静夜「はやて・・・この人達知り合い?」
はやて「んなわけなやん」
静夜「んじゃ誰?」
はやて「さぁ、わからへん」
本についてた鎖をちぎったら本が光って三人の女 子と一人の男性が倒れていた。
正確には三人の女子のうち二人は大人だが一人は子供、男性は体つきのよいマッチョな男性だ
静夜「俺のせいだよね?」
はやて「そうなんかな?本から出てきたんやろ なぁ。それにしても何者なんやろ?不思議や わぁ」
静夜「吸血鬼ならここにいるよ?しかも滅茶苦茶珍しいやつ」
はやて「女の子に欲情して鼻血だす吸血鬼や ろ?」
静夜「痛いところつくね」
はやて「事実やし、それよりこの人らどうしようか・・・ベット運べる??」
静夜「余裕」
体つきのよい男性を片手で持ち上げ、女子は一人ずつ丁寧に運ぶ。
はやて「相変わらず力持ちやね」
静夜「吸血鬼だからね」
はやて「女性には丁寧やねんな」
静夜「そんなつもりはないよ」
はやて「とりあえず私達も寝よーや」
静夜「でもどーする?ベット大体埋まってる よ?」
静夜のベットには男性を、はやての両親が使っていたベットには大人の女性が二人と子供もいっしょに寝かせてある。
静夜「空いてるベットははやてののみ」
はやて「しゃーないなぁ、いっしょに寝よ」
静夜「はい?」
はやての部屋、ベットの上
静夜「それにしてもびっくりだね、人がでてくるとは」
はやて「ほんまやなぁ」
静夜「あんま驚いてないね、普通気絶くらいすると思うけど?」
はやて「世界最強の吸血鬼がこの場におる時点で驚くことこの上ないよ?」
静夜「それもそうだね・・・ふわぁぁ」
はやて「そろそろ寝よか・・・おやすみ」
静夜「おやすみ」
翌朝
はやて「静夜君、朝やで起きて」
静夜「・・・ん?あぁおはよ」
はやてを車椅子に乗せてリビングへ
静夜「あの人達は?」
はやて「まだ寝てるんちゃう?」
静夜「後で見に行く?」
はやて「それは私が行ってくるから静夜君ははよ学校の準備し?」
静夜「分かった」
制服に着替え、朝食をとった後登校
静夜「(はやてに昨日紙渡されたよな?)」
昨日渡された紙は二枚
確かすずかが関係するらしい
静夜「(なになに?・・・とりあえず昨日のことを 謝ってから二枚目を渡して以下の文を読めばそれでよし、どういうことだ?)」
二枚目は遊園地のチラシだった。
静夜「(謝ってこれ渡してセリフ言えばいいんだ な。)すずかー」
すずか「!静夜君!?」
静夜「昨日はごめん」
すずか「うっううんこっちこそひどいこと言っ ちゃったってごめんなさい」
静夜「え~と、とりあえずこれ」
すずか「これって・・・遊園地?」
静夜「それに行こう」
すずか「いっいいの?」
静夜「え~と・・・すずかにお詫びの意味と単純にすずかみたいなかわいい女の子と遊びに行きたいんだよ。」
すずか「えっそんなかわいいって・・・」
紙ガン見してる静夜だがすずかは気づいていない ようだ
静夜「それでどう?いける?」
すずか「もっもちろん!いけるよ!」
静夜「よかった、じゃあ休日・・・っとこれで終わ りか」
すずか「楽しみにしてるね?」
静夜「うん、俺もなんだかんだいっても楽しみに なってきたからね」
まず遊園地にいった記憶がないのである。
すずか「あっ授業始まっちゃう・・・またね」
静夜「とはいってもとなりの席だけどね?」
そのまま授業も終わり、帰宅
静夜「っと、鍵家に忘れちゃったか・・・しかたな い」
ピンポーン♪
インターホンを鳴らしたら
?「はい・・・どちらさま?」
静夜「いやいやいや、こっちのセリフだ」
金髪の女性が現れた。
はやて「ごめんごめん、買い物いってたんよ」
あのあと直ぐにはやてが帰ってきたので一応家には入れた静夜
買ってきたものには衣類がたくさん
静夜「あの人達起きたんだ」
はやて「静夜君が出ていって一時間くらいしてからやね」
静夜「なるほど・・・んでなんで俺は睨まれてる の?」
はやて「静夜君のこと説明すんの忘れてもーてたわ」
静夜「えぇ~・・・」
テーブルを挟んで向かい合って座るはやてと静 夜、四人ははやて側に立っていて静夜を睨んでい る。
静夜「とりあえずその人達紹介してくれない?」
はやて「了解や、右からシグナム、ヴィータ、 シャマル、ザフィーラやで」
女性が
ピンクの髪のシグナム
オレンジ髪のヴィータ
さっきの金髪のシャマル
男性は
銀髪になぜか犬?耳のザフィーラ
静夜「外国の方?」
はやて「それっぽいけどちゃうよ~異世界の人 やって」
静夜「はい?」
はやて「その前にあの本な?魔法の本やってんてそんで名前は闇の書、作られたのは異世界のベルカってとこで、りんかーこあってやつを集めたらすごいことなるらしいんよ」
静夜「それで?」
はやて「闇の書は主となった人の元に現れるらしいんよ、その主が私」
静夜「へ~」
はやて「驚かへんの?」
静夜「世界最強の吸血鬼ですから」
はやて「せやったね、そんでシグナム達は主を守る騎士やねんて」
静夜「つまりはやての味方?」
はやて「そやね、そんでほんまやったらもうちょ い先に目覚めるはずやってんけどなんや強烈な魔法の力の干渉があって目覚めたんやって」
静夜「俺のせい?」
はやて「多分」
静夜「んで今だ睨らまれてるのはなぜ?」
はやて「吸血鬼やからちゃう?」
静夜「そんな理由で?」
そこで
シグナム「おい」
静夜「シグナムさんだよね?なに?」
シグナム「貴様何者だ」
静夜「咲月静夜、小学三年生、貴女の主の家族だよ」
はやて「せやで」
シグナム「しかし我が主・・・こいつからは危険な魔力を感じます。」
静夜「魔力?なにそれ」
はやて「魔法の力の源らしいよ~」
静夜「そうなんだ・・・んで俺が怪しいの?」
シグナム「そうだ・・・まさか書を狙うものか?だとしたら」
静夜「!!」
どこからともなく剣を出したシグナム
それを静夜の首筋に向ける、少し切れて血が出た
静夜「・・・で?」
シグナム「!?分からんのか?」
恐れのない静夜、驚くシグナム
静夜「いやだって・・・ねぇ?」
はやて「せやなぁ・・・死んでも死なんし」
静夜「もう傷治ってるし」
シグナム「なっ?」
静夜の首筋の傷は既に治っていた
軽く傷ついたにしても数秒で治ったのはおかしい
静夜「多分だけどその剣で斬られても俺死なないよ?痛いけど」
はやて「トラックに引かれても無事なくらいやし・・・痛いらしいけど」
シグナム「いったいどういうことだ?」
静夜「吸血鬼なんだ、第四真租っていうやつ・・・不老不死というわけで死にません」
シグナム「吸血鬼?まさか主の血を!?」
静夜「吸ってないよ」
シグナム「信じられないな」
静夜「そこばっかりは信じてもらうしか・・・」
しばらく沈黙・・・
シグナム「・・・まぁとにかく敵意はないようだな」
剣を下げたシグナム
静夜「だからないって言ってるじゃん」
シグナム「しかし・・・本当に吸血鬼なのか?」
静夜「そればっかりは信じてもらうしか・・・あっ血でも吸う?」
はやて「そんなんあかんで」
静夜「わっ分かってるよ、とにかくよろしくシグナムさん」
シグナム「あぁ」
静夜「後、ヴィータとシャマルさんとザフィーラさんもよろしく」
シャマル「えぇ」
ザフィーラ「よろしく頼む」
ヴィータ「・・・」
ヴィータには返事がもらえなかったのが少し残念に思いながらも自室へ足を運んだ。
静夜「今日が水曜だから日曜まで後4日か」
なんとなく自室のカレンダーに丸を書いた静夜・・・そこへ
シグナム「失礼するぞ」
静夜「シグナムさん、どうしたの?」
はやてが買ってきた服を着ていたのか白いブラウスにパンツスタイルのシグナム
ちなみにさっきまではボディラインがやたら目立つ黒いピッチリした服だったため少し興奮していたりしていなかったり
シグナム「先ほどの話の続きだ、本当に吸血鬼なのか?」
静夜「自覚はなかったりするんだけどね」
シグナム「吸血衝動は?」
静夜「あれ?知ってるの?・・・まぁ起きるけど耐えれるよ」
まだ鼻血が出る限りは耐えられるはず
シグナム「それはいずれ限界になる・・・という意味か?」
静夜「・・・分かんない」
シグナム「そうかならやはりこれが一番てっとり早い」
静夜「へっ?」
静夜に近づくシグナム
静夜「ちょっシグナムさん!?」
シグナム「吸え、別に気にするほどのことでもないからな」
白いブラウスがはだけてシグナムの鎖骨が見える。
そのせいでありえないサイズのシグナムのバストがチラリと見え・・・静夜を興奮させる
静夜「・・・吸ったら痛いよ?」
実際は違うのだが
シグナム「なんだ気にするな、ベルカの騎士をなめるなそれくらい平気だ」
静夜「(・・・なんだこれ)」
今までとはまた違った興奮
恐らく体に眠る眷獣が暴れている
『彼女を喰らえ』・・・と
視界は紅に変わり、喉を鳴らす。
静夜「(これはやばいかもしれん)」
なぜか鼻血は出ない・・・そうこれが・・・
静夜「(本物の吸血衝動)」
鼓動が高鳴る、鼻にはまた違う香りが漂う。
それはシグナムの血の匂いだ
極限に近い状態の静夜は今吸血鬼の力が高まっている。
静夜「シグナムさん・・・やめてくれ」
シグナム「その表情・・・やはり吸血鬼なんだな」
静夜「へ?」
シグナム「性的興奮で吸血衝動が高まる・・・それが吸血鬼なんだろう?」
静夜「なんで知ってるんだ?」
シグナム「さぁな・・・ただ」
シグナムは体勢を変えないまま続ける。
シグナム「お前は吸血衝動を押さえられないことが分かった」
静夜「今で結構ギリギリだからね」
シグナム「これ以上したらどうなる?」
静夜「理性・・・なくなるかも」
シグナム「辛いか?」
静夜「あぁ・・・なんかが暴れだしそうだ」
シグナム「では、吸え」
静夜「なっ!?」
シグナム「主にその欲求をぶつけられたら迷惑だ、ならば私の血を吸え」
静夜「はやてにぶつける気はない」
シグナム「性的興奮も押さえられないようではそれこそ信じられないな・・・私は主を守ることが使命だ」
それは主を守るという揺るぎない信念
今度は顔が近づいてくる
シグナム「そのためなら血くらいならくれてやる」
静夜「やめろ」
シグナム「ふっ・・・もう限界なんだろう?」
シグナムの胸が、吐息が当たる。
静夜「やめてくれ」
シグナム「早く吸って楽になればどうだ?」
その時・・・ブチッ!
静夜「・・・後悔すんなよ?」
理性が・・・切れた
シグナムは主であるはやてを守る為にこのようなことをしたんだろう、静夜の吸血衝動をはやてにぶつけたりしないために・・・
もしかしたらただの使命なのかもしれない、はたまた短時間とはいえはやてと結ばれた絆の深さの現れなのかもしれないが・・・
『得体のしれない者を主の近くに置いておく訳にはいかない』、という考えがあったシグナム・・・しかし静夜を家族と認めている主であるはやてがいて、静夜を傷つけるわけにはいかなくなった。
なので『主が傷つく恐れがあるのなら私が・・・』、という思いが生まれ行動したシグナム
安易に血を吸わない静夜への信用が足りなかったことにより生まれた思いは
静夜「お前のせいだからな」
第四真租を目覚めさせる。
もしもはやてがシグナム達に静夜のことを詳しく説明していたら起きなかったかも知れない出来事
だが時は戻らない
静夜は口を開く、牙が光る。
牙は柔らかなシグナムの肌を破き、鮮血が流れる
部屋には・・・
シグナム「うっ・・・あぁっ・・・」
喘ぐシグナムの声が響いた。
吸血行動はシグナムに快楽と恍惚を与えた。
その声にさらに興奮し静夜は吸血する。
初めての吸血・・・静夜にとってもシグナムにとっても快楽の海へと走らせた。
数分続いた後・・・
静夜「っ!大丈夫か!?」
シグナム「自分でやって置いてひどい言いようだな」
静夜「ごめん・・・」
犬歯の裏にはまだシグナムの血の味が残っていた。
血を吸ってしまったという現実が突き刺さる。
それはすなわち
静夜「(破っちゃったかはやてとすずかとの約束)」
限界がきたら二人を頼るという約束をあっさりと破ってしまった。
それは静夜の心をひどく傷つけた。
静夜「うっ・・・うぁ・・・」
シグナム「おい!どうした!?」
ポロポロと涙が溢れる。
破ってしまった、大事な家族と友人との約束を
やってはならないことをしたことと、二人への罪悪感
それは涙となり溢れる。
静夜「俺・・・最低だ」
そして訪れる自己嫌悪
眼を押さえても涙はとまらない
静夜「うっうぁぁぁぁ!!」
ただ泣き叫ぶしかない静夜に対してシグナムは
シグナム「すまなかった」
静夜を優しく抱き締めた
静夜「シグナムさん?」
シグナム「吸血させることはお前を傷つけることだったんだな・・・本当にすまなかった」
静夜「違うシグナムさんは悪くない・・・悪いのは俺なんだ」
欲求に負けてしまった自分を責める静夜
シグナム「しかしお前が涙を流す要因となったのは・・・私の行動だ。お前の気持ちを考えていなかった」
静夜「違う・・・違うんだ」
シグナム「だから今はこうさせてくれ・・・せめて胸くらいはかしてやれる」
静夜「ごめん・・・しばらく泣く」
シグナム「あぁ」
そのまましばらく涙を流した静夜だった。
はい、最初の人はシグナムでした。
本当にすみません。
理由としてはシグナムならあの眷獣を使えるようになれる・・・というストーリーの考えからです。
だから非難の感想だけはやめてください!!