」

「行かせるわけにはいかないな。ミカ」

「マスター、任せるんだゾ!!おっちゃん達、遊んで欲しいんだゾ!」

二人が、サクラのところに行こうとする先にミカが、立ち塞がる。

 

弦十郎はすぐに拳を構え、緒川は剣を構える。

「時間が惜しい、最短最速で片付けさせてもらう!」

「ええ、本気で行かせてもらいます!」

キャロルは、ガリィをリフラックスバレットで直しながら、

「バーニングハート・メカニクスの使用も許可する。

 そいつらの力は、侮れないからな。」

「分かったゾ!全力で行くんだゾ!」

 

弦十郎がガリィを殴り飛ばす少し前

サクラは、ガリィとの戦いに一切参加できずに見ていたら、

「お暇でしたら、私のお相手をお願いしますわ。」

「え?なんでいるんだ!」

サクラは、慌てて拳を構える。

その視線の先には、ファラが剣を持って、変なポーズをとっていた。

「マスターが、想定以上の敵が現れたと来てみましたが、

 ‥‥‥ええ、流石に想像以上過ぎて、言葉を失いました。

 ですが、あなたを倒せば、あの二人のデタラメな力も失うでしょう。」

(前の俺なら、抵抗できずに負けたんだろうけど、今はアダムさんから貰った力がある。

今は、これにかけるしかない!)

 

懐からラピス・フィロソフィカスを取り出そうとすると

ファラが斬り掛かってくる。

(翼さんの剣よりも早い!)

「こんの!」

なんとか剣撃を避けていくが、特訓の疲れが残る体では、

完全に避け切る事ができず、切り傷が増えていく。

「動きが鈍いですわよ。」

「分かってるなら!うぉ!!手加減、して欲しいな!!!」

「残念ながら、手加減は苦手なものですから。」

(なんとか距離を取らないと、嬲り殺しになる!!!)

ファラが放ってきたの突きを躱し、手と胸倉を掴み、

背負って投げ飛ばす。

「とべぇえええ!!!」

「甘いですわね。」

ファラは投げ飛ばされながらも、サクラの肩を斬る。

肩を切られながらも、なんとか距離を取ったサクラは、

ラピス・フィロソフィカスを取り出す。

「ここから、反撃開始だ!」

宝石が光を放ち、サクラの体を覆う。

 

光が収まると黄金のローブを身に纏い、

右手には紅いグローブ、左手には蒼いグローブが装着されていた。

そして極め付けは、短かった黒髪が長髪になって、胸が大きくなっていた。

「なんで、俺が使うものは全部女体化するんだ‥‥‥。」

「あら、可愛らしいくなりましたわね。

 もしかして、そういう願望がおありで?」

「ないって、‥‥‥最近は言い切れないかなぁ」

俺は軽口を叩きながら、拳を握らずに猫背になり手刀を前に突き出す。

 

ファラが、また剣撃を放ってくる。

グローブで、攻撃を逸らす。

「あら、やりますわね。ですが、いつまで持つか見ものですわ。」

ファラの剣を、サクラは流水の如く受け流していく。

(さっきよりも体が楽だけど、このグローブの使い方がわからない!)

「では、これも追加してみましょう。」

ファラは竜巻を起こし、サクラに差し向ける。

 

「危なか!?ッ!!」

竜巻を避けたと同時にファラが攻撃を仕掛けてくる。

なんとか避けるが、竜巻に接触する。

「あぁあああぁ!?」

竜巻に舞い上げられ、地面に叩きつけられる。

「がはぁ!!!」

「ふふ、では次、行ってみましょう。」

ファラは、竜巻をもう一度起こし、サクラに向かわせる。

(色が違うグローブが装着されてるんだ!何か意味があるはずだ!)

俺はすぐに立ち上がり、竜巻を回避

また攻撃を加えてくるファラの剣を右手で掴む。

「ええい、ままよ!!!」

グローブから炎が上がり、剣を溶かしきる。

「な!?」

「‥‥‥溶けた!触れば、効果が現れるってことか!」

「では、触られないようにしなくてはいけませんね?」

新しい剣を取り出し、風を纏う。

 

サクラとファラが、もう一度激突しようとした時、

ボロボロになったミカが飛んでくる。

「ふぁ!?」

「な!ミカ大丈夫なの!?」

「おっちゃん達が強すぎるんだゾ。」

ファラが、動けなくなっているミカに駆け寄る。

 

「サクラ君!無事か!」

「サクラさん、ご無事ですか!」

「あ、はい」

怪我一つどころか、汚れてすらいない二人が駆け寄ってくる。

(まさかの完封?)

スマホを確認すると

 

残り時間30秒

 

キャロルが弦十郎達を化け物を見る目で、オートスコアラー達の前に立つ。

「‥‥‥流石に貴様らの存在は、計算外すぎる。

 今回は、そいつのラピス・フィロソフィカスの力が見れただけでも十分だ。

 ここで引かせてもらおう。」

キャロルが、結晶を投げてオートスコアラーも含めて居なくなる。

「逃げられたか。」

「ですが、これ以上戦えば、アルカノイズを出されてたかもしれませんからね。」

二人の再現が、解ける。

俺もローブを解くと男に戻る。

(良かった、男に戻らないんじゃないかとヒヤヒヤしたよ。)

「サクラさん、怪我の手当てをしますので、待ていて下さい!」

緒川さんは、そのまま向こうへ走っていってしまった。

「サクラ君、よく俺達が来るまで耐えたな。」

「本当に自分でも、そう思います。」

手当てをしてもらい、病院に運ばれたのだった。

 

 

チフォージ・シャトーに帰ってきた一行

「おっちゃん達強かったんだゾ!また戦いたいゾ」

壊れたミカをキャロルが直していく。

「え〜ん、マスター、私はもうあの二人とは戦いたくありません!」

「そんなに派手な二人だったのか?」

「ええ、とても刺激的でしたわね。」

ファラの言葉に、ガリィがキレる。

「刺激的すぎるわよ!ガリィちゃんの可愛い体に大穴開けられたんですけど!」

「その事を考えるとあの二人と正面から戦うのは、得策ではありませんわね。

 ミカのバーニングハート・メカニクスを正面から、しかも短時間で、

 打ち破る実力がある以上、私達では厳しいかもしれませんね。」

「あぁ、あの二人が出てこれない状況を作らないといけないな。」

キャロルは今日のことで、頭を悩ませていた。

(あいつが、風鳴弦十郎と忍者か。

サクラの誇張した話だと思っていたが、嘘ではなかったんだな‥‥‥。

‥‥‥今できることは、アイツらとサクラを引き離すだけしかないな。)

 

キャロルは、今後の計画を大幅に修正していくことになった。

 

 




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