シンフォギアの世界に転移   作:キーホルダー

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前話、OTONAとNINJAに遭遇した場所について
抜けていたので追加しました。

今回は短めです。


確定の負けイベント2

前回のあらすじ

OTONAとNINJAから2分以内に逃げろ

(捕まれば、奏さんに怒られる!なんとか、なんとか逃げねば!)

 

「俺の名前は、風鳴弦十郎 特異災害対策機動部二課の司令をしている。

 今、君が様々な組織から狙われていることが分かったのでな、

 こちらで保護をするために、俺が出てきたというわけだ。」

「僕は、部下の緒川慎次と言います。

 安心してください。僕たちはあなたの敵ではありません。」

 

(いい人だと分かってるから、余計付いて行きたくなるけど

奏さんが怖いんだよなぁ

しかも、他の組織に狙われてるとかフィーネの手先が混ざってそうだしなぁ。)

 

「我々の言葉が、信用できなくてもいい

 だが、君を汚い大人に利用されないよう、せめて事が終わるまで

 監視下にいてくれるだけでもいい。どうだろうか?」

「とりあえず、逃げないから、これを外してくれないか?」

 

残り1分32秒

 

「分かった。慎次、解いてやれ。」

「分かりました。これで動けるようになるはずです。」

 

クナイが抜かれ、は体の力を抜いて、OTONAの方を見る

 

「ありがとう。でも、あんたもその汚い大人の可能性があるから信用できないんだけど」

(いい人だと分かってると、罪悪感がぁぁ)

「言葉ではなく行動で示したいが、この場では言葉と誠意でしか示せないんだ。

 頼む、俺を信じて守らせてほしい。」

「僕からもお願いします。信じてください」

 

二人の大人が、怪しさしかない子供に頭を下げている。

(ここで捕まるとフィーネにバレるのも確実だけど他にも来そうだからなぁ

機会を見て、後日こちらから会いに行こう。うん。決して、奏さんが怖いわけではない。)

残り1分2秒

 

「すまないが、信頼できない。じゃあな。」

俺はいつもお通り、砂埃を起こし紛れて逃げる。

 

「そうか、残念だ。では、力づくで連れて行かせてもらう!」

俺は、公園の入り口を越えようとした瞬間、

向こうの煙が晴れると同時に弦十郎が真っ直ぐこちらに飛んでくる。

「はぁぁぁ!」

 

距離を離したつもりでいた霧崎は、弦十郎の声が近いことに

驚いて後ろを振り返ってしまった、霧崎の目の前に拳が迫る。

 

「っっ⁉︎」

体を思いっきり捻り、拳を避けるが、風が巻き起こり

抵抗する事もできず吹き飛ばされる。

 

吹き飛ばされた先で、緒川が縄を構えているのが微かに見えた、

霧崎は、ホウキの炎を出し強制的にバランスを取る。

 

そのまま緒川に向かって、ホウキを振り下ろすと

左右に分身を作って、避けられる。

 

そのまま体勢を戻し、走ろうとすると左腕にロープが結び付かれており、

体が後ろに倒れそうになるが、

ロープを炎で焼き切ると同時に弦十郎の拳を振りかぶる。

 

「ふんっ!!」

「グゥおおお!」

 

なんか拳を逸らそうとするが、間に合わず、腹に拳をモロに受け壁に叩きつけられた。

 

「手加減はしているが、そのダメージでは動くのは辛いだろう。

 大人しくてもらえると助かるんだが」

 

(ものすごくいっっったい!あれで手加減とか勘弁してくれ)

なんとか立ち上がったと同時に

 

DEIMOS∞WITCH

 

飛んだ。弦十郎が急いで手を伸ばすが、空を切る。

残り34秒

 

「逃げられたが、藤尭、友里。今すぐ場所の特定を頼む。」

『はい、そこから北西800Mのところで降りたのをヘリから

 発見したとの報告がありました。』

『着地地点の生きている監視カメラを調べてみたところ、

 元大型ショッピングモールの廃墟ビルに入っていくのを確認できました。

 廃墟ビル周辺のカメラには、不審な人影は発見できず。

 廃墟ビルにとどまっている可能性が高いですね。」

 

「分かった。俺と慎次は今すぐ現場に向かう。行くぞ!」

「はい!」

 

 

「なんとか、逃げれたけど、ものすごくいてぇ」

残り11秒

(ここまで痛いのは初めてだ。くぅ、今日は寝れそうにn‥‥‥)

 

天井が壊れ、

「見つけたぞ。もう逃がさん!」

 

ヒーロー着地をしたOTONAが立ち上がるのが見えた。

なんとか逃げようと右手の窓を見るとNINJAが拳銃を構えてるのが見えた。

(あっちからは逃げられない!)

左手の階段と階段下の非常口にNINJAがそれぞれ一人づつ、待ち構えていた。

(あ‥‥あれ?さっきも見たような?気のせいだよ‥‥ね?)

もう一度右の方を見る。NINJAがいる。

左を見る。NINJAが2人いる。

正面、OTONA。

OTONAの後ろの扉を見るとNINJAが1人

 

「すでにこのビルの外も部隊が展開し包囲している。諦めろ。」

残り0秒

無慈悲なアナウンスが鳴る。

『変身を解除します。』

 

霧崎の体が元に戻る。

 

「男‥‥‥だとぉぉ!!」

「きみは‥‥‥あの時の⁉︎」

 

(ああ、終わった。ならやるべきことは一つ!)

 

「ほんっっとうにすみませんでしたぁぁ!!!!!」

土下座をして謝ることだった。

 

2人が驚いてさらに反応が遅れたところに畳み掛ける。

「よければぁ!人にぃ言えないよぉうなぁ、

 話をぉするのでぇぇ通信をぉ切ってぇ!

 話をぉ聞いてぇぇぇ頂けるとぉぉ嬉しいですぅぅ!!!」

 

「あ‥‥ああ、分かったから土下座はやめてくれ」

「そうですよ。話は聞きますので、顔をあげてください。」

いい人達すぎる(涙)

 

それから、しばらくしてから話がついたのだろうか

耳につけていた通信機を外した2人が、

霧崎に対面してから地面に座った。

 

「聞かせてもらえるんだな。」

「はい、霧崎サクラの知ってることを包み隠さず話します。」

 

俺が、この世界にきてからのこと、スマホのことを全部話した。

 

「では君は、これを使って奏に変身していたと?」

「はい、その通りです。」

「1日一回しか変身できない話は、この3ヶ月、

 確かに1日2回ノイズが出現した時は現れなかったこともありましたね。」

「了子君が推測していた通り、戦える時間が4分30秒も当たっていたな。」

「その了子さんというのは?(櫻井了子だよな?)」

「櫻井了子、聖遺物の専門家であり、俺たちの頼もしい味方だ。」

「その人すごいですね。変身時間を当てるなんて」

「ええ、サクラ君。君が逃げ始める時間、戦う時間から4分から4分30秒と

 推測されていましたね。」

「なにそれ、怖い」

「はっはっは、そのお陰で君を捕まえることができたしな。」

「それと‥‥その奏さんがかなりお怒りなのが、怖いのですが」

「あれだけ、変顔をしていれば、怒るだろうな」

「変顔?」

「サクラ君が、初めて戦ったときにかなり変顔をしながら、

 戦っていたのですが?覚えてますか?」

「身に覚えはありませんが、思い当たるものはありますね。」

 

まさかあの変顔機能のせいだったか(悲しみ)

色々と話をして場の雰囲気が少し柔らかくなったので、

 

「あの、色々とご迷惑をかけました。

 事後処理とか現場を混乱させたことも本当にすみませんでした」

もう一度土下座をした。

 

乱暴でゴツゴツしているけども温もりを感じる大きな手が、頭に置かれ、撫でられていた。

 

「子供が、そんなに気を使うんじゃない。

 大人は子供に迷惑をかけられるのが仕事で、そこから導いていくものだ。

 君がしてきたことは、一部褒められたものではない。だが、

 ノイズと戦っていた君を責めるような真似なんて、みっともなくて出来るかよ。

 君が戦うようになってから、ノイズ被害による犠牲者はかなり減っているんだぞ?

 だからこそ、お礼を言わせて欲しい。

 見知らぬ世界で、心細かっただろう。

 それでも誰かの為に戦ってくれてありがとう」

 

「僕からもお礼を、あなたが戦ってくれたおかげで、

 ノイズに追われて自分の時間がなかった

 奏さんや翼さんの休める時間が増えたことで、

 余裕を持って、日常を過ごせるようになりました。

 心から感謝をしています。ありがとうございます。」

 

迷惑をかけるだけかけた俺に2人が頭を下げてる。

公園でのお願いで下げた時とは違う。

突然の感謝の言葉に俺は頭が真っ白になり、思考が戻ると

久々に声を出して、泣いた。

 

俺が泣き止んで、しばらくしてから

「あの‥‥え〜と」

「どうした?遠慮せず言っていいぞ」

「奏さんにその謝りたいので、その‥‥場を設けてもらえると

 嬉しいなぁ〜って」

「フッ、なんだそんなことか任せろ。

 謝って殴られば、終わりになるさ。」

「はい、奏さんなら、それで許してもらえますよ」

 

(殴られること確定なのね。まぁ、半殺しよりはマシかな?)

 

「よし!戻るか。歓迎会も盛大に行うから、楽しみしているといい」

「楽しみしてます!」

 

すると入り口に、黒服の人が慌てて入ってきた。

「大変です!ノイズg」

ノイズによって、赤い灰になる。

 

「っ、慎次周辺は!」

「どうやら、囲まれたようですね」

「逃げ場が!」

 

窓や階段からノイズが現れ、囲まれていく。

外から警報が聞こえ始める。

通信機をつけた弦十郎が、

「状況はどうなっている⁉︎」

『何者かによってノイズが放たれ、

 包囲していた部隊を全滅しました。

 ノイズは今、司令達を囲むように動いています。

 装者を出撃させましたが到着まで、5分ほどかかります!」

「分かった、装者が来るまで生き残らないといけないが、

 逃げ場がないな。

 慎次!俺が道を切り開く!!サクラ君を連れて逃げろ!」

「了解!サクラ君すみません。抱えますね。」

「でも弦十郎さんが、危険です!」

「そんなのは百も承知さ!それでも守れる命は守ると決めてるんだ!」

 

飛んでくるノイズをアスファルトをひっくり返し、ノイズを迎撃していく。

だが、少しずつノイズの包囲網が狭まっていく。

(どうにか、2人を逃したいが、数が多すぎる。このままでは!)

 

俺は、元に戻れなくなる覚悟で、設定の一番最後にある二度目の変身をできるようにしようと

スマホを起動すると

『対象と接触、再現可能なものが増えました。』

 

(もしかして、あれか!

選べる対象は、やっぱり!)

 

「今の俺はノイズと戦えません!

 でも、弦十郎さん、緒川さんに戦う力を与えるができます!

 お願いします。俺を信じてください!」

「ああ、信じているとも!」

「ええ、もちろんです!」

 

「再現開始!」

 

2人の体が光が覆い、弾ける。

 

 




誤字脱字が有れば、よろしくお願いします。

大人ってなんだろうなぁっと思いました。
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