ファイナルファンタジー クリスタルストーリー   作:MP

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やめたくなりますよ~前書き~(TDKR)


コンデヤ・パタ  黒魔道士の村

ジタン達は人が住んでそうな場所を探していた。

その道中、まさにカエルですよって感じのモンスター、フロッガーと背中にキモい顏が着いたカエルのモンスター、じんめんガエルが襲って来たが

 

「フォおおおおおお!!カエルアルぅぅぅぅぅぅ!!」

 

ジタン達を襲って来た筈のモンスター達は逆にクイナに襲われ捕食されていた

 

「うわぁ…」

 

「エグいわね…」

 

「うん…」

 

「ふう、美味かったアルよ」

 

「そりゃ良かったな…」

 

「あ、あそこに建物があるわ」

 

ダガーが指差した先には建物らしいものが木の根らしき物の上に架かっていた

 

「行ってみるか」

 

4人は建物らしき場所に入った。そこには

 

「「ラリホ!」」

 

「な…なんだ!?」

 

「これって…ドワーフ!?」

 

そこに居たのはドワーフと呼ばれている種族だった、ドワーフは手先が器用で穴堀りや工作に巧みな種族のことだ

 

「「ラリホ!」」

 

「な…なんだよ…」

 

「ラリホ?」

 

クイナはなんとなくそう答えてみた、すると

 

「ラリホ!お前は通っても良いだド!」

 

「こう言うこと?」

 

「多分な…」

 

「じゃあ…」

 

「「「ラ…ラリホ…」」」

 

「ラリホ!通って良いだド!」

 

「簡単なんだね」

 

「言ってやるな…ビビ…とりあえず別行動をとるか」

 

ビビとクイナは何処かへ行って、ジタンとダガーは適当に歩き始めた

 

「しっかし何も無いな、なんだよここは?」

 

「あの、ドワーフに聞いてみましょう」

 

ジタンとダガーはドワーフに話しかけた

 

「なあ、ここはなんなんだ?」

 

「ここはコンデヤ・パタだホ、知らねぇってこたぁあんたらこの大陸のモンじゃないラリな」

 

「コンデヤ・パタ、それがこの地の名前か」

 

「とりあえず何かないかもうちょっと探してみましょう」

 

ジタンとダガーはアイテム屋に何か居るのに気付いた

 

「いつもええ売り物持ってきてくれてありがとうだド」

 

「……」

 

そこに居たのはなんと黒魔道士だった

 

「おい、お前…」

 

「!?」

 

その時、ビビもやって来た

 

「え!?」

 

黒魔道士は逃げるように去って行った

 

「待って!」

 

「おいビビ!」

 

「追いましょう!」

 

ジタンとダガーは黒魔道士を追ったビビを追うことにした。

ビビは黒魔道士を見失ったようだ

 

「まさかブラネの軍が…」

 

「お前達クロマ族と知り合いか?」

 

「「「クロマ族!?」」」

 

「そうだド、クロマ族達はよく南東の森から物をよく交換しにくるド」

 

「近くに住んでるってのか!?しかも族ってことは何人も?」

 

「そうだドも、南東の森は崖をぐる~っと回り道して東の方に行ってから入らねばならんド。確か『ふくろうの住む森のふくろうも住まぬほど奥深く』らしいド」

 

「どう言うことだ?」

 

「行ってみるしかないわね」

 

「みんな~、お待たせアル~」

 

「あ、クイナ」

 

そこにクイナが戻って来た、だがクイナの他にもう1人居た、それは

 

「「ロゼ!?」」

 

そう、クレイラに現れた尻尾と角が生えた少女、ロゼだったのだ

 

「お久しぶりです、ジタン様、ダガー様」

 

「ジタン、お姉ちゃん、この人2人の知り合いなの?」

 

「ええ、クレイラで私達を助けてくれた人なの」

 

「何アル?ロゼはジタンとダガーと顏見知りアルか?」

 

「ああ、それよりロゼ。お前なんでこんな場所に居るんだ?」

 

「少し調べ物をしにここへやって来たのです、その途中でクイナさんと会いまして」

 

「そうなのか。クイナ、これから南東の森に行くぞ」

 

「解ったアル。そうだ、ロゼもワタシ達と一緒に来るアルよ」

 

「えっ!?私もですか!?」

 

「それは良いな、俺は歓迎するぜ」

 

「私もよ、あなたはクレイラで私達を助けてくれた恩人だし、良かったら私達と一緒に来てくれない?」

 

「僕も賛成だよ、仲間は多い方が良いしね」

 

「…解りました、私も仲間に入れてください」

 

「決まりだな!じゃあ南東の森に向かうぞ」

 

ロゼを加えた一行は南東の森の入口まで来た、

森の方向からモーグリが飛んで来た

 

「なんだ?モーグリ?」

 

「あのモーグリ…見たことがない色をしてたアルね…ジュルリ!」

 

クイナはモーグリを追って行った為居なくなった

 

「ちょっと!?クイナさん!?」

 

ロゼはクイナの後を追って行ってしまい居なくなった

 

「おい!?ロゼ!クイナ!」

 

「行っちゃったね…」

 

「…とりあえず森の中に入りましょう」

 

3人は森に入った、入ってすぐそこの木に青い髪の女の子が引っ掛かっていた

 

「はあ…こんな場所に引っ掛かって…信じていたモグにも裏切られ…ここで寂しく死んでいくのだわ…モグめぇ~…死んだら絶対化けて出てやるんだから~!」

 

「なんだ?」

 

一行は女の子の元に寄った

 

「ああ…幻かしら?…角の無い人が見える…しかも尻尾まで生えてるし…へ?」

 

「「「……」」」

 

「きゃあああああ!!助けてええええ!!駄目よあたしを食べるなんて~!絶対に美味しくないわ~!」

 

「誰もそんな事考えてねぇよ…」

 

「とりあえず降ろしてあげましょう」

 

「そうだな。ビビ、ちょっとあの子の下に行って両腕を前に出してくれ」

 

「え?こう?」

 

ビビは言われた通りに女の子の下に行き両腕を前に出した

 

「よし、そのまま動くなよ…オラァ!!」

 

なんとジタンは女の子が引っ掛かっている木を思い切り蹴り飛ばした

 

「ええ!?…きゃあああああああ!!!」

 

ボフッ

 

ジタンが木を蹴り飛ばしたことにより女の子は落下したが、下にいたビビの両腕にお姫様抱っこの姿勢ですっぽりはまった

 

「大丈夫?」

 

「あ…ありがと…」

 

ビビは女の子を降ろした、女の子はビビに対してほんのりと顏を赤らめていた

 

「(あら?この子もしかしてビビに惚れたのかしら?)大丈夫?」

 

ダガーは女の子にそう言う

 

「…大丈夫」

 

「怪我はない?」

 

「大丈夫って言ったら大丈夫なの!それよりあんた!」

 

女の子はジタンにずかずかと近寄った

 

「なんだよ?」

 

「いきなり何すんのよ!?助けるにしてもやり方があるでしょ!?」

 

「良いじゃねぇか、結果的に助かったんだからよ」

 

「良くない!本当に失礼しちゃうわ!」

 

「別に良いじゃねぇか、あのまま何もしなかったらお前一生あのままだったぜ」

 

「何よ~!?しかもお前なんて!あたしにはエーコって言う立派な名前があるんだから~!それにレディーに名前を名乗る時は自分から名乗るのが礼儀でしょ!?」

 

「さっき自分から名乗ったじゃねぇか…」

 

「なんですって~!?だいたい何よ!?そのサルみたいな尻尾は!?このエテモンキー!」

 

「誰がエテモンキーだ!!それならお前にだって角が生えてるじゃねぇか!」

 

「これは誇りある一族の証なの!あんたの尻尾なんかと一緒にしないでよ!」

 

「んだと~!?この糞ガキ~!」

 

「2人共…そのへんでやめようよ…」

 

「…解った…」

 

女の子はビビが止めるとおとなしくなった

 

「ジタンも喧嘩している場合じゃないわよ」

 

「ダガー…そうだな…」

 

「ごめんなさいね、エーコ。私はダガー、こっちの彼はジタンよ」

 

「ふ~ん、で、貴方は?」

 

「僕?ビビだけど」

 

「ビビって言うのね、宜しくね!」

 

「うん、宜しく」

 

「その、エーコ。さっきは悪かった…」

 

「ううん、エーコの方も言い過ぎちゃった。でも次からはあんな真似しないでね」

 

「解った」

 

「そう言えばみんなあたしの角を見てもあんまり驚かないのね」

 

「まあ、それは色々あってね」

 

「そう言えばさっきのモーグリってエーコの友達?」

 

「うん、モグはあたしの友達よ、でもあたしを置いて自分だけ帰っちゃうなんて…なんて薄情な子かしら!?」

 

「まあまあ、俺達これからこの先に用事があってさ」

 

「ビビもこの先に行くの?」

 

「うん、そうだけど」

 

「じゃああたしも行く!良いでしょ?」

 

「えっ!?良いのかな?」

 

「俺は構わないぜ」

 

「私もよ。宜しくね、エーコ」

 

「うん!宜しく!」

 

エーコを加えた一行は森の謎を解き、枯れた森の前にさっきの黒魔道士が居た。

黒魔道士が手を上げると枯れた森が生い茂った森となって黒魔道士は中に入った

 

「行こう」

 

4人もその中に入った

 

 

 

黒魔道士の村。

そこには黒魔道士が沢山居た、そこにジタン達が来た

 

「!?」

 

「ひゃっ!?に…に…に…」

 

「人間だああああ!!」

 

黒魔道士達は一斉に逃げ出した

 

「待って!今の人達見たよね!?」

 

「あ、ああ…」

 

「喋ってたよね!?僕と同じような人達が居るんだよ!」

 

「ビビと同じ?確かに服は似てるけど、顏は全然似てない気がするんだけど…」

 

「僕…ちょっと行って来るね!」

 

「あっ!?ビビ!待ってよ~!」

 

ビビは何処かへ行ってしまい、エーコはその後を追って行った

 

「…俺達は村を見て回るか?」

 

「ええ、そうね」

 

 

 

ビビとエーコは村の外れの辺りまで来ていた。

そこには黒魔道士の288号と56号が居た

 

「あの…」

 

「わっ!?」

 

「彼が人間と一緒に来たって言う?もしかして君は…」

 

「どうしたの?ビビの顏をジロジロ見て…」

 

「いや、なんでもないよ。君も目覚めた仲間なんだね?」

 

「仲間?ビビが?」

 

「あ、ありがとう。あの…ここに居るみんなはいったい?…」

 

「みんな逃げて来たんだよ。アレクサンドリアや輸送船からね」

 

「こんな遠くまで?」

 

「そうだよ、人間達に見つからないように、海を渡ってこんな遠くまで、自分達だけで暮らせる場所を探して…」

 

「そうなんですか…あの、ここは?」

 

「えっと、ここはね…なんだっけ?」

 

「お墓だよ」

 

「あ、そうだったよ、ここはお墓だよ」

 

「お墓…じゃあもしかしてこの下には!?」

 

「そんな…どうして…」

 

「それは…」

 

「一緒に、一緒にね、僕36号くんとここまで逃げて来たんだ。みんなでここに村を作って、解らないことだらけだったけどみんなで暮らして…でもある日、36号くん動かなくなっちゃったんだ。ぴくりとも、何も、喋らなくなって…物知りの友達が言ったんだ、これが死ぬってことだって、死んだら土の中に隠れなきゃいけないって。36号くんはこの下に居るよ、どうして土の中に隠れなきゃいけないのかな?僕にはよく解んないけど。でもまた土から出て来て、一緒に遊ぼって言ってくれるんだよね?そしたらそこの池で体洗ってあげなきゃ」

 

「………」

 

ビビは56号の話を聞いてかなりショックを受けているようだ

 

「ビビ……ねえ、その36号って人はなんで死んじゃったの?何かの病気?それとも怪我?」

 

「…」

 

「ねえ!どうして!?なんとか言いなさいよ!!」

 

「それは…」

 

 

ジタンとダガーは一通り村を見て回ったようだ

 

「そろそろ宿で休むか」

 

「そうね」

 

ジタンとダガーは宿に入った、中にはビビとエーコが居た

 

「ビビ、どうした?」

 

「ジタン…なんでもないよ…」

 

「何かあったの?顏色が悪いけど…」

 

「……」

 

「ビビはね、ちょっと疲れちゃってるだけなのよ」

 

「う、うん…」

 

「そうか、じゃあ今日はもう寝るか」

 

4人は宿に止まった。

だがその夜、ビビとエーコは眠れずに宿を出た

 

「ねえ、エーコ」

 

「何?」

 

「さっきはありがとう、うまく誤魔化してくれて」

 

「ううん、気にしないで。ビビの為にやったことだもん」

 

「ありがとう、エーコ」

 

「エヘヘ…//」

 

ビビとエーコは昼に来た墓場に来ていた。

そこには288号が居た

 

「やあ、また来たんだね?」

 

「あの…聞きたいことがあって…」

 

「なんだい?」

 

「えっと…その…動かなくなっちゃった人は何人になったのか…」

 

「無理して僕らに合わせた言葉を選んでくれてるんだね?君は解っているようだ、生きるって言葉、そして死ぬって言葉、そう、『止まってしまった』んじゃなくて『死んでしまった』仲間達の事…」

 

「いや…その…」

 

「もう7人になるよ…止まってしまった仲間は…多分僕らには限られた時間しか与えられていない、初めて仲間が動かなくなった時に僕はもしかしたらと思ったんだ。どれぐらいか解らないけど、人間よりも早く止まってしまうんだ」

 

「そんな…」

 

「それって黒魔道士は人間よりも寿命が凄く短いって事?じゃあ同じ黒魔道士だって言うビビも…」

 

「いや、ビビくんは僕らとは違って人間の顏をしている、体の構造も、だからビビくんは人間と同じくらい生きられるよ」

 

「良かった…」

 

「ねえ、寿命の事は他の仲間には言ってないの?」

 

「言ってないよ…言ったら僕と同じ気持ちになる」

 

「同じ気持ち?」

 

「多分怖いって気持ち…止まってしまうのは嫌だって気持ち、逃げ出したいって思う…でもね、僕らはこの村に来て物を作ったり、みんなで過ごしたり…それが嬉しいんだ、何よりもね、そりゃ怖いけど…この村に仲間達と一緒に居られる時間が嬉しいんだ。君もそうじゃないのかい?彼らと旅をすることで生きるってことの意味が解りかけて来た、僕はここに居れて幸せなんだよ、ビビくんも自分の生きる意味を探しなよ」

 

「うん…ありがとう…行こう、エーコ」

 

「うん」

 

ビビとエーコはその場から離れた

 

「彼は大きくなるよ、レイド…シャーラ…君達の意思を受け継いでるから…彼らが僕らの希望となるんだろうな…」

 

 

 

 

翌朝

 

「本当!?」

 

「そうだよ、多分その辺りじゃないかな?」

 

「ありがとう!」

 

「何か解ったか、ダガー」

 

「ええ、どうやらこの大陸の北西で黒い竜…バルボロスを見かけたらしいの」

 

「北西か、確かそこはドワーフ達が出入りを制限してるって言う聖地の先じゃないか?」

 

「そういやクジャって奴、この大陸に何か秘密があるようなことを…確か霧を送る源がどうとか言ってたかな?」

 

「そこに行けば手がかりが…そうすればお母様も…」

 

「そうだな…」

 

「あれ?そういえばビビは?もしビビがここに残るって言ったら…」

 

「「待ってよぉ~!」」

 

ビビとエーコが来た

 

「ビビ?エーコ?」

 

「村のみんなに頼まれたんだ。もっと外を見て来て欲しい、それでまた色々教えて欲しいって」

 

「ビビが行くんだから当然あたしも一緒よ!」

 

「よし、決まりだな」

 

「じゃあ行きましょう。コンデヤ・パタへ、そしてその先の聖地へ!」

 

ジタン達はコンデヤ・パタに戻る事にした




作者のMPです。
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