ジタン、ダガー、ラピスの3人はリンドブルム城の大公の間にやって来た。
大公の間にはみんな揃っていた
「おお、ようやく来たケロか」
「ああ、遅くなってすまないな…ておっさん。あんたなんでカエルになってんだ?」
「実はな、いい加減人間に戻らないといやになって来てな。そこでみんなに人間に戻る為の薬を作って貰ったケロが…どういう訳かご覧の通りカエルになってしまったケロ」
「カエルがすぐ側に居るのに食べられないなんて…残念アルよ…」
「あんたなんでカエルなんか食べてるのよ…おえぇ…」
「クイナか、久しぶりだな」
「それとみんなに話したいことがあるの、ロゼのことなんだけど…」
「ロゼがどうしたの?」
エーコはダガーにそう言う
「実はね、この子の本当の名前はラピスって言って。未来からやって来た私とライフの娘なの」
ダガーの言葉を聞いたジタンとダガーとラピス以外の全て者達はもの凄い驚いている
「ええええええ!!!??未来!?娘!?」
「なんと…未来では私に孫が出来ておったとは…」
「姫様とジタン殿の娘って…本当なのでありますか!!?」
「はい、私は滅びの運命を変える為に未来からやって来ました。この世界は放っておけばクジャによって滅ぼされてしまいます」
「そうケロ!クジャケロ!あいつ…どういう訳かヒルダガルデ1号に乗っていたケロ!」
「てことは、ヒルダ王妃はクジャに拉致されてるかもしれないってことか?」
「そうケロ!急いでヒルダを探しに行くケロ!」
「でもどうやって行くのじゃ?」
フライヤはシドにそう言った
「確かに…間に合わせで作ったヒルダガルデ2号はブリ虫の時に作った奴だからボロボロだし…霧もあまりないから飛空挺も出せないケロ…困ったケロな…」
「それなら私の船で行きましょう」
「なぬ?ラピスは自分の船を持っておるのか?」
ブラネがラピスにそう言った
「はい、しかし全員で行くのはここが襲われてしまう可能性があるので駄目ですね。ヒルダ様とクジャを探すメンバーはお父様に決めて貰いましょう」
「解った。ヒルダ王妃達を探すメンバーは俺、セーラ、ラピス、シド、ビビ、エーコ、フラットレイ、クイナ、サラマンダーの9人で行こうと思う」
「決まりですね。ではまず何処から行きますか?」
「僕、黒魔道士の村に行きたい。みんなが心配だから」
「解りました、まずはその村から行きましょう」
「フラットレイ様、お気をつけて」
「ああ、行ってくる」
「ダンナ、頑張ってね」
「…言われるまでもねぇ」
「姫様、どうかお気をつけて」
「ブラネ様は私達にお任せください」
「ガーネットや、無事に帰ってくるのじゃぞ」
「はい、行ってきます」
一行はラピスの船に乗り、黒魔道士の村にやって来た
「…やけに静かですね」
「ちょっとお墓まで行ってみようよ」
一行は墓にやって来た、そこには288号が居た
「君達か…」
「みんなは?」
「クジャについて行ったよ、残ってるのは僕とチョコボ小屋に居る2人だけだよ」
「どうしてあんな奴に!?」
「みんな知ってしまったんだよ、僕達に与えられた時が限られていることを。クジャはその命を延ばせるって言って…」
「だからってあんな奴の言うことを信じるなんて!あいつが何をしたか忘れたの!?僕達を物のように…」
「所詮僕達はそう言う物なのかもしれない…人間の言うことを聞く為だけに作られた物だから…」
「…クジャと一緒に何処へ?」
「…この大陸の東の砂漠に1つだけ流砂のない場所がある、その中にデザートエンプレスって言うクジャのアジトがあるんだ。多分クジャもみんなもそこに居ると思う」
「ありがとう、じゃあ早速行こう!」
「ちょっと待って。ビビくん、君に話しておきたいことがある」
「僕に?」
「うん、君は黒魔道士なのに何故人間みたいな顔や体をしているのか気になったことはない?」
「…時々考える時があるよ」
「それはねビビくん、君は黒魔道士と人間のハーフだからだよ」
その場に居るラピスと288号以外のメンバー達はかなり驚いている
「僕が…黒魔道士と人間のハーフ!?」
「そうだよビビくん、君のお父さんは僕達の中心になってみんなを導いてくれたレイドって言う黒魔道士なんだ。君のお母さんはレイドが1人で街に行っていた時に出会ったシャーラって言う人間の女性だよ。2人が結ばれて、2人の間に出来た子供が…ビビくん、君なんだよ」
「…お父さんとお母さんは今何処に?」
「レイドはこの村を作ったのと同時に止まったんだ…多分力の使いすぎが原因だったんだと思う。シャーラは元から病弱な人で、ビビくんを産んだあとすぐに止まったんだ…」
「そんな…」
「ビビ…」
「ラピスはどうして驚いてないの?」
「未来に居た時に知りましたから」
「そうか…」
「…みんな、デザートエンプレスに行こう。村のみんなの為にも…」
「ビビ…そうだね!あたしも頑張る!」
「よし、それじゃあ行くか」
「ビビくん、僕達も君みたいに強くなれるかな?」
「きっとなれるよ、人の心を持ってるから」
一行は村を出て砂漠の流砂の前までやって来た、一行はその先にデザートエンプレスがあることを信じて流砂に入った
作者のMPです。
何が後書きの王子だ!(ムシケラ)