ファイナルファンタジー クリスタルストーリー   作:MP

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前書きはね、まだ完全に消化されてる訳じゃないから、栄養があるんだ(意味不)


崩壊したブルメシア

ジタン達3人は雨が降る道中ヘイホー、メタッピー、たけやりへい等のモンスターを倒していきながら、やがてブルメシアの入口に居た、ここからでもブルメシアはかなり荒らされていることが解る

 

「酷いな…」

 

「ここを離れて5年…この地の夢を幾度見たことか、いや…この地の夢を見ぬ夜など無かった!懐かしい…」

 

「フライヤ…」

 

「私もあれから随分と変わった。そして今、私の竜騎士としての力が試される時が来たのじゃ!」

 

「俺も出来る限りのことはするぜ!」

 

「私もよ!」

 

「果たして、私にどれだけのことが出来るのか。今はそのような事を考えている時間は無い!」

 

3人は街の中に入った。

雨が降る中3人は襲いかかって来るノックヒップ、ウィッチレディ、くらやみハーピーを倒しながら街の奥に向かい走っている。

街は無残にもほとんどが崩壊していた

 

「こいつは酷いぜ…」

 

「王は大丈夫なのか!?」

 

走り続けていると、ゾーンとソーンが居た

 

「ゾーン!ソーン!またあなた達の仕業なの!?」

 

「あれはガーネット姫とその一味でおじゃる!」

 

「ホントにしつこいでごじゃる!黒魔道士兵!やるでごじゃる!」

 

2体の黒魔道士兵達が襲いかかって来たが、

ジタンとフライヤの攻撃によりアッサリ倒された

 

「ゾーンとソーンは?」

 

「逃げたみたいだな」

 

「それよりも王が!」

 

「解っている、生存者がいないか探そう」

 

3人は街の探索を始めた。

重傷のブルメシア兵を見つけたが、ベルを残して死亡してしまった。

もう1つは瓦礫に埋もれたブルメシア兵とその妻の2人を助けることが出来た結果に終わった

 

「よし、このプロテガベルを使って宮殿の扉を開けるぞ」

 

フライヤプロテガベルを鳴らし宮殿の扉を開いた。

3人は奥へと進んだ、そこで1人のブルメシア兵が居た

 

「ダン!?ダンではないか!」

 

「お前はフライヤじゃないか!」

 

「久しぶりじゃな、ダン」

 

「久しぶりってモンじゃねぇぞ!俺は家族が大事だからここを離れるからな!」

 

「解った、それと王はどうした?」

 

「陛下のことは家族のことで精一杯だったから解んねぇ、またあとでな!」

 

そう言ってダンはどこかに行った

 

「フライヤ、どうした?」

 

ジタンは何か思い詰めているフライヤに声をかける

 

「これまでの有様を見るとここから先へ進むのが恐ろしい…」

 

「それでも進なきゃ、私だってお母様がこんな事をしているなんて認めたくないけれど…それでも真相を知る為にここまで来たんだから…」

 

「ダガー…強いのじゃな…」

 

「フライヤ、止まっちゃっいけないんだ。先に進もう」

 

「ジタン…そうじゃな、ここで立ち止まっても何も始まらない、行くか」

 

そして3人は武器庫に入った

 

「何か使えそうな物は無いかのう…」

 

「ねえ、この槍とかどう?」

 

ダガーは壁にかけてある槍を手に取ってフライヤに渡す、

フライヤは素振りをして具合を確かめた

 

「よい槍じゃ、これは使える」

 

「よし、行こうぜ」

 

そして3人は宮殿の前に来たが、崩れていて中に入れなかった

 

「これじゃ入れないぜ、別の道を探すか?」

 

「それしかないわね」

 

「…誰かおる!」

 

フライヤはそう言った後、高く飛んだ

 

「フライヤ!どうした!?」

 

「中に誰かおる!」

 

「ちょっと待ってろ!ダガー、登るからおんぶさせてくれ」

 

「解ったわ」

 

ジタンはダガーをおんぶした

 

ムニュ

 

(む…胸の感触が背中に…)

 

「どうしたの?」

 

「なんでもないよ…行くぜ」

 

ジタンとダガーも登ってフライヤと合流し、宮殿の上にある通路に来た。

そこで宮殿に誰かが居るのが確認出来た

 

「あれは…お母様…」

 

そう、その誰かとはブラネだった

 

「それに片目が隠れた女と変態みたいな男も居るな」

 

「…あれはベアトリクス、『泣く子も黙る冷血女』や『100人斬りのベアトリクス』って呼ばれているアレクサンドリアの将軍よ」

 

「なんかヤバそうだな…」

 

「……あの男!」

 

フライヤは変態みたいな男…クジャを見てそう言った

 

「フライヤ、まさかあいつがそうなのか?」

 

「ああ、あいつが3年前に私に傷を負わせ、フラットレイ様が追っていった男じゃ、しかし何故あいつが…」

 

 

「素晴らしい雨じゃないか、まるで…そう!我々の勝利を祝福してくれるかのような…」

 

「クジャよ、黒魔道士軍団のおかげでブルメシアは既に征服したも同然じゃ。だが肝心のブルメシア王の姿が見えん」

 

「今ゾーンとソーンが探していますが見つからないのです。私も捜索に参加しに行きます」

 

「無駄なんじゃないかな?」

 

「え?」

 

「クジャよ、どういうことじゃ?」

 

「知ってるかい?ネズミってのは地震が起きると集団で引っ越しを始めるんだ。今度は砂のお家にお引っ越しさ、文字通り尻尾を巻いて逃げたのさ、王様も一緒にね」

 

「砂の家に引っ越し……まさかクレイラか!?」

 

「そ!正解!」

 

「クレイラですか…あの砂嵐さえ無ければ私の部隊でなんとかなるのですが…」

 

「クレイラに逃げ込まれたら手がつけられん。どうするべきか…」

 

「お任せくださいませ、陛下に御満足いただけるショーをこのクジャめがお届けします」

 

「クジャよ、何か考えがあるのか?ならば任せるとしよう」

 

「お任せくださいませ、ところで将軍にお願いがあるのだけど」

 

「何か?」

 

「兵士達をクレイラに集めておいてくれないかい?きっとドブネズミ達は必死の抵抗をするだろうから黒魔道士だけじゃ心許さないからね」

 

 

 

「あんなこと言ってやがるぜ」

 

「お母様……」

 

「おのれ…しかしあの男がアレクサンドリアに関わっていたとはな」

 

「……クレイラって何?」

 

「確か…幻とされた砂の都だっけ?」

 

「そうじゃ、我らブルメシアの民と同じ血が流れている者達が住む場所でもある」

 

「ブルメシアの民と同じ血…ってことは外見がネズミの亜人ってこと?」

 

「そうじゃ、100年ほど前に外界との接触を断っておる、クレイラに逃げ込んだのであればしばらくは安心じゃ」

 

「どんな場所なのかしら」

 

「噂では全ての民が争いを好まないそうじゃ」

 

「だから外界との接触を断ったのか」

 

「それと古来より魔力のある石があるとも聞いている、その絵を見たが。確かダガーの着けているペンダントに似ていたな」

 

「えっ!?」

 

「そういや天竜の爪も同じ形をしてたな…何か繋がりがあるのか?」

 

「解らん…」

 

「ジタン!フライヤ!」

 

「どうしたんだ?ダガー」

 

「あそこ!…」

 

ダガーが指指したその先には

 

「あれはブルメシアの兵士!まさか戦いを挑もうというのか!?」

 

「助けるぞ!」

 

「ええ!」

 

「解っておる!」

 

3人は宮殿に降りた

 

 

 

「お前達!これ以上ブルメシアを荒らさせはしないぞ!」

 

「ふっ、私をベアトリクスと知って挑むのですか?」

 

「ベアトリクスだって!?」

 

「その勇気は褒めてあげましょう、だが無駄なこと、このセイブザクイーンの錆にして…」

 

「そこまでだ!ベアトリクス!」

 

「何者です!?」

 

ジタン、ダガー、フライヤの3人がベアトリクスの前に立ち塞がった

 

「ここは我らに任せてお主は王をお守りするのじゃ!」

 

「フライヤさん!すみません!」

 

「貴女は!?…ガーネット様!!」

 

ベアトリクスはダガーの姿を見て目を見開いている

 

「ベアトリクス!どうかこれ以上は手を出さないで!!」

 

「ガーネット様…しかし…」

 

「おお!ガーネットや!今まで何処に行っておったのじゃ!?探しておったぞ!」

 

「お母様…」

 

「ベアトリクス将軍、クジャ、私はガーネットと話したいことがある、お前達は次の出撃に備え先に戻れ」

 

「…了解しました」

 

「では陛下、また後程」

 

ベアトリクスとクジャはその場から去った

 

「ガーネットや、お前が居なくなってからは母は眠れぬ夜を過ごしておったのじゃぞ、もっと近くで顏を見せておくれ!」

 

「ダガー、危険じゃ。やめたほうが良い」

 

「いや、ここはダガーに任せよう」

 

「ありがとう…ジタン」

 

ダガーはブラネの元に近づいた

 

「お母様、お聞きしたいことがあります」

 

「なんじゃ?言ってみよ」

 

「お母様はどうしてブルメシアを侵略したのですか?どうしてこんな酷いことをなさるのですか?…」

 

「それには答えられん、私だけの秘密と言う奴じゃ」

 

「お母様…お願いです!もうこんなことはやめてください!!」

 

「そうじゃな…そなたが持ち去ったその銀のペンダントを返してくれるのならやめてやってよいぞ」

 

「本当ですか?お母様」

 

「ああ、本当じゃとも」

 

「では…」

 

ダガーは首から銀のペンダントを外してブラネに渡した

 

「おお…銀のペンダントよ、遂に私の元へ…」

 

「お母様、これでもう侵略はやめ…」

 

「フン!!」

 

なんとブラネはダガーを殴り飛ばした

 

「きゃあああああ!!!!」

 

「「ダガー!!!」」

 

ジタンとフライヤはダガーの元に駆け付ける

 

「フハハハ!侵略はもうやめろだと?付け上がるでないわ小娘が!」

 

「ブラネ!ダガーは…ガーネットはお前の娘じゃろ!何故自分の娘を殴り飛ばしたりするのじゃ!?」

 

「笑わせるな!こんな無駄な手間を掛けさせた糞ガキなんぞ、銀のペンダントさえ取り戻せば用などないわ!」

 

「そんな……お母様……」

 

「……テメェ…ダガーはお前がまたあの頃の優しい母親に戻ってくれると…ずっと信じてたんだぞ…その気持ちを裏切って…しかも殴り飛ばすなんて……何様のつもりなんだよ!!!」

 

「そんな事私の知ったことか!……ん?」

 

ブラネはジタンの姿をまじまじと見つめている

 

「(ほう…まさかあのお方の探し物がこんな場所で見つかるとはな…)ふん、私は忙しい身だ。いつまでもお前達に構っている暇はないのでな。また会おう、小僧」

 

ブラネはそう言った後、その場から去って行った

 

「ジタン、ダガーと2人で話したい事があるじゃろう?私は先に街の入口に行く、お主達も後で来るようにな」

 

「ああ、すまないな…」

 

フライヤはそう言うとその場から出て行った

 

 

 

「セーラ…」

 

「……ライフ…私…」

 

「セーラ…泣きたい時は思いっきり泣いたほうが良いよ…俺の胸を貸すから…」

 

「ライフ…う…うう……うわああああああああ!!!!」

 

ダガーはジタンの胸の中で泣き崩れた

 

(ブラネ…絶対に許さねぇ!!テメェは必ず…俺の手で!!)

 

ジタンはブラネにこれ以上ない程の殺気を沸かせていた




作者のMPです。
今回はシリアス重視な内容なんじゃないかなって自分では思ってます
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