ファイナルファンタジー クリスタルストーリー   作:MP

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前書きくん、今日は帰りなさい(生足博士並感)


ダリの村の秘密

氷の洞窟を後にした一行はダリの村を目指していた。

道中リカント、マンドリル、リリパット、パイソン等のモンスター達を倒し、一行はダリの村にやって来た

 

「わぁ~、風車だぁ~」

 

「ビビ、風車が気になるのか?」

 

「うん、僕風車が好きなんだ」

 

「そうか、よし。少しの間自由時間を取るか」

 

「ありがとうジタン、ちょっと行ってくるね」

 

「スタイナーもたまには1人の時間をすごしてみたら?出発の時間になったら呼ぶから」

 

「姫様はどうするのでありますか?」

 

「私はジタンと一緒に村を見て回るわ」

 

「では自分も一緒に…」

 

「さっき1人の時間をすごしてみたらって言ったでしょ?スタイナーもたまには羽根を伸ばすこと必要だと思うの」

 

「ですが…こんな奴に姫様をお任せする訳には…」

 

「ジタンは信用出来る人だって前にも言ったでしょ、私の事なら大丈夫よ」

 

「……そこまで言うのでしたら少し失礼します、ジタン、姫様によからぬ事をしたら斬り捨ててやるからそのつもりでいろ」

 

スタイナーはそう言うと何処かへ行った

 

「あのおっさん…そこまで俺の事を信用してないのかよ…」

 

「スタイナーにとってはライフが私を誘拐した一味の1人っていう風に解釈してると思うからじゃないかしら?でもスタイナーは頑固者だけど悪い人じゃないわよ」

 

「確かにそうだろうけどさ、まあ良いや。村を見回るんだよな?俺が案内するよ」

 

「ありがとう、ライフ」

 

ジタンとダガーは暫く村を見回ることにした

 

数分後

 

「ライフ、そう言えば私の誘拐を依頼した人ってどんな人なの?」

 

「セーラの良く知ってる人だよ、まあ俺がキッチリリンドブルムまで連れて行くから安心してよ、セーラ」

 

ジタンとダガーがそういった会話をしていると、

2人のところにビビがやって来た

 

「ビビ、もう風車は良いのか?」

 

「うん…」

 

「?何か考え事があるのか?」

 

「え…いや…その…」

 

「まさか好きな女の子が出来たとかか?」

 

「そんなんじゃないよ…もう少し村を見てくるね」

 

ビビは何処かへ行った

 

「ビビ…何か思いつめてる感じだったわね」

 

「ああ、だが無理矢理聞くのは野暮ってもんだ、それよりどうやって国境を越えるかが問題だな…」

 

少したつと、何処からか泣き声が聞こえてきた

 

「セーラ、なんか泣き声が聞こえないか?」

 

「そう言えば…」

 

シクシク…

 

「やっぱり聞こえるな、何処からだ?」

 

「あの風車小屋から聞こえてくるわ、行ってみましょう」

 

2人は風車小屋に入った。

床にはまさに地下に続いてますよって感じの蓋があった

 

「この下から聞こえるな」

 

「地下に降りてみましょう」

 

ダリの地下。

そこは何かの保存所のような場所だった

 

「まさか村の地下にこんな場所があるなんてな…」

 

「この樽…もしかして…」

 

「セーラ、その樽がどうかしたのか?」

 

「この樽らしき物を城の中で見たことがあるわ」

 

「じゃあここは城と何か関係があるかもしれないな、奥に進んでみよう」

 

2人は奥へと進んだ、奥には変な機械と箱があり、箱の中から先程聞いた泣き声がした

 

「その声…ビビか!?」

 

「ジタン!!」

 

「待ってろ!今開けてやる!」

 

ジタンは短剣を器用に使って箱を開けた。

閉じ込められていたビビは出ることが出来た

 

「何があったんだ?」

 

「あの後、風車を見てたら突然男の人達に連れてこられたんだ。『動くな!』って言われたから怖くて…」

 

「酷い…なんでこんなことを…」

 

「『なんで外に居たんだ?』とか『カーゴシップはまだ来てないぞ』とか聞かれたんだけど、なんのことか解らなくて黙ってたら『今日の分に入れとこう』って言われて…」

 

「なるほど、どうにも怪しいな…もう少し奥に進んでみるか」

 

3人は奥に進むと、さらに変な機械があった

 

「こいつは卵か、霧を取り込んで卵を作るっていったいなんなんだ?」

 

「それにチョコボを走らせてコンベアを動かしてるわ」

 

「奥に何があるんだ?」

 

そしてまた奥に進んだ、そこにはなんとビビに似た人形が大量に生産されて運ばれている光景があった

 

「うわ!?何これ!?僕に似てる!?」

 

「そんな…これを…お母様が…」

 

「なんなんだいったい……!?誰か来る!!」

 

「「!?」」

 

「ダガー!ビビ!そこの箱に入るぞ!」

 

「解ったわ!」

 

「僕はこっちの樽に入る!ジタンとお姉ちゃんはそっちの箱に!」

 

ビビは1人で樽に、ジタンとダガーは2人で1つの箱に入った

 

 

 

 

 

 

 

ダリの村の外れ。

そこにはスタイナーが居た

 

「あの山の老人が言うにはここにカーゴシップが来ると言っておったが…む?あれはカーゴシップ!」

 

「一体なんなんだろうな?この人形」

 

「別に良いじゃないか、こっちのほうが儲かるし」

 

2人の男が何か怪しい会話をしている

 

「ん?なんか凄い顏をした奴がこっちに来るぞ!?」

 

「まずい!逃げるぞ!」

 

2人は箱と樽を残して逃げた

 

「う~む…明らかに怪しい!こんな村からいったい何を運び出そうというのだ?」

 

その時、樽が動いた

 

「なんだ?何が入っているのだ?こうなれば…チェストー!!」

 

スタイナーは黒ひげ危機一髪の如く、剣を樽に突き刺した

 

「痛~い!!」

 

樽からビビが跳び出した。

やったね!……なんて言うてる場合か!

 

「ぬお!?ビビ殿!?」

 

「あれ?おじちゃん、ここは…そうだ!そっちの箱にジタンとお姉ちゃんが入ってるんだ!早く出してあげて!」

 

「なんと!?心得た!」

 

スタイナーは剣で蓋を開けた、中には抱き合った状態のジタンとダガーが居た

 

「ジタン~!!貴様ぁぁぁぁぁぁ!!!姫様に何をやっているのだぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

「待ってスタイナー!これは暗くて怖かったから私から抱きしめてってお願いしたの!だからやめて!!」

 

「なんですとう!?」

 

「まあ落ちついて聞いてくれよおっさん、実はな」

 

ジタンはこれまでの事をスタイナーに話した

 

「なんと…そんな事が…」

 

ビビはずっと黙り込んでしまっている、さっきの自分に似た人形の光景が余程ショックのようだ

 

「ジタン…」

 

「今はそっとしておこう…おっさん」

 

「なんだ?」

 

「このカーゴシップは何処に行くんだ?」

 

「それは……リ、リンドブルムである」

 

「それは丁度良いや。で、何処でその情報を?」

 

「あそこの山の老人から聞いたのである…む?」

 

「スタイナー、どうしたの?」

 

「何かがこちらへ来る!?」

 

 

 

 

 

 

アレクサンドリア城

 

 

「ゾーン、ソーン、現在の状況はどうなっておる?」

 

「黒のワルツは1号が倒されてしまったでごじゃる~」

 

「でもまだ2号と3号が居るから大丈夫でおじゃる~」

 

「そうか、お前達は引き続き任務にあたれ」

 

ブラネがゾーンとソーンに命令するとゾーンとソーンはその場から立ち去った

 

「失礼します、ブラネ女王陛下」

 

それとほぼ同時にやたらと露出の高い服を着た銀髪の男が入って来た

 

「おおクジャよ!黒魔道士兵達のほうはどうなっているのじゃ?」

 

「順調に生産されています」

 

「そうか、感謝するぞクジャよ、お前が支給してくれた黒魔道士兵達のお陰で戦力が大幅に上がったのだからな」

 

「お褒めの言葉、ありがとうございます」

 

「さて、クジャよ、出かける準備をせよ。ブルメシアを攻めに行くぞ」

 

「あのネズミ達の国ですか?それはよいお考えで、これもガーネット姫様を連れ戻す為の作戦ですかな?」

 

「あの小娘か、私が欲しているのは奴が持ち去った銀のペンダントだけ、それさえ取り戻せばあんな糞ガキなんぞに用は無いわ。

ブルメシアを攻め落とすのはあのお方の命令の元だ」

 

「なるほど、解りました。では新たな黒魔道士兵が届き次第すぐに出発致しましょう」

 

「うむ、期待しているぞ。クジャよ」

 

ブラネとクジャはかなり物騒な会話をしていた……




作者のMPです。
後書き坊、もう帰ろうよ(BRKN並感)
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