ファイナルファンタジー クリスタルストーリー   作:MP

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悪役からのおつかいイベントがあるのはFF9くらいしかないんじゃないだろうか?自分はそう考えてます


クジャの企み

流砂に入った一行、そこはある一室に繋がっていたが、中にはジタンとシドしか居なかった

 

「ジタン、大丈夫ケロ?」

 

「シド…ここは?」

 

「解らないケロ、儂らはいったい?」

 

「目が覚めたかい?」

 

「!?クジャか!何処に居やがるんだ!?」

 

「そう遠くないよ」

 

「御託は要らねぇ!みんなは何処に居るんだ!?」

 

「おやおや、威勢よくなっちゃって。みんな同じような部屋に居るよ。こんな仕掛け付きだけどね」

 

突然部屋の中央が開いた。その下には熔岩が見えた

 

「そこから落ちたらひとたまりもないだろう?とりあえず僕のところに来てくれないかい?断ろうと思わないことだね。その気になればこの場に居ない他の仲間を一瞬で皆殺しにすることも出来るからね」

 

「…解った、案内しろ」

 

「部屋から出て、通路の交差している広場に来て黒魔道士の間に来るんだ」

 

ジタンは言われた通りに黒魔道士の間に立ち、黒魔道士の力でクジャの居る部屋までワープした

 

「ようこそ、素晴らしい僕の館へ」

 

「無駄話はいい!他のみんなは無事なんだろうな!?」

 

「安心したまえ、今のところは無事だよ。実は君にちょっとおつかいを頼みたくてね」

 

「おつかいだと?」

 

「ああ、忘れられた大陸のシアウェイズキャニオンの南にあるウイユヴェールって場所にグルグストーンって言う石があってね、君にはそれを持って来て欲しいんだよ。僕の弟のライフ」

 

「やっぱりお前は俺の兄貴だったんだな…まあそんなこと今はどうでもいい、でもそんな物自分で取りに行けばいいだろ」

 

「あそこは僕には不向きの場所でね、魔法が一切使えない場所なんだよ。だから君のようないかにも魔法が使えない馬鹿に頼もうって訳だよ」

 

「テメェ…」

 

「まあとりあえずは僕の言う通りグルグストーンを持って来ることだね、そうしないと人質がどうなるか知らないからね。まあ、君1人で行くのは流石にキツいだろう?だから人質の中から誰か3人連れて行くと良いだろう。連れて行く仲間は君が決めると良い」

 

「………ラピスにフラットレイ、それとセーラだ」

 

「オーケイ、じゃあその3人を連れて来てあげよう」

 

 

 

 

「ラピス、フラットレイ、セーラ、以上の者は部屋から出るんだ」

 

3人は部屋の扉が開いたので部屋から出た

 

「ラピス!フラットレイ!」

 

「お母様!」

 

「2人共無事だったか」

 

「次に広場に居る黒魔道士の間に立つんだ」

 

3人は黒魔道士の力でジタンとクジャが居る部屋にワープした

 

「セーラ!」

 

「ライフ!」

 

ジタンとダガーは無事に会えたことに喜び抱き合う

 

「再開を喜ぶのはあとにしたまえ、君達にはこれからウイユヴェールに向かって貰う。そこまでには僕の豪華な飛空挺で送ってあげるよ」

 

「…飛空挺はヒルダガルデ1号のことか?」

 

「ご名答!じゃあ早速行って貰うよ」

 

4人は先程の魔法陣に乗りワープした

 

 

 

「これがヒルダガルデ1号か」

 

「みんな、乗ろう」

 

「飛空挺の操縦士達も黒魔道士なのね…」

 

「…出発するよ」

 

飛空挺は出発した

 

 

 

 

「……」

 

「どうしたの?ラピス」

 

「…クジャは人質になった皆さんを生かしておくとは到底思えません。あんな奴が約束を守るだなんて、絶対にあり得ませんよ…」

 

「がたがたうるさいでおじゃる!」

 

「黙ってるでごじゃる!」

 

「なっ!?テメェら!キングレオの次はクジャの手下になったってのか!?」

 

「黙ってないと人質は知らんでおじゃる!」

 

「解ったら黙るでごじゃる!」

 

「……解った」

 

 

 

数時間後、飛空挺は着陸ポイントに着陸した

 

「早く行ってくるでおじゃる!」

 

「さっさと行ってくるでごじゃる!」

 

 

 

 

 

 

 

4人はウイユヴェールを目指して歩いていたが、時間は夜になった

 

「暗くなって来たな、今日はこの返で野宿にするか?」

 

「ああ、それが良いな。見張りは俺がやるからみんなは寝てくれ」

 

「いえ、見張りなら私がやります。夜更かしには慣れてますから」

 

「そう?じゃあお願いしても良い?」

 

「はい、お父様も寝てください」

 

「そうか?じゃあ…」

 

「女性1人に見張りをさせるというのは癪に障る。私も見張りをやろう」

 

「フラットレイさん…すみません」

 

ラピスとフラットレイが見張りをやり、ジタンとダガーは眠り出した

 

「お父様もお母様もよく眠っていらっしゃいますね」

 

「そうだな。ラピスよ、あまり聞くのはよくないかと思うが…未来では私とフライヤはどうなったのだ?」

 

「未来のフラットレイさんとフライヤさんは、ブルメシアを守る為にクジャと戦い…負けてしまって命を落としました…」

 

「そうか…ならばそうならない為にも絶対にクジャを倒さなければならないな」

 

「はい、クジャは絶対に倒さなければなりません。あいつが生きてる限り、世界に平和はないのです…」

 

「ラピス、私達は自分の出来ることを全力でやろう。それが私がフライヤにしてやれることで、君がジタンとダガーにしてやれることだと思うから…」

 

「フラットレイさん…そうですね、今度こそ、絶対に死なせません。お父様も、お母様も、他の皆さんも…」

 

ラピスとフラットレイはそれぞれの思いを胸に、夜が更けるまで見張りを続けていった




作者のMPです。
今更ですが、メンバー構成は原作とはちょっと違いスタイナーはラピス、フライヤはフラットレイにそれぞれ変わってます
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