ファイナルファンタジー クリスタルストーリー   作:MP

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ヤメロ前書き!落ち着けえ~!(ピロロロロロロ)


リンドブルムと城下町デート

国境のゲートを越えた一行はリンドブルム城のドックに来ていた

 

「大きい城だな~」

 

「なんと大きなドック、ブラネ様のレッドローズもすっぽり入ってしまう大きさではないか」

 

レッドローズとはブラネの飛空挺のことである。

一行の前に兵士がやって来た

 

「またボロっちい船だな、お前達か?乗って来たのは」

 

「私はアレクサンドリア王国王女、ガーネット=ティル=アレクサンドロスです。シド大公様に会いに参りました」

 

「ははは!嘘をつくな!一国の姫君がこんなボロ船で来る訳がないだろう!」

 

「おい、俺が一緒だから本物に決まってるだろ」

 

「あなたはジタン様!ではその方は本当に…」

 

「ねえジタン、この兵士と知り合いなの?」

 

「まあそんなところ、とにかくこの娘は本物のガーネット姫だ、大公のところまで連れてってくれよ」

 

「ジタン様がそう仰るのでしたら…ですが念のため王女だと証明出来る物はありますか?」

 

「これを」

 

ダガーはそう言って銀のペンダントを差し出した

 

「これは…天竜の爪?」

 

「いえ、銀のペンダントです」

 

「何事ですか?」

 

そこに1人の老人が来た

 

「オルベルタ様!」

 

ダガーが言うにはこの老人はオルベルタと言うそうだ

 

「貴女は…ガーネット姫様?後の事は私が引き受ける、お主は下がってよい」

 

「はっ!」

 

兵士は何処かへ行った

 

「オルベルタ様、お久しぶりです」

 

「じいさん、ちゃんとガーネット姫を連れて来てやったぜ」

 

「お疲れ様ですジタン様」

 

「ジタン、オルベルタ様と知り合いなの?」

 

「まあな」

 

「さぁこちらへ、大公陛下がお待ちです」

 

「えっ?」

 

ダガーは何故来る事が解っていたのかと疑問に思っていた

 

「失礼しますがそちらのお2人は席を外して貰えますか?」

 

オルベルタはビビとスタイナーにそう言った

 

「え?なんで?」

 

「大公様のところには大公様が許可した者しか入れない場所なのである」

 

「そう言う事、そこの階段から町に出られるから暫く時間を潰して来てくれよ」

 

ビビとスタイナーは町に行くことになり、

ジタン、ダガー、オルベルタの3人は奥に進みリフトで上に向かった

 

「このリフトはリンドブルム城の3つの層を繋ぐ物です。霧の下にある最下層からはトロッコに乗り港と裏門へ出られます。今は霧の為危険なので封鎖しております。先程皆さんがカーゴシップを降りた場所が中層です。中層からはエアキャブで城下町へ出る事も出来ますぞ。そして一番上に大公の間と会議室のある最上層。最上層は大公陛下と私が居る層で一部の者か陛下の許可がなければ上がることは出来ません」

 

淡々と喋るオルベルタ先生。

そして3人は大公の間に着いた

 

「陛下、ガーネット姫様とジタン様が参られました」

 

「おじ様、お久し…?」

 

「どうかしたか?」

 

「ジタン、おじ様が何処にも居ないみたいだけど…」

 

「久しブリ~!」

 

そう言ったのはなんとブリ虫だった

 

「ブリ虫が喋ってる!?」

 

「ダガー、信じられないと思うけど…あれがシド大公だよ」

 

「ええ!?」

 

「まあ普通はそう反応しますよね…」

 

「うむ、如何にも儂がシド=ファーブルだブリ」

 

「何故おじ様はブリ虫に?」

 

「俺から話すよ、半年前に何者かが忍びこんでシドの寝込みを襲ったんだ、そのせいでシドはこんなになってヒルダ王妃を連れ去ったんだ」

 

「その通りブリ」

 

因みにヒルダとは、シドの妻のヒルダガルデの事である

 

「そんなことが…それよりおじ様、随分ジタンと親しいようですが…」

 

「それはブリな、ジタンは1年前にリンドブルムのピンチを救ってくれた英雄だからブリ、それとタンタラスにお主の誘拐を依頼したのはこの儂ブリ」

 

「ええ!?そうなのジタン!?」

 

「ああ、本当さ」

 

「さて、オルベルタよ、お主は席を外してくれ」

 

「解りました」

 

オルベルタは大公間から出て行った

 

「では話すブリよ、ブラネがおかしくなったことに儂は気付き、お主を保護する事にしたブリ。だが一国の主である儂が直接関わったら戦争になってしまうブリ。だからタンタラスに誘拐と言う形でお主を保護するよう頼んだブリよ」

 

「そうだったんですか」

 

「ああ、儂とバクーは訳ありの関係でな、今回奴に一肌脱いで貰ったんだブリ。タンタラスにはジタンも居るから安心して任せられたブリ」

 

「で、ちゃんと依頼通りに俺が君をシドのおっさんの元まで連れて来たって訳さ」

 

「そう言う事ブリ」

 

「そうだったんですね」

 

「それとおっさん、ガーネットに本当の事を話してやれよ」

 

「……ああ、そうブリな…」

 

「本当の事って?」

 

「ああ、さっきはジタンが話してくれたが…実は半年前に霧を使わない新型飛空挺が専用ドックにあったんだブリ」

 

「まさかその飛空挺も何者かに?」

 

「いや、城下町に可愛い娘が居てな…」

 

「それとなんの関係が?」

 

「つまりシドのおっさんはその娘に鼻の下を伸ばしているところをヒルダ王妃に見つかってな、それを見て怒ったヒルダ王妃がおっさんを魔法でこの姿にして新型飛空挺を『ヒルダガルデ1号』と名付けそれに乗って出て行ったんだよ」

 

「……おじ様、浮気はあんまりですわ」

 

「ええい!儂だって反省してるブリよ!」

 

「そうだぜおっさん、あんなに美人でおっぱいがデカイ奥さんが居るのに浮気とか、マジでありえないぜ、俺だったら浮気なんてしないで一生大切にし続けるのにな~」

 

「む…」

 

ダガーはジタンの言葉を聞いて何やら嫉妬している様子

 

「う…うるさいブリ!!」

 

「ジタン!私だっておっぱい大きいわよ!それに私、美人なほうじゃないかなって自分でも思ってるんだけど、ジタンは私の事どう思う!?」

 

「はえ!?ちょっとダガー!?いきなりどうしたんだよ!?」

 

「ほほう、ジタンよ、お主そうとうガーネット姫に気に入られておるみたいブリな、いや~色男は辛いブリの~wwww」

 

「うるせ~!浮気野郎のブリ虫親父には言われたくねぇよ!」

 

「ウィヒヒwwそうだブリ!ジタンもガーネット姫を連れて城下町にデートに行ったらどうブリwwwなんならそのまま宿でパコパコやって……」

 

「オラァ!!」

 

「ブリぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

 

シドが言い終わる前にジタンはシドにドロップキックをかましシドは何処かへ飛び去ってしまった

 

「あんのエロジジイ…」

 

「ライフ、私、貴方になら…良いのよ?…」

 

「ちょっ…セーラも何真に受けてんだよ!?そんな事しないって!」

 

「む~…じゃあデートはしてくれる?」

 

「え!?まあ…それだったら…」

 

「やったぁ♡じゃあ行きましょ♪」

 

「はあ…じゃあ酒場に行こうぜ」

 

 

 

酒場

 

「親父!いつもの安いスープ2つな」

 

「誰だ!うちのスープにケチつける奴は!?…ってジタンじゃないか、安いスープ2つだな。それよりジタン、そっちの可愛い娘は彼女か?イケメンの英雄様は辛いよな~wwww」

 

「うるせぇ!」

 

「相変わらずうるさい奴じゃのう」

 

そう言ったのは赤い服を着たネズミの女性だ

 

「俺だって好きで騒いでいる訳じゃ……てフライヤじゃないか!」

 

ネズミの女性はフライヤと言う名前でどうやら知り合いの様子

 

「久しぶりじゃの、ジタン」

 

「知り合いなの?ジタン」

 

「ああ、こいつはフライヤ、3年前に旅してた時の仲間だよ」

 

「その通りじゃ、ところでその娘は?」

 

「ああ、この娘は…」

 

「ジタンの恋人のダガーですわ♪」

 

「なっ!?ダガー!?」

 

「ほうww女性に対してウブなお前に彼女が出来ておったとはのうwwwこりゃ傑作じゃwwww」

 

「うるせぇ!そんな事よりお前のほうはどうなんだよ?あいつは、フラットレイは見つかったのか?」

 

「…いや、フラットレイ様は今だに見つかっておらぬ…」

 

「そうか…」

 

「フラットレイって?」

 

「フライヤと同じ3年前の時の旅の仲間でフライヤの恋人のことだよ」

 

「そうなの…あの…フライヤさん」

 

「フライヤでよい」

 

「じゃあフライヤ、そのフラットレイさんは何故行方不明に?」

 

「ジタンと別れて少したった後に謎の男が現れてな、不覚にも私はその男に傷を負わされ、フラットレイ様はその男を追ってそのまま…」

 

「行方不明になったのか…」

 

「そうじゃ…ところでジタンは今回の狩猟祭には出るのか?」

 

「考えてるところだ」

 

「そうか」

 

「狩猟祭って?」

 

「この町全体にモンスターを放つんだ、モンスターを倒して一番ポイントを獲得した者が優勝って感じの祭りなんだよ」

 

「なんか凄いのね」

 

「ああ、そろそろ出るか。フライヤ、またあとでな」

 

「ああ」

 

 

 

広場

 

ジタンとダガーは売店でアイスクリームを買ってベンチに座って食べていた

 

「ねえライフ、こうしてると私達本当の恋人同士みたいね♪」

 

「でもセーラ、実際俺達は恋人じゃないだろ?」

 

「でもライフ、事故とはいえ私のお尻触ったでしょ?ちゃんと責任は取ってよね」

 

「う…でもそうするとスタイナーが怒らないか?」

 

「大丈夫よ、スタイナーには私からなんとか言っておくから。だから安心して恋人になれるわよ♪」

 

「……まあ考えとくよ…」

 

「それとライフ、貴方も狩猟祭に出場してよ、カッコいいところ見せて♪」

 

「う~ん…解った、出場するよ」

 

そう言った会話をしていると、

2人の元に男の子と女の子がやって来た

 

「あ、ジタンだ」

 

「ねぇジタン、お姫様の誘拐はうまくいった?」

 

「バンス!ルシェラ!ああ、バッチリだぜ」

 

男の子はバンス、女の子はルシェラと言うようだ

 

「凄~い!流石タンタラスだね」

 

「もしかしてその人かお姫様か?」

 

「ええ、私がガーネット姫よ」

 

「やっぱりか、綺麗な人だな~」

 

「お姫様なんだから綺麗なのは当たり前でしょ、それよりバンス、向こうで遊ぼうよ」

 

「解ったよルシェラ、ジタン、またな!」

 

「おう、またな」

 

「元気な子達ね」

 

「ああ、この町は基本平和だからな」

 

「それじゃあライフ、狩猟祭のエントリーに行きましょう」

 

「ああ、そうだな」

 

ジタンとダガーはその場から離れることにした




作者のMPです。
デート回って戦闘シーン書くのと同じくらい難しいっすね…
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