ファイナルファンタジー クリスタルストーリー   作:MP

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前書きに挿れるZOY☆(DDD陛下)


クジャとバルボロス

一行はイーファの樹へ戻って来た

 

「まだ残ってるみたいだが…新しい霧は発生してないな」

 

「…霧をどうしたんだ?」

 

「あたし達で霧を作ってたモンスターを倒したのよ!霧の大陸ってとこも晴れるんだって!」

 

「嘘!?本当に!?」

 

「…霧を晴らしただと?(本当だとしたら、こいつらのどこにそんな力が…)」

 

その時、ダガーは何かの気配を感じて空を見あげた

 

「あの黒い竜…間違いない!ジタン!あれがバルボロスよ!」

 

「なんだって!?…それに上に乗ってんのは…クジャだ!」

 

 

「クジャよ、ボスパックンがやられたようだぞ」

 

バルボロスはクジャに語りかける

 

「それも僕もシナリオ通りさ」

 

「計画の為なら仲間を簡単に捨てるか、なかなかえげつない奴だ。我が言えた口ではないがな」

 

「ふふふ…さあバルボロス、イーファの幹を観劇の席としよう。あそこなら脇役の邪魔も入らないだろうからね」

 

「ふっ、計画通りにいくと良いな」

 

クジャとバルボロスはイーファの幹に降りた

 

「来やがったな…行こう!」

 

「ええ!」

 

一行はイーファの樹を登って行き、しばらく進み続けると、幹に行けそうな複雑な段差があった

 

「どうやって行くの?」

 

エーコはそう言った

 

「サラマンダー、ちょっと良いか?」

 

「なんだ?」

 

「この辺りガルガン草が生えているからガルガントが居ると思うんだ、1匹捕まえて来てくれないか?あんたなら出来るだろ」

 

「…そんな力を使うんだったら担いで行けばいいじゃないか、こんな風にな」

 

サラマンダーはビビとエーコを担いだ

 

「うわっ!?」

 

「ちょっと!?いきなり何すんの!?」

 

「黙ってな、舌噛むぜ」

 

サラマンダーはビビとエーコを担いだまま先に進んだ

 

「行動の早い奴だな」

 

「じゃあお先!」

 

ラニも先に進んだ

 

「ではお2人共、先に行ってますね」

 

「ええ」

 

ロゼも先に進んだ

 

「最後は俺達だな、しっかり掴まってくれ」

 

「うん」

 

ジタンはダガーをおんぶした

 

ムニュン

 

(うっ!?やっぱりこの感触には慣れないな…)

 

「ライフ?」

 

「何でもない…行くぜ」

 

ジタン達も先に進み仲間と合流して先に進んだ、しばらく進み続けるとクジャとバルボロスの居る場所までやって来た

 

「クジャ、脇役ではなさそうだがどうやら邪魔が来たようだぞ」

 

「ここまで来たのかい、なんて愚かな奴らなんだ」

 

「あなたがクジャですね?私はガーネット=ティル=アレクサンドロス。あなたに聞きたいことがあります。アレクサンドリア女王をたぶらかし、霧の大陸全土に戦争を…」

 

「…引き起こした影の存在はこの僕ではないか、と言いたいんだね」

 

「そうです、お母様をたぶらかしたのはあなたなのでしょう!?」

 

「とんでもない!あれは女王様自らやったことだよ。僕は手伝いをしたに過ぎないさ。黒魔道士を渡したりしてね」

 

「嘘よ!あの優しいお母様がそんなこと…自ら進んでやる訳がないわ!!あなたが惑わしたのよ!!」

 

「やれやれ…僕の言っていることは本当だと言うのに」

 

「それ程にあの小娘は母のことを信用していると言うことだろう、愚かなものよ」

 

「バルボロス!ダガーから聞いたぞ、お前は何年も前にグレイナルって奴に倒されてもう居ない筈の存在だ。そんなお前がなんでクジャと一緒に居やがんだ!?」

 

「グレイナルか…忌々しい名だ。我が何故クジャと一緒に居るだと?簡単に言えば我はクジャの手によって蘇り、力を貰い、グレイナルを完全に消してやった。クジャに着いているのは借りを返す為だ」

 

「なんだと!?」

 

「くふふ…さあ、君達をどうして…ん?」

 

その時、クジャの元にレッドローズに乗ったブラネが来た

 

「クジャよ!ここに居たか。探しておったぞ」

 

「お母様!!」

 

「これは女王陛下、わざわざこのような場所までご苦労様です。見る限り女王様お1人のようですが?」

 

「ああ、あのお方が1人でお前の元に行き、これを渡せと言ったものでな」

 

ブラネは宝石のガーネットをクジャに手渡した

 

「この宝石の中には最強の召喚獣、バハムートが眠っておる、どう使うかは好きにしろとあのお方はおっしゃっていたぞ」

 

「おお、このような素晴らしい物を。あなた様がおっしゃっるあのお方と言う者には感謝しなければいけませんね」

 

「そうじゃろうて、あのお方こそ偉大なお方だ。何故あのお方がこのような命令をしたのかはよく解らぬが…まあ深く考えないほうがあのお方の為じゃろうて」

 

「それと女王様、あなたの娘様が戦争を引き起こしたのはわたくしめがあなた様をたぶらかしたと言いがかりを言ってくるのですが…」

 

「そうか、クジャよ、お前はもう行くが良い。この小娘の相手は私が引き受けよう」

 

「解りました、では」

 

クジャとバルボロスはその場から去った

 

「ガーネットよ」

 

「お母様…」

 

「この戦争はクジャに言われたからやったことではない、戦争を起こしたのは、全てあのお方の命令でしたことだ」

 

「そんな…」

 

「ブラネ!そもそもお前の言うあのお方って誰なんだ!?」

 

「そんなこと教える訳がなかろう、あのお方はお前のことも欲していたぞ小僧。今からでも遅くはない、私と共に来い、そしてあのお方の元に行くのじゃ」

 

「……嫌だね、俺は何があろうとダガー、ガーネットを守るって決めたんだ。何を言われようが絶対にお前なんかに着いて行くもんかよ!!」

 

「ジタン…」

 

「そうか、む?そこに居るのは雇い入れた傭兵ではないか」

 

ブラネはサラマンダーとラニを見ながら言った

 

「本来ならこの場で処刑してやりたいところだが、生憎私は忙しい身でな、それより貴様」

 

ブラネはロゼにそう言った

 

「貴様のようなタイプの奴は見たことがないぞ、どこから来た奴じゃ?」

 

「…言う訳がないでしょう、ダガー様の母親面した悪魔に…」

 

「ロゼ!!」

 

「まだ私を信じてると言うのか?ガーネット、だとしたら貴様は本当に愚かな奴じゃな、まあ良い、私はこれで失礼する、さらばだ」

 

ブラネはその場から去った

 

「お母様!!…ジタン!」

 

「解ってる!」

 

ジタンはスラリンから貰った鈴を鳴らした、すると、チョコとチョコの頭の上に乗ったスラリンがやって来た

 

「久しぶり!呼んだ?ジタン」

 

「ああ!悪いが大至急トレノまで頼む!」

 

「解った!でもチョコは2人までしか乗せられないよ」

 

「私とジタンが乗るわ!」

 

ジタンとダガーはチョコに乗った

 

「ちょっと!?あたし達はどーすりゃ良いの!?」

 

ラニはジタンとダガーにそう言う

 

「なんとかして来てくれ!俺達はとにかく先に行く!」

 

ジタンとダガーを背中に乗せ、スラリンを頭に乗せたチョコはその場から飛び去った

 

「……なんで俺はあんな奴に…」

 

「ダンナ…同情するよ…」

 

「僕達どうしたら良いのかな?…」

 

「ここから少し離れた浜辺に私の船があります。それでアレクサンドリアまで向かいましょう」

 

「えっ!?ロゼって自分の船持ってるの!?」

 

「はい、皆さん。急ぎましょう」

 

ロゼ達は船がある浜辺まで向かうことにした

 

 

 

 

 

トレノ。

ジタンとダガーはトットの家にやって来ていた

 

「これはガーネット姫様、お久しぶりです」

 

「お久しぶりです、トット先生。早速で申し訳ないのですが…ガルガントを貸していただけますか?」

 

「ガルガントを?アレクサンドリアに向かうのですな、どうぞ」

 

「ありがとうございます!ジタン!行きましょう!」

 

「おう!」

 

 

 

ジタンとダガーはガルガントの乗り物に乗ってアレクサンドリアの地下通路を目指していた

 

「ライフ…私は、お母様を止めてあげたい!今度こそ!絶対に!!」

 

「セーラ…そうだな、俺も手伝うよ!」

 

「ありがとうライフ…」

 

ジタンとダガーはブラネの野望を阻止するべく、決意を固めた




作者のMPです。
永遠に離れないと誓った後書きをお忘れでGESか~!(ESKRGN閣下)
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