シンフォギアの世界に転移   作:キーホルダー

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セレナちゃんのオリジナルイグナイトを出した結果、
技名を考えないといけないことに気づき、慌てて考える。

変だったら、すみません。





イグナイト 後半

セレナが、イグナイトを纏いキャロルと相対する。

(まずは、小手調べといくか。)

キャロルは、アルカノイズを出し、セレナへと向かわせる。

 

「行きます。やぁあああ!!!」

短剣を二本構えて、黒い光を飛ばし、アルカノイズを倒していく。

「まずは、これです!」

短剣を上に投げると敵の真上で止まり、

大量の光がアルカノイズに降り注ぐ。

BANSHEE†TEARS

 

「はぁあ!!」

短剣から光を伸ばして、回転切りを放つ。

周囲のノイズを横一直線に切り裂く。

キャロルは、奮闘しているセレナを見ていた。

「ふむ、破壊衝動の影響もなく、

 体を巡る、呪いが生み出すエネルギーの流れも思った以上にスムーズだな。

 あのギア自体が、そういうのを得意としているのか?」

「行きます!!」

セレナが、アルカノイズを全て倒して、キャロルへと攻撃する。

バリアを出して、攻撃を防ぐ。

「出力も先程よりも上がっているな。」

「皆さん、お願いします!」

短剣が幾つも現れ、全てが動物に変わり、キャロルへと襲い掛かる。

ALP†CIRCUS

「流石に、かすり傷は負うかもしれないな。」

空から攻撃してくるトンビとタカを弦で、切り裂く。

左右から迫ってくるトラ、ライオン、オオカミ、ドーベルマンを拘束して爆破する。

正面から突撃をしてくるイノシシとカバを氷の槍を作り、頭から貫く。

後ろから迫るウマの蹴りをバリアで防ぎ、弦で首を切り落とす。

「フッ、この程度、造作もない。」

 

セレナの方を見ると短剣の刃先をキャロルに向けて、

持っている短剣を中心に他の短剣が回転、

エネルギーが中心に収束していく。

「これで!貫きます!!!」

一点に収束したエネルギーが、打ち出される。

PHOOKA†IRRITATE

 

キャロルは、バリアを4重に重ねて出すが、

バリアが、2つ同時に砕ける。

「な!?フン!!」

バリアの出力を上げて、攻撃を防ぎ切る。

「‥‥‥そんな。」

「‥‥‥惜しかったな。あと一歩、

 俺に及ばなかったということだ。」

キャロルは、冷や汗をセレナから見えないように拭う。

セレナが膝をつき、倒れるとギアが解除される。

「どうやら、時間切れのようだな。

 戦える時間は、6分前後といった所か。」

「動いて!お願いまだ!戦えるのに!」

「あまり無理はするものではない。」

「ま、だ‥‥‥いけ‥‥‥」

セレナは、イグナイトの影響で意識を失う。

 

「私達は、見ていることしか出来ないのか‥‥‥」

「ちくしょおぉぉぉ!」

翼とクリスが、己の無力に打ちひしがれる。

(これ以上、ここで見るものはもう無いか。)

結晶を出し、ここから転移しようとした所で、

「お待たせしました!」

「‥‥‥死ぬこの移動法は、死んじゃう‥‥‥。」

声が聞こえたので、空を見る。

「‥‥‥まだ、戻るには早いようだな。」

ミサイルから、飛び降りた響と響にお姫様抱っこされた

顔色の悪いサクラが、戦場に降り立つ。

「ようやく揃ったか。」

キャロルは、結晶を懐に戻す。

 

「サクラさん、私は」

「‥‥‥うん、二人の所行ってあげて、俺はセレナちゃんを安全なところに運ぶから。ウップ」

「はい!お願いします!」

笑顔で響は、翼とクリスに駆け寄る。

「翼さん!クリスちゃん!遅くなっちゃいました!」

「立花、すまない。助かった。」

「みっともない所、見せちまったがな。」

響は、すぐに顔を引き締める。

「イグナイトモジュール、もう1度やってみましょう!」

「だが、今の私たちでは……」

イグナイトモジュールの可能性に賭ける響だが、

翼とクリスの表情は暗い。

イグナイトは、心を抉ってくる。克服どころか、

耐えることしか出来ず、二人の心を折ってしまっているのだ。

だが、響は説得を続ける。

「未来が教えてくれたんです!自分がシンフォギアの力に救われたって、

 この力が本当に誰かを救う力なら、身に纏ったわたしたちだって救ってくれるはず!!」

未来の言葉が、響に勇気を与え、翼とクリスに伝播する。

「だから、強く信じるんです!ダインスレイフの呪いを破るのは!

「いつも一緒だった天羽々斬‥‥‥」

「あたしを変えてくれたイチイバル‥‥‥」

「そして、ガングニール!!」

 

それぞれの誇りを胸に

「信じよう、胸の歌を!シンフォギアを!!」

「このバカに乗せられたみたいで、カッコつかないけどな。」

「もう1度行くぞ!!」

「イグナイトモジュール‥‥‥」

「「「抜剣ッッ!!!」」」

再び抜剣を行う。

「う‥‥‥うがぁああああああああ!?」

「あ、あああああああ!?」

「ぐぅううううううぁあああああ!?」

3人の熱い想いをイグナイトモジュールは、呪いの刃となって

冷酷に奏者を貫く。

「未来が教えてくれたんだ……。

 力の意味を、背負う覚悟を、

 だから、この衝動に塗り潰されて‥‥‥」

「「「なるものかッッ!!!」」」

 

3人のギアが黒く染まり、それぞれが禍々しくなる。

「先程の教訓を生かすとしよう。」

キャロルが、アルカノイズの大群を出す。

「さて、アルカノイズ3000体どう凌ぐか、見せてもらおう。」

「たかが3000!!」

響が、ノイズの軍勢吹き飛ばしていく。

「我らの敵では無い!」

蒼ノ一閃

「さっきの借りは、全部返してやるよ!」

MEGA DETH QUARTET

 

「ヘソ下辺りが、むず痒くなるな!」

響を狙うために、弦でアルカノイズごと薙ぎ払う。

響は、弦を握りしめ、引き寄せる。

「っ!?離せ!」

「はぁ!!」

「おらぁ!」

翼とクリスが、キャロルへ攻撃

キャロルは、ドリルを作り防御をするが、

「調子に!?」

「うぉおおおお!!!!!」

響の拳によって吹き飛ばされ、建物に当たり瓦礫の中に沈む。

「舐めるなぁ!!!」

キャロルが、瓦礫を押し除けて出てくるが、

「これでぇぇええええええ!!!!!」

響の蹴りが、キャロルに炸裂。

ダウルダヴラが砕け、元の幼い姿に戻る。

響は、キャロルの戦う力を奪い、対話に持ち込む。

「キャロルちゃん、どうして世界をバラバラにしようなんて‥‥‥」

「最初に言ったはずだ。それが、パパから託された命題の為だ。」

「キャロルちゃんのお父さんが、世界を分解するように言ったの?」

「‥‥‥ああ、そうだ。その為にも俺は負けるわけにはいかないんだ。」

キャロルは、ゆっくりと立ち上がる。

その視界には、サクラが走ってくるのが見えていた。

 

サクラが、気絶しているセレナをS.O.N.G.の職員に預けて、戦場に戻って

くると幼い姿に戻ったキャロルと響達がいた。

「もしかして、もう終わった?」

「ああ、キャロルを拘束して終わりだ。」

「残念だったな。お前の出番はないぜ。」

「いや、霧崎サクラ、貴様の出番はまだある。」

 

サクラを見て、キャロルはこれからする事に自己嫌悪しながらも、

「俺はまだ立ち止まる訳にはいかない!

 故に貴様の忌々しい力を使う!」

キャロルが、風を起こし響を引き離す。

「悪あがきを!」

「サクラに近づくな!」

クリスと翼が、サクラの前に立ち塞がるが、

二人にコインが大量に飛んでくる。

「オートスコアラーか!」

「こんな時に!」

レイアの投げ銭に気を取られた3人は、

サクラの背後から迫ってくるガリィに気づかない。

「後ろがお留守よ〜」

「ちょ、離せ!」

 

サクラにガリィが抱きつくが、振り払うと

「これな〜んだ?」

「俺のスマホ!返せ!」

ポケットに入れていたスマホをガリィに取られる。

なんとか取り返そうとするが、キャロルの手元に転送される。

「させるかぁぁ!!」

響が、キャロルから奪い返えす為に接近するが、

ファラが起こす竜巻に邪魔をされる。

 

スマホにキャロルが、術式をかける。

すると少しずつ何かが、スマホから出てくる。

「あれは!?」

「もしかして、ギャラルホルンを引っ張り出そうってのか!?」

だが、サクラはスマホから出てくる形に見覚えが一切ない。

(ギャラルホルンってあんな形じゃない。)

キャロルが、完全に取り出したものは、鎖で雁字搦めの砂が入っておらず、

所々砕けて、壊れた砂時計だった。

物凄く嫌そうな顔で、砂時計を手に取る。

「‥‥‥本当に見ているだけでも、忌々しいな。

 少し早いが、ピースの一つを揃えた。全員撤退だ!」

次々と転移していくなか、ガリィがサクラに耳打ちする。

「マスターからの伝言よ。あまり、アダムの言うことを信じちゃダメよ。」

「それってどう言う」

既にガリィはいなくなっていた。

キャロルとオートスコアラーは全員、居なくなった。

 

キャロルがいた場所に、スマホが置いてあったので、拾って開いてみるが、

「‥‥‥ない」

スマホから、変身と再現を行うアプリ

『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED Gjallarhorn system version⒉5』が消失していた。

 

全員で本部に戻ると、

S.O.N.G.のみんなとパヴァリア光明結社の3人が揃っていた。

「なんで、全員集合してるんだ?」

「イグナイトの報告を聞きに?」

翼とクリスが、それぞれ気になり聞くとサンジェルマンが答える。

「いや、それは後だ。局長が、

 霧崎サクラが奪われたものについて、話をしたいと言っているのでな。」

「俺が奪われたものといえば、」

「あの砂時計ですか?」

「ああ、アダムは砂時計を見た瞬間に顔色を変えていたからな。

 余程、重要なことなのだろう。」

弦十郎は、その時のことを思い出しながら答える。

 

その時、扉が開き、アダムが入ってくる。

「すまないね。全員呼び出して、」

「いや、サクラ君の今後に関する重要なことなのだろ?」

「ああ、その通りだとも。

アダムが、サクラに謝罪をする。

「友よ。まず謝らないといけないね。

 すまなかった。騙す様な真似をして、」

「え?あいや、謝られることなんて何も!

 むしろ謝らないといけないのは、俺の方です。

 ギャラルホルン取られちゃいました!」

サクラが、思いっきり頭を下げる。

 

弦十郎が、アダムを睨む。

「‥‥‥騙していたとは、どういう事だ?」

「ああ、嘘だったんだよ。君にギャラルホルンと言っていたのは、」

「え?‥‥‥嘘なんですか?」

「ああ、変身や再現する力はない。ギャラルホルンには、

 観測や通り道ぐらいしかないのさ。本来の機能は、」

「なんで、ギャラルホルンなんて嘘を?」

「簡単な事さ。

 それほどまでに強力なのさ。君が所持していた聖遺物は、

 様々な組織に狙われるからね。それを知られれば、

 別の聖遺物の名前を使ってね。だから偽ったのさ、」

「俺が使ってるものが、そんなにヤバい物なんですか?」

 

「クロノスの砂時計、時間に関係する全ての事が出来る聖遺物

 それが、聖遺物の名前さ。君が使っていたね、」

 




50話かけて、やっとサクラ君の聖遺物を明かすことが出来た。
終わるまで、頑張ります。

誤字•脱字有れば、よろしくお願いします。
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