東方狐流記   作:ももんがぴょん

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書き直しをした際にキャラを増やしたので、できたら16話を見直していただけると幸いです…


18話 不思議な違和感?

おはようございます!沙奈枝です!

私は今調理場で鮭を焼いています

2人分作るのが3人分になったのはなかなか慣れませんね…

そういえば昨日は諏訪子様と文夜さんがお祭りに行っていたみたいですね!

私も遊びたかったなー

 

洩矢神社は調理場の横に畳が敷き詰められた部屋があるのです。そこにはちゃぶ台がありご飯を食べたり3人でおしゃべりを楽しんだりしています!

 

私は鮭を焼き終えてお皿に乗っけてからちゃぶ台に置きました

 

「おはよー沙奈枝ー」

 

炊いたお米を茶碗に盛っていると諏訪子様が起きてきました

 

「おはようございます諏訪子様!」

 

「今日のご飯は…焼き鮭?」

 

「はい!」

 

「先につまんじゃダメ…?」

 

諏訪子様はちゃぶ台の前に座ると涎を垂らしながら焼き鮭を見ていました

たまに思うんですけど…諏訪子様って私が知らないうちに産んだ子供じゃ無いですよね…?

 

「ダメです!文夜さんが起きてくるまで我慢してください!」

 

私がちょっと強めに言うと諏訪子様は勢い良く立ち上がりました

 

「じゃあ起こしてくる!」

 

…予想通りでしたよ

 

「これじゃ神様なんかに見えませんよ…」

 

私はため息をしながらちゃぶ台の上に置いてある茶碗を見ました

 

「…あれ?」

 

私はふと気になった事がありました

 

「誰が最初に作ったのでしょうか?」

 

私はお茶碗を手に持ってジロジロ見ながら言いました

 

「私が小さい頃からあって…今までなんとも思いませんでしたけど…」

 

私はなんだか触れてはいけない物に触れてしまっている…そんな感じがします

 

「そういえば屋台って?このちゃぶ台は?今私が発している言葉は?」

 

私は周りをキョロキョロ見渡しました

…分からない物だらけ

 

「頭がパンクしちゃいそうです…」

 

まるで空の向こうには何があるのかを考えているような感覚です…

 

「おはよう沙奈枝ちゃん…」

 

私がよくわからない事を考えていると眠そうな文夜さんが畳の上に座りました

 

「おはようございます文夜さん!」

 

私は手にしていた茶碗をちゃぶ台に置いてから挨拶をしました

 

「茶碗なんか持ってどうしたの?」

 

文夜さんは私が置いた茶碗を見ながら言いました

 

「え?あーえーっと…一回落っことしてしまったので割れていないか確認していたのです!」

 

私はさっきまで考えていた事を忘れたかったのでとっさに嘘を付いちゃいました…

諏訪子様…悪い子な沙奈枝をお許しください…

 

「大丈夫?怪我してない?」

 

文夜さんは心配そうに私を見ていました

すごくお父さんみたいですね…

 

「大丈夫です!そういえば諏訪子様は?」

 

諏訪子様が起こしに行ったのに何故一緒にいないのでしょうか?

 

「私ならここだよ!」

 

突然諏訪子様の声がしました!

 

「ど、どこですか!?」

 

「ここだよ!」

 

私がキョロキョロ周りを見ていると文夜さんの背中からひょっこり顔を出しました

 

「…もしかしてずっと張り付いていたのですか?」

 

私は文夜さんの顔を見るとその顔は苦笑いを浮かべていました

 

「諏訪子様って本当に神様ですか?」

 

巫女の私がこんな事を言ってはダメな気がしますが…

 

「うー!私は神様だよ!」

 

諏訪子様は背中から離れると手をバタバタしながら私に訴えました

 

「いや…こんなに子供っぽいところを見てしまうと諏訪子様って実は私と文夜さんの子供なんじゃないかって思えますよ?」

 

私が冗談でそう言うとバタバタしていた諏訪子様が突然動きを止め私の事を睨んでいました

 

「さ、沙奈枝ちゃん?」

 

文夜さんはどうすれば良いのか分からないって感じでした

 

「沙奈枝?幾ら何でも言って良いことと悪いことがあるんだよ?」

 

お、怒っていらっしゃいます…こんなに怒っている諏訪子様は初めてです…

 

「誰が捨てられていた沙奈枝を育ててあげたと思っているの?」

 

「っ!」

 

私はそれを言われて何も言うことができませんでした

 

「諏訪子?一度落ち着こう?ね?」

 

「文夜はちょっと黙ってて」

 

「はい…」

 

止めてくれようとしてくれた文夜さんは諏訪子様に睨まれると黙ってしまった

 

「沙奈枝?今から沙奈枝の事を殺してあげても良いんだよ?」

 

そう言うと諏訪子様は私の頬に手を添えました

私は恐怖で身体を震わせることしかできませんでした

 

「諏訪子…もうやめなよ」

 

文夜さんは何処から出したのか大剣を諏訪子様に突きつけていました

 

「人に向けて放って良い殺気の量じゃないよ?」

 

文夜さんがそう言うと諏訪子様は私の頬から手を離し文夜さんの方を見ました

 

「…別に殺しはしないさ」

 

諏訪子様は私の方をまた向いてから言いました

 

「ただのお説教だよ」

 

諏訪子様はちゃぶ台の前に座ってお箸で焼き鮭を突き始めました

 

「だからと言って恐がらせちゃだめだよ諏訪子…」

 

文夜さんも剣を壁に立て掛けると同じく座りご飯を食べ始めました

 

「人を恐怖によって支配し、信仰を得るのが祟り神だよ文夜」

 

諏訪子様はそう言ってからご飯を食べる速度を早めました

 

…私も食べるとしましょう

こんなに会話も無くてつまらない朝ごはんは初めてでした

 

……

 

私はやってはいけない事をしてしまった…沙奈枝に神力を向けてしまった…

私は無言でご飯を食べながら先ほどしてしまった事を後悔していた

…なんで沙奈枝のトラウマを掘り起こすことを言っちゃったんだろう…

私は沙奈枝と文夜の子供なんだからあなたの想いは伝わらないって言われた風に思っちゃったから?

はぁ…私は沙奈枝の母親も神様も失格だよ…

私はご飯を食べ終わると何も言わずに部屋から出て神社の屋根に寝転がった

 

……

 

「はぁ…」

 

「沙奈枝ちゃん?」

 

私がため息をつくと文夜さんが声をかけてきました

 

「…なんでしょうか?」

 

「大丈夫?」

 

「大丈夫…ではないですね」

 

謝らなきゃいけないのに謝る事ができませんでしたし…

私は謝るという気持ちよりも怖いという感情の方が強かったのです

 

「謝りに行かなくて良いの?」

 

「文夜さんは当事者じゃ無いですから簡単にそんな事が言えるのですよ…」

 

やっちゃった…関係ない文夜さんに八つ当たりをしてしまいました…はぁ…

 

「…このままじゃ仲が悪くなっちゃうよ?」

 

文夜さんはとても悲しそうに言いました

 

「諏訪子は沙奈枝にとってお母さんみたいなものなんでしょ?」

 

「…はい」

 

多分お金も無くて苦しかった両親がこの神社に私を捨ててから諏訪子様が私を育ててくださいましたし…

 

「せっかく触れ合う事ができるのだから仲良くしなきゃ…」

 

なぜ文夜さんはこんなに悲しそうに言うのでしょうか…

 

「離れ離れになってからじゃ遅いんだよ?もしかしたら喧嘩した後にどっちかが死んじゃって謝る事もできなくなっちゃったりするかもしれないんだよ…?」

 

「っ!」

 

それはダメです!そんなの悲しすぎますよ!

あっ…もしかして文夜さんは一度このような事を体験した事があるのでしょうか…?

だから大切な人との関係を大切にしようと…

 

「…分かりました行ってきます」

 

私は諏訪子様を探す為に立ち上がりました

 

「食器は片付けておくからね?」

 

「…ありがとうございます」

 

私は部屋から飛び出した

私のこの行為は自分の為だけじゃ無くて…文夜さんの為でもあるのですから!

 

……

 

僕は三人分の食器を片付けていた

 

「僕の想いは伝わってくれたかな…」

 

本当に謝る事もできなくてもう二度と謝る事もできないなんて本当に辛いんだから…

 

「…永琳の声が本当に頭から離れないや」

 

僕は頭を書きながら片手で食器を洗い始めた

 

こんな思いをするのは僕だけで良いんだよ

 

……

 

私は屋根の上でずーっと空を見ていた

 

「…諏訪子様」

 

私が空を見ていると後ろから声がしたので振り返ると沙奈枝がいた

 

「本当に…申し訳ありませんでした」

 

沙奈枝は私に土下座をした

やめてよ…沙奈枝は何も悪くないんだから…

 

「顔をあげてよ沙奈枝…」

 

私がそう言うと沙奈枝は顔をあげたので私はそっと抱きしめた

 

「諏訪子様…?」

 

「沙奈枝は悪くないよ?勝手に怒り始めた私が悪いんだから」

 

私は沙奈枝の頭を優しく撫でた

 

「それに…沙奈枝の事を恐がらせちゃった上にトラウマを掘り起こすような事を言っちゃって…ごめんね沙奈枝…」

 

私が謝ると沙奈枝はあたふたし始めた

 

「わ、私の方が悪いのですから諏訪子様は謝らないでください!」

 

「良いや私が悪い!」

 

「いえいえ私が!」

 

「私!」

 

「私です!」

 

…これじゃ泥沼だよ

私がそんな事を考えると沙奈枝は突然笑い始めた

 

「どうしたんだい?」

 

「な、なんだかおかしくて…!」

 

沙奈枝が笑っていると私も無性に笑いたくなってきたよ!

 

「あはははは!」

 

「す、諏訪子様も笑っているじゃないですか!」

 

「さ、沙奈枝が悪いのよ!」

 

私達はいっぱい笑った

こんなやりとりができるって事は…仲直りできたって事かしら…

 

私と沙奈枝が文夜の元に戻ると文夜は嬉しそうに私達を出迎えてくれた

…なんか部屋がすごく綺麗になっているんだけど文夜は一体何をしていたの…

 

〜メリーの部屋〜

 

「ヤケモーニーンメリー!」

 

「んんwww」

 

「ぺゃっwww」

 

「…って何をやらせるのよ蓮子」

 

「いやー久しぶりにポケモンを起動したら私のパーティがヤーティになっていたのよー」

 

「あんなのただの火力厨じゃない」

 

「でもその火力が魅力なんじゃない!」

 

「後はネタが面白いって感じね」

 

「何だかんだ乗ってくれたわよねメリー」

 

「うるさい!」

 

「まあそんな事はどうでも良いのよ」

 

「なら何でしたのよ…」

 

「この洩矢神社の構造ってどうなっているの?」

 

「まず寝室以外はドアがないの」

 

「ドアって…障子でできた?」

 

「そうよ。だから調理場と居間は繋がっているのよ」

 

「ほうほう…そういえばトイレってあるのかしら?」

 

「この時代からちゃんとあって肥料に使われていたりしてたわね。後は文夜が作ったお風呂があって倉庫がたくさんあったり…みたいな感じね」

 

「ありがとね!それにしても…」

 

「どうしたの?」

 

「なんかおかしく感じる…」

 

「そうかしら?」

 

「…メリーがおかしく感じないのならきっと私の勘違いね」

 

「なんかポケモンがやりたくなってきたわね…」

 

「あっ今持ってるけどバトルする?」

 

「良い案ね。じゃあ私はガルーラゲンガー…」

 

「なによこのガチぱ!」

 




こんばんは!なんかよく分からないかもしれませんね今回は…分からない!と思ったら感想欄に分かるかボケ!とか書いちゃってください!
あと…これから受験勉強に集中する為に更新がさらに遅くなります…見ていただいている方には申し訳ありません…
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